ニューロティカ「アルタdeニューロティカ」新宿ステーションスクエア
今日は新宿ステーションスクエアへ、「アルタdeニューロティカ」を観に行く。
新宿東口駅前、新宿のド真ん中、新宿ALTA前の新宿ステーションスクエア。
ラフィン・ノーズがソノシートをバラまき、有頂天やウイラードが「好きよ!キャプテン」で唄った場所。
1980年代をROCKとともに生きた人にとっては、思い入れが深いROCKの聖地。
その聖地がそのうち使用出来なくなってしまうということで、今回ニューロティカが名乗りを挙げた。
クラウドファンディングで資金を調達して、どうにか開催にこぎつけた今日、
昨日までのぐづついた雨模様は嘘のようにおだやかな天気となった。
なんだかんだで、現地に到着したのは14時半ごろ。
ステージでは既にまちゃまちゃが前説を始めていて、あたりは人でイッパイ。
昔のようにステージ前のどこからでも自由に観られるわけではなく、
通行する人のための通路が確保されているので観るスペースが限られている。
そこは既に満員になっていたので、ステージ上手のちょっと離れたところから観ることにした。
ステージではまちゃまちゃに呼び込まれて、宮藤官九郎がトークを繰り広げている。
予定より少し早く、15時前には演奏が始まる。
いつものテーマ曲に乗って、まずはDrums:マボ、Bass:カタル、Guitar:ジェームスがステージに登場。
全員がそろいの囚人服のような衣装を着ている。そしてスイカ姿のあっちゃんが「スイカマン」を唄い出す。
新宿の空の下、スイカ姿の男が唄う姿は、なかなかにシュールでおもしろい。
「いったんコマーシャル!」と言い残して、あっちゃんはステージから一時離脱してピエロに変身。
そして「チョイスで会おうぜ」「嘘になっちまうぜ」を唄ったあと、あっちゃんがMC。
なんでも今日でニューロティカ、1,874回目のライブなのだそうだ。さすがに歴史を感じさせる。
新曲の「東京花火」は、いつもとはちょっと違った曲調。なんとなく切なくなるようなメロディー。
「ラフィン・ノーズがソノシートをバラまいて、出来の悪い後輩が30年後にやることが出来ました」という
あっちゃんのMCは思わずホロリとしてしまった。同じ時代を生きた者としては、ホントに感慨深いものがある。
「DRINKIN' BOYS」では年齢層別のコール&レスポンス、10代から50代まで満遍なく来てる。
「絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!」を唄いあげて、ひとまず演奏は終了。
集まったお金にメンバーがポケットマネーを加えて用意したという5羽の白い鳩、
あっちゃんの掛け声とともに新宿の青い空に向けて勢いよく飛び立って行った。
そして予定になかった「50の夜」を演奏して、「俺たちいつでもロックバカ!」という掛け声とともに終了。
40分という短い時間だったけれども、とっても素敵なひとときであった。
終了後、CDの無料配布があったのだけれども、あまりに人が多過ぎてちょっとしたパニック。
1000枚限定ということで、けっきょくもらうことは出来なかった。
あの場にはいったい何人の人がいて、何人がニューロティカのファンだったのだろうか?
な~んてことを考えつつ、その場をあとにした。
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