有頂天「カフカ&ニーチェ到着前夜祭ワンマンライブ」新宿LOFT
今日は新宿LOFTへ、有頂天「カフカ&ニーチェ到着前夜祭ワンマンライブ」を観に行く。
“有頂天”のライブを観るのは、去年の7月以来だから実に一年ぶりになる。
前回は再結成記念ライブという感じだったけど、それから一年たった現在、
どんなライブになるのかと期待しながら新宿へ向かう。
今日は整理番号061番と微妙な番号だったので、開場時間ははずして18時40分ごろ会場入り。
フロアはほど良い感じに埋まっていたけど、ステージ上手の4列目ぐらいになんとか陣取る。
ステージ前は女子率が高いためか? この位置からでも問題なくステージが見渡せる。
予定より遅れて、19時10分ごろ開演。
YMOの「テクノポリス」が流れる中、メンバーがステージに登場。
Drums:ジン、Bass:クボ・ブリュ、Keyboards:シウ、Guitar:コウ、Vocal:ケラ、
この顔ぶれがステージに揃っているだけで、なんだかとっても嬉しくなる。
黒地に黄色のラインが入ったお揃いの衣装、ラインの入り方がちょっとづつ違うのがミソ。
演奏は「キーマニア」から始まり、「進化論」「七色シャックリ」とお馴染みの曲が続く。
その後も「ト・モ・グ・イ」「嘘つきマーキュリー」「B.C.」と続いて、早くも「心の旅」が演奏される。
これで終わってしまうのではないかと思うような盛りあがりの中、新曲を立て続けに披露。
お馴染みのナンバーと新曲とが、対等の関係で演奏されるのが現在の“有頂天”だ。
新曲のうち一曲はコウのヴォーカル。なかなかスリリングな曲調がイカす。
ケラはMCも絶好調。「曲が終わると照明が明るくなって、喋るのを待ってる」と言いながら、
48年ぶりに喘息が出たという話とか、「シン・ゴジラ」を観に行くべきか?という話とか、
9月に“ラフィン・ノーズ”と対バンするという話から“The Willard”に関する話とか。
「『GET THE GLORY』ならその場で出来る?」とケラが訊くと、
ジンとコウがイントロを演奏し始めて、思わずケラが唄い出すという場面も・・・。
「滅多に聴けない曲を演ろうか」という紹介で「十進法パレエド」。確かにこの曲はレア。
それから「べにくじら」「シュルシュルシュール」「ホワイトソング」「ピノキヲ」と、
キラーチューンの連続。気分はすっかりあの頃にタイムスリップ。
そして最後は「猫が歌う希望の歌」から、「愛のまるやけ」で壮大なフィナーレを迎える。
アンコールに突入して、ケラ以外のメンバーはアーティストTシャツに着替えて登場。
ここでまた新曲を披露。後で聞いた話だけど、この曲の仮タイトルが「さよならSMAP」。
このライブの翌日に“SMAP”の解散発表があったのは、なんとも奇妙な話である。
続いて「千の病を持つ男」を演奏して、「ダダダダッ!」と盛りあがって終了。
これで終わりかと思いきや、まさかのダブルアンコールに突入。
最初にジンがステージに登場して、ひとりひとりメンバーを呼び込みながら紹介する。
そして始まったのは「Because」。この曲はなんとも“有頂天”っぽくて好きだな。
「心臓が止まることなければ大丈夫~♪」という歌詞に、ちょっと不思議な優しさを感じた。
こうして21時10分ごろ、ライブはすべて終了。
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