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2016年9月 3日 (土)

VA「村田語生誕50周年記念~スイカマンVSベースマン~」新宿LOFT

今日は新宿LOFTへ、「村田語生誕50周年記念~スイカマンVSベースマン~」を観に行く。
“ニューロティカ”のベーシスト:カタルが50歳を迎えることを祝して、
カタルがこれまで在籍した6バンドで演奏するという企画。
私がカタルを知ったのは“THE LOODS”、久しぶりに復活するということでチケットを手にした。
整理番号5番という良番だったけど開場時間には行かずに、開演時間19時ギリギリに会場入り。
フロアはほど良い感じに埋まっていて、こいつはなかなかゴキゲンなライブになりそう。
ステージ前は女子率がかなり高い。これもまた、カタル人気の成せるワザ。
ステージを覆っている幕には過去のライブの映像が流れていて、お祝い気分を盛り立てている。

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予定通り19時に開演。まずはAZU(GELUGUGU)とのユニット“村田兄弟”からスタート。
“村田兄弟”はアコースティックギターデュオなので、カタルもギターを弾きながら唄う。
新年会とかの催し物だけに登場するユニットらしく、なかなか貴重な演奏を聴くことが出来た。
今日は時間厳守の進行ということで、MCのやり取りもそこそこに3曲を披露して15分ほどで終了。

かなりスムーズなセットチェンジをはさんで、19時20分過ぎから“spud”のステージ。
“spud”はDrums:seiya、Bass:カタル、Guitar:RYO、Vocal&Guitar:川上次郎という4人編成のバンド。
白ブチのサングラスに白い衣装で身を固めた4人、キッチュでポップなパンクROCKが炸裂する。
ヴォーカルの川上次郎は元“KUSU KUSU”。あの頃とはちょっとイメージが違うけど、唄は変わらずイイ。
打ち込みを使ったデジタルミュージックみたいなところもありつつ、熱くROCKしている感じが好きだな。
現在もライブ活動はしているようで、もう一度観てみたいと思わせる20分間の演奏だった。

続いて19時50分ごろから、“SILVER ROPES”の演奏が始まる。
“SILVER ROPES”はDrums:Tacky(RAMAR)、Bass:カタル、Guitar:ツカザキ(golden)、
Guitar:RYO、Vocal:TARSHI(Lonesome Dove Woodrows)という5人編成のバンド。
金髪やアフロヘアのかつらをかぶって、“GUNS N' ROSES”のナンバーをひたすらコピー。
カタルは「興味ないからやりたくない」と言いながらも、ノリノリでジャズベースを弾きまくる。
こういう感じはあまり観たことないので、なんとも楽しい25分間であった。

20時25分ごろからは、“HELLOWS”のステージ。
“HELLOWS”はDrums:大澤幸久(ナボ)、Bass:カタル、Vocal&Guitar:桜井厚というトリオ。
1990年代のバンドブームの頃に活動していたらしいけど、音は初めて聴くような気がする。
ビートの効いたROCKという感じで、あの時代の最先端といった感じのサウンド。
ドラムとベースは現在の“ニューロティカ”なわけで、なんとなく時の流れを感じてしまった。
そうは言いつつも演奏はとっても素晴らしくて、かなりグッときた25分間であった。

そして21時05分、いよいよお目当ての“THE LOODS”が登場。
Vocal&Guitar:西村茂樹、Guitar:鈴木浩司、Bass:カタルというオリジナルメンバーに、
Drums:梶原徹也がサポートで加わった2016年型の“THE LOODS”。
演奏は「LOUD MACHINE」からスタート。胸に「不屈」と書かれたTシャツを着て唄う西村さん。
やっぱり興奮するわぁ~。ステージ前はいつの間にか男が増えて、これまでとは雰囲気が違う。
お馴染みのナンバー「REVENGE」に続いて演奏されたのは新曲の「HOPE #2」。
「届け辺野古のうた!」と唄う歌詞が、ギリギリと胸に突き刺さってくる。
“THE LOODS”が演るのは5年ぶりらしいけど、現役感バリバリなところが嬉しい。
続いて「TERRORIST」「SPOT CHECK」。大好きな曲が聴けて、やっぱり今夜来て良かった。
西村さんは途中で“NEWEST MODEL”のTシャツに着替えて、新曲の「IN THIS NATION」を演奏。
Tシャツは何かのメッセージだったのだろうか? 曲は初期ナンバー「SEX APPEAL」の歌詞違いのようだ。
最後に「HEAVEN」を演奏して約25分のステージは終了。久々の“THE LOODS”、最高だった。

21時40分、いよいよ本日のメイン“ニューロティカ”のステージ。
Drums:ナボ、Bass:カタル、Guitar:JAMESの演奏をバックに、スイカ姿のあっちゃんが唄い出す。
それと同時にカタルのお面をかぶった出演者がステージ登場して、いきなりお祭り騒ぎ。
「FUCKIN' BIRTHDAY」「夏・スイカ・27才」にあわせて、フロアからクラッカーが大量発射される。
あっちゃんはいつものピエロ姿になり、「…to be HARLEM」など
キャッチーでハードなナンバーを繰り出していく。
ライブ中盤、「ニューロティカからのビッグサプライズ」ということでカタルがセンターでヴォーカルをとる。
そして最後は「馬鹿になったか~! ニューロティカ最高~!」とあっちゃんが叫んで終了。
アンコールは「チョイスで会おうぜ」。なんか理屈抜きに楽しくて、ホントにたまらないパンクROCK。
こうして明るく楽しいカタルのバースディパーティは、22時10分ごろ盛大に幕を閉じた。

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