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2016年9月17日 (土)

VA「なにわブルースフェスティバル」なんばHatch<Day-1>

今夜はなんばHatchで「なにわブルースフェスティバル」。
地下鉄千日前線でなんば駅まで行き、そのまま地下街を抜けて会場へ。
会場前で友達と合流して、16時50分ごろ会場入り。
今日の席は1階B列24番。友達に予約してもらったのだけれど、最高のポジション。
なんばHatchは初めて来たけど、フロアが広くて天井高くてステージ高くて、なかなか観やすい。

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予定より少し遅れて、17時05分ごろスタート。
まずはVocal&Guitar:有山じゅんじ、Bass:清水 興、Harp:KOTEZ、それにギターとバイオリンという編成で
「梅田からナンバまで」。ギターは浪速区長、バイオリンはデザイナーさんなのだそうだ。
そしてなんと二人とも楽器が弾けないそうで、弾くマネをしていたというのを後で聞いてビックリ!
男女の司会者が出てきて進行するという形、まずは浪速区長のご挨拶から始まる。
そのまま“有山じゅんじを昆虫採集♪”の演奏に突入。このバンドは初めて観る。
ドラム、ベース、ギター、キーボードをバックに、有山さんのシブいヴォーカル。
ドラムは“サウス・トゥ・サウス”の正木五郎。キックの重さがハンパなく強烈。
演奏は「I Can't Turn You Loose」など、ファンキーなリズムアンドブルース。ものすごくカッコいい。

出演者それぞれが3~4曲演奏してセットチェンジ・・・それの繰り返しという構成。
二番手は“四人トリオ”。なんという矛盾したバンド名、アコースティックHIP HOPというのもまた意外。
カホン、ベース、ギター、MCの四人編成だけどトリオ。うち二人は清水 興の息子なんだと。
演奏自体はカッコいいけど、HIP HOPはどうにも苦手。メガネでスライドギターとか、無茶な感じはマル。
ラストの「もう一杯行こう! とりあえずナマで!」のコール&レスポンスが妙に印象に残った。

三番手は“OSAKA ROOTS feat.いときん”。ドラム、ベース、ギター、キーボード、
サックスという編成のバンドをバックに、“ET-KING”のイトキンがヴォーカルをとる。
イトキンの唄はうまいと思うけど、何故だかいまひとつ感情移入出来なかった。
ギターはソロのときにヴォリュームMAXにして弾きまくる。これは誰のスタイルだったっけ?
サックスは普通っぽい感じの女性なんだけど、バリバリと吹いている姿がカッコ良かった。

四番手は“韻シスト+山岸竜之介”。“韻シスト”は、ドラム、ベース、ギター、ツインMC。
それに若干17歳の天才ギタリスト、山岸竜之介が加わっての演奏。
竜之介は初めて観たけど、バンドに合わせているのか今日はあまり弾きまくるところは見られず。
こちらも個人的に苦手なHIP HOP、だけど割と聴きやすいなぁ~と感じた。
最後は清水 興が加わっての「Crossroads」。これほど軽やかな「Crossroads」は初めて聴いた。

前半は若手、後半は重鎮ということで、ステージには内田勘太郎が登場。
高い木製の椅子に腰かけ、ボトルネックを駆使してシブいスライドギターを弾きまくる。
お客さんからの野次を軽く受け流し、ひたすらプレイに専念する勘太郎さん、カッコいいわ~。
石田長生に捧げると言って演奏した「A Change Is Gonna Come」、胸にグッときた。これぞBLUES!
そして「Crossroads」。語りかけるような勘太郎さんのヴォーカルと、うねるようなスライドギター。
図らずも“韻シスト”と選曲がかぶった形になるけど、やっぱりこっちのほうが断然好きだな。

続いて大西ユカリのステージ。ドラム、ベース、ギター、キーボード、3人のホーンセクション。
やっぱりホーンが入ると豪華に感じる。そんなバンドをバックに唄うユカリ姉さん。
「ソウルなステージと歌謡曲のステージがある」と本人も言っていたけど、今夜はどっぷり歌謡曲。
朱里エイコの「北国行きで」なんて、まるで自分の持ち歌のような感じで唄いこなしている。
それでももちろんJBばりのステップを披露して、まさにソウルスターという感じで大好き。
最後は「That Lucky Old the SUN」。これがまた心に染みたわけだ。。。

次にひょっこりという感じでステージに現れたのは木村充揮。さぁ~楽しむぞ。
ギターを弾きながら唄う天使のダミ声・・・「ザ・エン歌」がグッとくる。
木村さんはいつものようにお酒をあおりながら、煙草をプカプカとふかす。
マイペースの木村さんに、お客さんからは激しい野次が飛ぶ。そのやり取りがまた笑える。
だけど今夜は持ち時間が限られているのよ~ たのみますよ、木村さん・・・。
結局ちゃんと演奏したのは二曲だけで、最後に披露した新曲はなんだかよくわからなかった(笑)。

イベントはいよいよ終盤、ステージには“BEGIN”が登場。
“BEGIN”をナマで観るのは10年以上ぶりになるだろうか? あまり観る機会ないからな。
それにしても、「なにわブルースフェスティバル」のトリが“BEGIN”とはこれ如何に・・・?
だけど「涙そうそう」とか、DOCOMOの浦島太郎でお馴染み「海の声」とか、曲はやっぱりイイな。
「オジー自慢のオリオンビール」でカチャーシーとなり、お客さんも立ち上がって踊り出す。

そしてそこに正木さん、興さん、有山さん、勘太郎さん、木村さんが加わって憂歌団セッションが始まる。
「なにわブルース」なんだから、やっぱりこうでなくっちゃ。お客さんも今夜イチバンの大盛りあがり。
「嫌んなった」に続いて「スティーリン」、もう~最高にゴキゲンだぜぃ~!
勘太郎さんはステージ上手の一番端、木村さんはやや下手寄りの中央にセッティング、
どうせなら二人並んで演奏して欲しかったけど、この微妙な距離感が現状なのでしょうか?
さらに出演者全員がステージに出てきて、「おそうじオバチャン」「Sweet Home ナニワ」をセッション。
こうして4時間20分におよぶ「なにわブルースフェスティバル」の一日目は幕を閉じた。

終演後は8人で打ち上げ。道頓堀をブラブラと歩いて、「リズム&串カツ アガッタ!」へ。
この店は以前にも来たことあるけど、その名の通りゴキゲンなお店。
カウンターに8人横並びで、美味しい串カツを食べながらあれこれと話をする。
閉店時間の25時ごろまで呑んで、ブラブラと歩いてホテルへと戻る。
ちょっとだけ部屋で呑み直しているうちに、いつの間にか就寝。

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