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2016年5月 5日 (木)

VA「祝春一番」大阪服部緑地野外音楽堂<day-3>

大阪の朝、意味もなく6時半に起床。
予定では10時20分の新幹線で帰らなければならない。
ゴールデンウィーク最終日という事で、その時間しかチケットが取れなかったからね。
念のためチケット予約サイトを確認すると、午後の新幹線にも空きが出ている。
こいつはラッキー!と、14時半の新幹線に予約変更。これでゆっくり昼飯でも喰って帰れる。
しかし・・・なんとなく釈然としない。うーん、やっぱり今日も「祝春一番」を観に行きたい。
だって、もともとはその予定だったんだもの。明日出勤だからあきらめたのだけどさ。
ということで再度予約を19時50分発に変更。よーし、これであとは会場に向かうだけだ。
だけどやっぱり腹ごしらえもしたいということで、10時半にチェックアウトして「横綱」という店へ。
こんな時間から・・・だけど、けっこうお客さんが居るところがさすが大阪。
負けずにビールと串カツを満喫して、11時半過ぎには電車に乗って会場へと向かう。

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12時過ぎ、今日もまたやって来ました服部緑地野外音楽堂。
当日券をゲットして会場内へ。サブステージでは、小野一穂が演奏中。
楽しむ間もなく終わってしまったので感想はナシ。ここまで、平田達彦、ROBOW、小野一穂が演奏。
メインステージでは“小川美潮 4to3 Band”の演奏が始まる。今日もまたグッドタイミング♪
小川美潮は観たい観たいと思いつつ、なかなか東京では演ってくれないのでホントに嬉しい。
透き通った声が青空に吸い込まれていく様子が、なんだかこの世のものではないように思えた。
なんでも全曲新曲とのこと。途中でマリちゃんが加わって、ゴキゲンなハーモニーを聴かせる。
マリちゃんは白いコートにサングラスをかけて、すっごくカッコ良かった。

本日のひとつ目のクライマックスが終わり、サブステージではリトルキヨシが演奏。
お客さんをグイグイと引っ張っていくステージングが、なんだかとっても良かった。
次のメインステージは、“金子マリ presents 5th element will”。私はステージ前にかぶりつき。
まずはバンドだけでブルースを演奏。ギターは久しぶりに帰ってきた森園さん、嬉しい。
そして北さんとマリちゃんが登場して、「Compared To What」「On Your Mark」。大盛りあがりの客席。
マリちゃんは眩しそうに空を見上げながら、「A Change Is Gonna Come」を唄う。
空の向こうにいるはずのあの人やあの人に想いを馳せて・・・。これには思わずグッと来た。
最後に「風は吹かない」を演奏して、“金子マリ presents 5th element will”の演奏は終了。

ふたつ目のクライマックスが終了し、サブステージでは良元優作の演奏が始まる。
次のメインステージでのリーテソン含めて、私はステージサイドの日陰へ避難してクールダウン。
なんてったってものすごく暑い。炎天下の席でじっとしていたら、ホントに熱中症になってしまうわ。
そしていよいよ「祝春一番」のメインと言っても良い瞬間、メインステージに木村充揮が登場だ。
いつものようにお酒を呑みながら、ゆるーい感じで「天王寺」から演奏が始まる。
お客さんの野次にうまいこと応えながら、「おそうじオバチャン」「あたしの彼氏」「胸が痛い」。
大阪の野外で聴く木村さんの唄声、まさに天使のダミ声という感じで最高だ。
それから有山じゅんじが加わり、「あなたも私もブルースが好き」「嫌んなった」「梅田からナンバまで」。
これは“木村くんと有山くん”だな。この二人の共演を観ることが出来たのはラッキー。
ここで木村さんは退場して、有山さん一人で「陽よ昇れ」「ムーンリバー」を演奏。
深くて濃いぃ~ブルースの世界、とってもイイものを見せてもらった。

続いての登場は、メインステージ“豊田勇造 WITH・YUZO・BAND”。
なんだけど、正直言ってあまり記憶にない・・・。
ほろ酔い加減と二日間の疲れとで、勿体ないことをしたかもしれない。
それからメインステージでは、小谷美紗子のパフォーマンス。
裸足でピアノを弾く姿が印象的。この二日間で一番異彩を放っていたと思う。
別の機会にもうちょっと聴いてみたいような気がした。好きなタイプ。
そして三日間に渡って行われてきた「祝春一番」の大トリ、“To Tell The Truth”のステージ。
関西フォークの重鎮・中川五郎のバンド、遅ればせながら今回初めて観る。
イメージ的にバンドというのが意外だけど、ステージ前はスタンディングで大盛りあがり。
中盤でシークレットゲストのPANTAが登場。仙人のようなPANTA、初めて観た。
「For a Life」という曲は普通に聴いていたけど、次に演奏された「西暦20xx年」、
これがもう~最高! PANTAらしさ爆発! というより“PANTA & HAL”を彷彿とさせる。
こいつは今回の大きな収穫のひとつだったかもしれない。それぐらいに良かった。
最後は本日の出演者や遊びに来ていた友部さんや伸ちゃんが加わって「風に吹かれ続けている」。
アンコールの「Sports for tomorrow」で、今年の「祝春一番」は18時30分ごろ終了。
個人的には初めて参加したけど、本当に来て良かったなぁ~と思った。

終演後、友達と電車に乗って、新大阪駅まで戻る。
19時50分ののぞみに乗るつもりだったので、どこかで一杯やっていこうと思ったのだけれど、
どの店も混んでいたので断念。予定を繰り上げて19時30分ののぞみで東京へと戻る。
またしても中央線が遅れているというので、品川乗り換えで帰宅。
まったく、中央線ってヤツは。。。

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