梅津和時 KIKI BAND「JAPAN tour 2016 "FIREWORKS"」新宿PIT INN<Day-2>
今日も新宿PIT INNへ、梅津和時 KIKI BAND「JAPAN tour 2016 "FIREWORKS"」を観に行く。
今日明日で行われている新宿2daysの二日目。今日はゲストミュージシャンが加わってのライブ。
“KIKI BAND”だけでも轟音なのに、さらに音がふたつ加わったらどうなるのだろう~楽しみ。
昨日よりちょっと早く18時過ぎに仕事を切り上げて、新宿三丁目駅へと向かう。
ところが都営新宿線が止まってしまい、非常に焦った・・・。だけどなんとか19時には到着。
しばらくあたりをブラブラしてから、19時20分過ぎに会場へ。昨日とまったく同じ動きなのが笑える。
予定通り19時30分に開場。整理番号7番で入場。ステージ下手の最前列をゲット。
昨日とはまったくの逆サイド。せっかくの2daysなのだから、いろいろと楽しまないと。
予定より遅れて、20時05分ごろ開演。
演奏は「COYOTE」からスタート。いきなりの鬼怒さんの超絶ギターに思わず悶絶。
鬼怒さんはバッサリと散髪しての登場! そんなところにもこだわりを感じる。
前半は“KIKI BAND”のメンバーのみでの演奏。今夜も新旧織り交ぜたセットリスト。
新曲の「天狗(あまつきつね)」が昨夜よりも良く感じた。演奏がこなれてきたということかな。
この曲はなんでも、6拍子~4拍子~5拍子~15拍子という構成だとか・・・ものすごく変態。
梅津さんは「全部数えられたら、何拍だったか教えてください」と呑気なことを言ってるけど。
早川さんはダブルノートを多用。それがまたピタリとキマってかっこいい。さすがベースGOD!
メンバー四人が好き勝手に、時にはがっぷり組んで、時にはバトルして・・・ もぉ~言葉がナイ。
轟音の中にフッと起こる一瞬の静寂。曲が終わったのかと、拍手しかけるお客さんもちらほら。
そんなところもスリリングで、まったく息をつく隙を与えないプレイ。
第一部は“KIKI BAND”、プラスViolin:壷井彰久、プラスKeyboards:清水一登、
第二部は“KIKI BAND”、プラス壷井さん&清水さんという構成。
時間的には第一部が約50分、20分の休憩をはさんで第二部が70分、そしてアンコール。
ただでさえ轟音なところを、壷井さんと清水さんが参加して轟音に拍車がかかる。
壷井さんは大きな身体と裏腹に、とっても繊細な音を出す。だけど時には激しく旋律を奏でる。
清水さんはグランドピアノとその上に置いたキーボードと相互を行き来する超絶プレイ。
それにしても、やはりこちら側に座って正解だった。昨日と違うアングルで観ると、また違う発見がある。
フルートを吹く梅津さんの口元とか、思わずガン見してしまった。うーん、なるほどねって感じ。
梅津さんは今夜も客席へ乱入したけど、第二部の一曲目でいきなり、しかも前日より奥へ入っていった。
そんなところにも、梅津さんの本気を感じた・・・なんて言うとオーバーかな?
今夜の梅津さんのベストMCは、第二部でランニング姿になったジョーさんを見て、
「“たま”の石川さんがいるのかと思った。私のフェイバリット・ドラマー」と言ったこと。
梅津さんのトークは、あれこれと洒落が効いていておもしろい。
どの曲も超絶、変態、変拍子、轟音でとっても良かったけれど、
第二部のラスト「SOU-SHUN」からの「FROZEN AUGUST」にはやられた。
ギター、サックス、バイオリン、それぞれの旋律が響き合って、美し過ぎて鳥肌が立った。
“King Crimson”を彷彿とさせる組曲・・・ とにかくもうスゴイとしか言いようが無い。
こうして“KIKI BAND”の2016年来日ツアーは、22時30分過ぎにすべて終了。
演奏終了後、鬼怒さんに「お疲れ様でした~!」と声を掛けられる。
昨夜ちょっと話したので、覚えていてくれたみたい。それにしても言うセリフが逆でしょ。
今夜はサインもらう人が、それなりに居て良かった。昨日は何故かオレひとりだったみたい。
持参したアルバムに四人のサインを入れて頂く。次回はニューアルバムにしてもらおう。
今夜もまた、せっかくなので呑んでいくことにする。
「かり屋」という店を見つけて入る。小さな店だけど、これがまた大正解!
料理は美味しいし、適当に放っておいてくれるし、文句のつけようが無い。
これからも御贔屓にしようと心に誓って、24時前にはおひらきにして帰宅。
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