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2016年10月 9日 (日)

麗蘭「愛があれば歳の差なんて」AKASAKA BLITZ

本日10月9日は、仲井戸"CHABO"麗市66回目の誕生日。
おめでとう~と言うか、ありがとう~と言うか、いろいろな想いで心がイッパイになる。
そんなわけで、今日は朝からワクワクソワソワ・・・どうにもこうにも落ち着かない。
そして夜は赤坂BLITZで、“麗蘭”の25周年記念ライブだ。
開演は18時だけれども、居ても立っても居られずに15時過ぎに家を出る。
15時40分ごろには現地へ到着。会場前ではグッズの先行販売が始まっている。
“麗蘭”ロゴマーク入りのバッグとTシャツをゲット。こいつはなかなかお洒落だ。
それからみんなが待つ「兄夫食堂」へ。顔馴染みのメンバーと前祝い。
だけどライブ前なので、ビールはひとまずガマン・・・ここはライブに集中せねばっ!
というわけでお水を飲みながら中華をつまみ、16時過ぎに店を出て会場へと向かう。

20161009_1758

会場前には既にたくさんのお客さん。知った顔もたくさん来ていて気持ちがアガる。
開演時間ギリギリの18時前に会場入り。1階H列15番というステージ真正面の神席。
ステージ後方の壁には番傘がディスプレイされ、ステージ下手には茶席が設けられている。
なんとも“麗蘭”にピッタリなステージセット、それを見ただけでもうドキドキが止まらない。

予定より少し遅れて、18時05分ごろ開演。
誰も居ないステージにインストの「Eden.」が流れ、CHABOのリーディングが流れる。
“麗蘭”のはじまりを綴った「ある日の雑記帳」。25周年を記念する今宵のライブのプロローグ。
そしていつものように「浪路はるかに」が流れる中、ステージ下手からメンバーが登場。
上手からJAH-RAH、公平、早川さん、CHABOという並び。四人ともバッチリ見える。
オープニングは「マニフェスト」。いきなり立ち上がりたくなったけど、ここはひとまずガマン。
続いて「バースデイ~♪」というフレーズが印象的なFunkチューン「BIRTHDAY SONG」。
CHABOは「新旧とりまぜて演るぜ!」と言って「ミッドナイト・ブギ」。CHABOのスライドギターが唸る。
「25周年を迎えて、みんなも25歳トシをとった。みんなでいっしょに祝おうぜ~」というMCをはさみ、
ライブ前半はファーストアルバムの曲を次から次へと演奏していく。
「待ちわびるサンセット」から「シャスターデイジィー」、これぞまさに“麗蘭”という感じの選曲。
CHABOは椅子に腰かけて「真夜中のカウボーイ」を唄ったあと、早川さんがコンビニで流れているのを
聴いたことから、“麗蘭”唯一の大ヒットナンバーになったという紹介で「マンボのボーイフレンド」。
私のポジションが良いからかもしれないけど、音がものすごくクリアに響いてゴキゲン。
ステージセットを照らし出す照明も、とっても効果的。唄のイメージをグッと広げてくれる。
至近距離で観る“麗蘭”もイイけど、これぐらい大きなステージで観る“麗蘭”も最高だ。

私が「CHABO~!」と声をかけると、「怒ったように言わないで・・・」とCHABO。
声が届くように頑張っているだけで、決して怒っているわけではありません。
公平が「ニューアルバムを作ることに対して、チャボさんがようやく首を縦に振ってくれた」と言うと、
CHABOは「公平はステージ上で『作りましょう』と言って、既成事実を作ろうとしてた」と返す。
というわけで、ライブ後半はニューアルバムからの選曲が中心。
公平が唄う「何はなくてもR&R」は、ゴキゲンなロックンロールナンバー。
「惜しくも旅立ってしまった人達に捧げるナンバー、B.B.King、J.J.Cale...
それはCDで聴いてくれ。イッヒッヒ~!」とCHABOは何故だか高笑いしてから、
「この曲はやるよ!」と言って、Johnny Winterに捧げる「Go Johnny Go」。
続いて「夜風」。ハイ・サウンドを意識したというこの曲、ビシビシ分厚いソウルナンバー。
いつもなら年末に一年を振り返って唄われる「今 Yes We Can」、この時期に聴くのはなんだか新鮮。
公平が唄う「太陽のシェリー」と続けて聴いていると、気分は本当に年末といった感じ。
次にどっぷりとへヴィーな「がらがら へび」。ブルースバンドとしての“麗蘭”を堪能。
そして「今夜R&Bを...」。偉大なるブルースマン、ソウルマンに捧げたナンバー。
ミラーボールが廻りはじめ、フロア両サイドの壁には三日月が照らし出される。
エンディングでCHABOは、清志郎の名前を呼び、富士夫の名前を呼び、
石やんの名前を呼び、シーナの名前を呼ぶ・・・。さまざまな想いが駆け巡り、思わず涙。。。
そんな想いを振り切る・・・いや、大切に心へ刻むかのように、公平が「ミュージック」を弾き始める。
そう、「救いの神様、それはミュージック」。この感覚だけは、何モノにも換えられない。
そのイントロを聴いた瞬間、思わず立ち上がっている自分が居た。

こうして本編は終了して、アンコールに突入。
ここでCHABOの誕生日祝いがあるのかと思いきや、Tシャツの宣伝のみで特にナシ。
今夜はあくまでも“麗蘭”25周年ということにこだわったライブということなのかもしれない。
そして始まったのは「Bluesイン回転木馬」。なるほど~そういうことなんですねぇ~と妙に納得。
続いて「ココナッツバター」でお客さんとコール&レスポンスしたあと、
「セカンドアルバムはどうした?と思ってるヤツいるだろ」とCHABOは言い「SOSが鳴ってる」。
ファーストアルバム、セカンドアルバム、ニューアルバム・・・どれもまさしく“麗蘭”の世界。
“麗蘭”25周年を祝うにふさわしい選曲。過去と現在、そして未来がつながってる。
お客さんから「もっとやれ!」と声がかかり、「てめぇこの野郎!」と切り返すCHABO。
さすが、言うべきときは言う。キラリと光るナイフを抜く瞬間を見られた気がするけど、
その横で「巻き舌でしたね~」と冷静に言い放つ公平が、またそれっぽくて良かった。
“THE DOORS”を思わせるイントロから始まったのは「紅 く・れ・な・い」。
真っ赤なライトがステージを彩り、CHABOの真摯な唄が空間を切り裂く。
そして「Get Back」。くわぁぁ~“麗蘭”はやっぱりこの曲がこないとダメだよね。
コブシを突き上げていっしょに「ウォウ~ウォウ!」唄って、もう~最高としか言いようが無い。
最後は「ミステリー」でメンバー紹介。ステージ下手の茶席には、ジャンベがスタンバイ。
公平、早川さん、JAH-RAH、CHABOの順番でソロを廻して行き、
続いてパーカッション:鈴木裕文のソロ・・・素晴らしい演奏がしっかりと聴こえたよ。
最後は「What A Wonderful World」が流れる中、ライブは21時05分過ぎに終了。

ライブ終了後は、赤坂の「中国茶房8」でファン仲間26名で打ち上げ。
時間と会場の制約がありつつも、とっても楽しく呑むことが出来た。
もうちょっといろいろな人と話をしたかったけど、限られた時間の中では難しいものだね。
23時にいったんおひらきにして、残ったメンバー9人ほどで呑みなおし。
けっきょく2時過ぎまで呑んで、それぞれタクシーに乗って帰宅。

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