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2016年6月 3日 (金)

高中正義「LIVE」六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、高中正義のライブを観に行く。
高中のライブを観るのは2014年9月以来、前回もBillboard LIVE TOKYOだった。
こじんまりとしたスペースで高中のプレイが観られるなんて、なんとも贅沢なライブ。
是非また観たい~と思っていたのに、気づいた時にはメンバーズシートが売り切れになっていた。
しまった~!と思いつつ、それでもなんとか一般予約で自由席をゲットすることが出来た。
自由席で観るのは久しぶり、開場時間までに行かないとダメなのがちょっと面倒。
それでも20時45分開場なので、仕事終わりでもかなり時間に余裕がある。
だから近所の「蕎麦六本」という店で、軽く飲み喰いしてから会場へと向かう。
受付を済ませてしばらく待機。時間通りに開場して、整理番号24番で入場。
24番というのは「24組」ということなので、ステージ前は既に満席。
下手のステージ脇のテーブルに座る。ステージをほぼ横から観る形だけど、意外とよく見える。
ステージ中央に置かれたギターまわりの機材が、ものすごい存在感を放っている。

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予定より遅れて、21時35分ごろ開演。
Drums:宮崎まさひろ、Percussion:斉藤ノヴ、Bass:岡沢 章、Keyboards:小島良喜、
Keyboards&Sax:青柳 誠、Guitar:稲葉ナルヒ、お馴染みのメンバーがステージに登場。
そしてカラフルな衣装に身を包んだ高中がステージ中央にスタンバイ、演奏が始まる。
オープニングの「STARWARS SAMBA」に続いて、「MAMBO No.5 (DISCO DANGO)」。
「大勢で何回も多重録音したコーラスをひとりで再現するのに、3箇所だけ息が続かない」という理由で、
スクリーンに表示されるカウントダウンにあわせて「シャウト!」「Shake!」「GO!」とお客さんが叫ぶ。
音源に合わせて何度かリハーサルをするという念の入りようで、なんだかとっても楽しかった。
高中は「東京都民は怒ってますぞえ~」とシニカルな駄洒落を交えつつトーク。
おしゃべりが達者で唄えるスーパーギタリスト・・・そんな感じ。

今日の選曲は、私がこれまでに観た高中ライブの中でもベストと言えるセットリスト。
「憧れのセイシェル諸島」「ALONE」「SEXY DANCE」「Woodchopper's Ball」と、
メロディアスなバラードからハードなBoogieまで、まさに変幻自在の演奏。
高中は年季の入ったストラトとシルバーのゼマティス、トレードマークのブルーのSGを使用。
エフェクターやボコーダーを巧みに駆使して、まさに七色の音色を奏でる。
バンドの演奏ももちろんゴキゲン。私の席からは小島さんのキーボードがよく見えたので、
その指さばきをじっくりと堪能。ノヴさんのパーカッション、青柳さんのサックスも最高。
残念だったのは、岡沢さんのベースがキーボードに隠れて見えなかったこと。
まぁ、こればかりは仕方がないけれど、岡沢さんのプレイをもっと見たかったな。
そして「BLUE LAGOON」「TROPIC BIRD」と続いて、お客さんもスタンディングで大盛りあがり。
本編最後は「READY TO FLY」。いやぁ~もう言うことナシ、大満足のフィナーレ。

メンバーがそのままステージに残ったまま、アンコールへと突入。
一曲目は「Finger Dancin'」。この曲もまたカッコ良くて大好き。
そして「虹伝説」のナレーションが流れて、始まったのは「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」。
うわぁ~この曲をこんな真近で聴くことが出来るとは、あの頃の自分は思っていなかったな。
高中はスライドバーを駆使して美しいメロディーを奏で、バンドがそれを盛り立てていく。
エンディングでギターの弦が切れてヒヤッとしたけど、おかまいなしに弾く高中が印象的だった。
こうしてライブは22時55分ごろ終了。帰り際に握手した高中の手は、ふっくらと柔らかかった。

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