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2016年7月20日 (水)

石橋 凌「SOULFUL CARNIVAL」赤坂BLITZ

今日は赤坂BLITZへ、石橋 凌「SOULFUL CARNIVAL」を観に行く。
CHABOの言葉じゃないけど、好きなミュージシャンがこのところ立て続けに還暦を迎えている。
そういう時期なんだな・・・感慨深いものがある。もちろん、自分もそれだけ年齢を重ねてきたわけだが。
今夜は17時30分開場・18時30分開演。整理番号は356番とあまり良くないので、ひとまず家に帰る。
ちゃっちゃと着替えて、再び千代田線で赤坂へ。会場前で鮎川さんと柴山さんに遭遇。
18時20分ごろ会場入り。フロアはかなり埋まっていたけど、ステージ下手の五列目あたりに落ち着く。
ステージに掲げられたスクリーンにはヒストリー映像が流れていたけど、ほとんど観ることが出来なかった。

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予定通り18時30分ちょうどに開演。
まずは司会のスマイリー原島がステージに登場して、場の雰囲気を盛り上げる。
Drums:池畑潤二、Bass:渡辺圭一、Guitar:藤井一彦、Keyboards:伊東ミキオ、Sax:梅津和時、
Violin:太田恵資、そしてVocal:石橋 凌がステージに呼び込まれて、ゴキゲンな演奏が始まる。
凌さんはあいかわらず飛び切りの笑顔。その顔を見ていると、なんだかホッと安心する。
演奏は「乾いた花」からスタート。Jazzyな雰囲気、梅津さんのサックスが今夜もむせび泣く。
「R&R AIR MAIL」で盛りあがり、「Heavy Days」で胸打たれ、いつも通りの熱い演奏。
いきなりクライマックスを迎えたようなキラーチューンの連発に心が躍る。

そしてここからは、ゲストが一人づつ加わっての演奏が繰り広げられる。
トップは“THEイナズマ戦隊”の上中丈弥。オリジナルナンバーと「ラ・ラの女」を凌さんとともに。
続いて“怒髪天”の増子直純が登場して「セイノワ」、さらに上田健司が加わって「空を突き破れ!」。
上田健司がアコースティックギターで唄声を披露したあと、凌さんの愛娘・優河がステージに登場。
なんでも親子初共演だそうで、交互にヴォーカルを取り合いながら「AFTER' 45」。
優河はシンガーとして活動しているらしく、アコースティックギターでオリジナルナンバーを演奏。
ここで第一部のシメという感じになり、これまでの出演者全員がステージに登場。
凌さんは「赤いちゃんちゃんこなんて絶対着るもんか!」と言いながら、
来ていたベストを裏返すと赤いベストに早変わり。赤いキャスケットまでかぶってお茶目な凌さん。
そしてみんな揃って「ダディーズ・シューズ」。いやぁ~ここまでで既に大満足。

ここでバンドが入れ替わり、Drums:池畑潤二、Bass:井上富雄、Guitar:花田裕之、
“THE ROOSTERS”マイナス1ということで“THREE ROOSTERS”の演奏だ。
「LEATHER BOOTS」をガツンと決めたあと、凌さんを加えて「BOYS & GIRLS」。
個人的にはこの曲が今夜のハイライト。花田が弾くイントロから凌さんの唄、たまらない演奏。
凌さんがこれまたレアな「Cacktail Tonight」を唄ったあと、ヴォーカルが中村獅童に交替。
“THE ROOSTERS”のナンバー「Fool For You」から、再び凌さんが加わっての「魂こがして」。
これがオリジナルアレンジのアップテンポ。久しぶりに聴いたけど、やっぱりこっちの方が好きだな。
続いての登場は“The Birthday”のチバユウスケ、「Be-Bop-A-Lula」からの「飲まずにいられない」。
チバは「シャロン」を唄って退場し、入れ替わりに浅井健一がステージに登場してオリジナルを二曲披露。

ここでバンドは再び凌さんBandに入れ替わり、土屋公平がステージに登場。
「スペードのクイーン」をBluesyに演奏したあと、凌さんとともに「ワイルド・ローティーン・ガール」。
これがなんとも言えない雰囲気を醸し出して、本日の名場面のひとつだと思う。
そしてステージにはいよいよCHABOが登場。テレキャスを駆使して「Dear my soulmate」を演奏。
凌さんのヴォーカルに合わせてギターに徹するCHABO。やっぱりこういうCHABOがカッコいい。
そしてもう一曲は「いい事ばかりはありゃしない」。ヴォーカルをワンコーラスづつ廻して唄う。
CHABOと入れ替わりに登場したのは鮎川 誠。それによって、フロアの空気がガラリと変わる。
鮎川は珍しくサンバーストのストラトを弾きながら「Virus Capsule」を演奏し、
“ブラックビューティ”黒のレスポールに持ち替えて「ホラフキイナズマ」を唄う。
そこへさらに柴山俊之が加わって「キングスネークブルース」。あいかわらず菊は強烈。
凌さんを交えて「ロックンロールの真最中」を演奏したあと、菊は「犯罪レベル」を唄う。
こうなってくると、今夜はいったい誰のライブなのか?わからなくなってきた。

そんな心配は束の間、本編最後は再び“本日の主役”凌さんの唄声を堪能。
恒例となっているエッグシェイカーの投げ入れから「形見のフォト」。
間奏でメンバー全員がステージを練り歩く演出は、見ているだけで楽しくなる。
百戦錬磨のバンドメンバーをバックに唄う凌さん、まさに安定した演奏。
「ヨロコビノウタを!」を演奏したあと、「Route66」で激しくロックンロール。
そして最後は「喝!」。60歳になっても凌さんは、腐った世の中に喝を入れ続けてくれるだろう。

大盛りあがりのうちにアンコールに突入。出演者全員がステージに登場。
お客さんもいっしょになって「Happy Birthday to RYO」を合唱。
イチゴが60個乗っているというバースデイケーキの蝋燭を吹き消す凌さん。
CHABOがお祝いのクラッカーを鳴らすという、貴重なシーンを目撃出来た。
そして全員で「Got My Mojo Workin'」をセッション。
一彦、ベンジー、鮎川、公平、チバ、チャボ、花田、七人のギタリスト。圧巻!
そして演奏は、「Do The Boogie」から「Lemon Tea」へと続いていく。
こうなると凌さんのイベントと言うより、「メンタイロックの祭典」といった感じ。
最後は「ヨロコビノウタを!」が流れる中、みんなで凌さんをお祝い。
こうして四時間近くに及ぶイベントは、22時25分ごろすべて終了。

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