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2016年8月 4日 (木)

ナイロン100℃「ヒトラー、最後の20000年 ~ほとんど、何もない~」下北沢 本多劇場

今日は下北沢 本多劇場へ芝居を観に行く。
ナイロン100℃の「ヒトラー、最後の20000年 ~ほとんど、何もない~」、
作・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演は古田新太、成海璃子、
賀来賢人、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西 惇。
発売と同時に完売してしまって諦めていたけれど、チケットぴあで当日引換券をなんとかゲット。
ほぼ定時ダッシュで下北沢駅へと向かい、劇場窓口でチケットを引き換える。
席はC列1番。「前方ですけど、見切れてしまいます」と言われたけど、まぁ仕方がないか。
開演までしばらくあたりをブラブラ。「GENERAL RECORD STORE」という新しいレコード屋が出来てた。
品揃えはかなり私好み。値段はちょっと高めだけど、適正価格と言えば適正価格だ。
開演時間が近づいて来たので、18時45分ごろ会場入り。
劇場の雰囲気はちょっとばかり独特で、なんとなくアウェイな気分。
席へ着くとなかなかの良席。ステージも全然見切れてないし、最高じゃん。

20160804_1819b

予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。
上演中の注意事項を話しているうちに、いつの間にか芝居が始まっている。
天国でヒトラーがユダヤ人にあてた反省文を書くというシーンから始まり、
その後は名探偵アラータ弁護士とその助手アルジャーノンが
時空をまたにかけた大活躍をするというストーリー。
もちろんそんな単純明快なわけはなく、アンネ・フランクが出てきたり、
ヒトラーをチャプリンだと言い切ってちょっとばかりディスってみたり、
スキャットマンジョンをみんなで踊ったり、全裸(もちらん肉襦袢)になってみたり、
役がどんどん入れ替わって、途中から誰が誰だかわからなくなったり。
そんな中、古田新太の存在感がピカイチ。出てきただけで圧倒される。
雨がざんざんと降りしきるシーンは、単純にスゴイなぁ~と感心することしきり。
いろいろなギャグに大笑いして、おもしろおかしいひとときだったのだけれど、
ストーリーや結論ははっきり言って「?」。まさに「ほとんど、何もない」。
古田新太が言っていた「おもしろくてもおもしろくなくても関係ない。ただ喋ればいいんだ!」
という言葉が、この芝居の本質を表しているような気がした。(上演時間:2時間20分)

終演後は「紅とん」で呑み。
けっこう混んでいたけれど、この店はなんとなく落ち着く。
23時ごろおひらきにして、シメは「珉亭」のラーチャン。
明らかに食べ過ぎの夜。。。

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