おしまい
今日からまた仕事。
楽しい週末のあとには必ずこの仕打ち。
だけど今週は、木曜日が休みなのがせめてもの救い。
それはさておき、今日で10月もおしまい。
いやぁ~早いね。。。
ところが今日はこれで終わらない。
そのまま東京駅で小金井線に乗り込み、さいたま新都心駅へと向かう。
今日はさいたまスーパーアリーナへ、
浜田省吾「ON THE ROAD 2016 "Journey of a Songwriter" since 1976」を観に行く。
浜省のライブを観るのは今回が初めて。好きになったのは1980年前後だから、実に35年越しの実現。
チケット争奪が超激戦ということもあって、今回ようやく初めて参加することになった。
16時過ぎには現地に到着。しばらくあたりをブラブラしてから、16時40分過ぎに会場入り。
入口で座席指定券を発券。席は200レベル18列293番。ステージ下手寄りだけど、まずまずの位置。
ステージを覆っている幕には、旅に出る浜省の姿が映し出されている。
開演予定時間17時をちょっと廻ったころ開演。
ステージを覆っている幕にイメージ映像が映し出され、幕が取り除かれるとバンドの姿が。
ドラム、ベース、ピアノ、オルガン&シンセサイザー、ギター、ホーン×3、コーラス×2という編成のバンド、
そしてステージ中央には黒いサングラスをかけた浜省が立っている。
一曲目は「路地裏の少年」。この曲が聴けただけでも、もう大満足で思い残すことはナイ。
今年はデビュー40周年ということもあり、そこから先は新旧取り混ぜたセットリスト。
申し訳ないけど最近の曲はあまりよく知らないので、どうしても初期の曲に心踊らされる。
「ラストショー」に「終りなき疾走」、唄の合間にあの頃の自分がちらほらと顔を出す。
浜省とギターの町支さんが演じる寸劇(?)をはさんで、浜省は「風に吹かれて」を弾き語る。
そして始まったのは「Midnight Blue Train」。この曲もまた心に染みたぁ~。
これまた懐かしいキラーチューン「愛の世代の前に」を演奏したところで、第一部は18時10分ごろ終了。
15分ほどの休憩時間をはさんで、18時25分ごろ演奏が再開される。
グッと落ち着いた雰囲気でバラードのコーナー。大好きな「片想い」を聴くことが出来た。
「古い唄をずいぶんやったので新しい曲を」と浜省は言い、ここからはニューアルバムの曲が中心。
スケールの大きな曲、レゲエタッチの曲など、いろいろな表情のナンバーが披露される。
ビックリしたのは浜省がDJブースに入って、ノリノリのDISCOミュージックのような曲をプレイしたこと。
これはちょっと隔世の感あり・・・曲自体はとってもイイと思ったのだけれど、正直ついていけなかった。
お客さんの年齢層をリサーチするやり取り、最近よく見かけるけどトレンドなのかな?
うん、やっぱり「ON THE ROAD」でしょ。この曲は何回聴いたのだろう? すっかり身体に染みついてる。
そして最後は「J.BOY」。ニューアレンジなのか、若干の違和感を感じつつも燃えあがる。
ホントは「MONEY」のほうが聴きたかったけれど、ここはまぁ~仕方がない。
一回目のアンコールは、ニューアルバムから「アジアの風 青空 祈り」。
この曲は、part-1からpart-3までの組曲のようになっている。
そのまま続けて「誓い」を唄って、再びステージは暗転。
二回目のアンコールは、「こんな夜は I miss you.」「光と影の季節」「I am a father」。
スケールの大きさを感じさせる曲たち。これが現在進行形の浜省ということなのかな。
三回目のアンコール、「家路」を朗々と唄いあげてコンサートはフィナーレを迎える。
時間は20時30分、3時間15分におよぶパフォーマンス。大満足である。
7時過ぎに起床。テレビを観ながらウダウダして、10時40分ごろチェックアウト。
混雑する前にお昼にしようと思い、千日前の「千房」でお好み焼きを食べる。
コテコテのおたふくソースは、やっぱり大阪に限る。メチャメチャ旨いわぁ~。
12時にはおひらきにして、そのまま御堂筋線で新大阪駅へ。
12時50分発の新幹線に乗って、15時20分過ぎには東京へと帰ってきた。
11時23分発の新幹線に乗って、大阪へと向かう。
昨日名古屋から帰ったばかりだというのに、またしても西へと向かうROCK馬鹿。
14時前に新大阪駅に着いて、そのまま御堂筋線でなんばへ。
久しぶりの「づぼらや」で、昼間からてっさとてっちりを食べながらひれ酒を呑む。
正しいナニワの休日の過ごし方。窓の外に見える道頓堀川も浮足立っている。
16時ごろおひらきにして、今夜泊まる「アズガーデン日本橋」にチェックイン。
ホテルというよりマンションという感じの造り。というか、ウィークリーマンションなのか。
しばらく部屋で休んだあと、17時40分ごろ再び出かける。
日本橋駅から堺筋線と谷町線を乗り継いで、東梅田駅に着いたのは18時過ぎ。
まずはマルビルのタワレコに寄って、昨日のサイン会で遺していった“麗蘭”のサインを拝む。
「KING KONG」で時間調整してから、今夜のライブ会場 Billboard LIVE OSAKAへ。
セカンドステージなので19時30分開演。その30分前ぐらいに会場入り。
今夜の席は、メンバーズシート33B。CHABOの真正面、前から3番目のテーブル。
ここはもともとBLUE NOTEだったらしく、お店の造りはモロにそれという感じ。
予定通り、19時30分ちょうどに開演。
SE「浪路はるかに」が流れる中、ステージ上手の楽屋からメンバーがステージに登場。
今夜のステージはちょっと短いので、冒頭のCHABOのモノローグは無しか。
演奏は「マニフェスト」からスタート。やっぱり間近で観る“麗蘭”もサイコーだな。
いきなり立ち上がりたくなったけど、ここは大人っぽく座ったまま盛りあがる事にする。
「土曜の夜だ、楽しんでいってくれ~!」とCHABOは言って「ミッドナイト・ブギ」。
公平のカッティングとCHABOのスライドギターがいつもに増して絶妙で、もうたまりません。
続いて「シャスターデイジィー」。ツアーでは感じなかったけど、JAH-RAHのパーカッションがすごくイイ。
今夜は東京・新潟・名古屋と続いたツアーの内容を、グッと凝縮したようなセットリスト。
CHABOは椅子に腰かけて、ニューヨークのホームレス問題を扱ったという「真夜中のカウボーイ」を唄う。
12年ぶりにニューアルバムが発売された事に関して、バンドマスター公平から一言いただいた後、
「夜風」「Go Johnny Go」とニューアルバムからの曲を続けて演奏。
ゆったりとしたミディアムテンポのナンバー、ハードなBoogie、どちらも“麗蘭”ならでは。
それにしても音がイイ。私の席の位置が良いからかもしれないけど、それにしてもイイ。
そしてこの席は、ステージ前に陣取っている友達の横顔がよく見える。
みんな本当にニッコニコしていて、なんだかとっても幸せな気分。
早くも最後の曲という紹介で、「今夜R&Bを...」。じっくりと、そして次第に激しく。
「ねぼけた面した あの通天閣あたりにいつもの朝日がもう 射してる」とご当地歌詞。
CHABOは「二部はもう一曲やってやろう!」と言って「ミュージック」が始まる。
途端にお客さんは総立ちになり、ものすごい盛りあがりで本編は終了。
アンコール、まずはツアーと同様に、公平がニューアルバムのアナログ盤の宣伝。
そして公平がヴォーカルをとって「何はなくてもR&R」。なんだか好きだわ~この曲。
CHABOは「明日もやりたくなってきた」と何度も言い、ニューアルバムから「紅 く・れ・な・い」。
ひょっとしてこれでおしまい?と思っていると、なんともう一曲「Get Back」。
これは嬉しかった~。短い時間だけど、美味しいところは全部詰まっている感じ。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、21時10分ごろすべて終了。
終演後、友達9人で梅田からちょっと歩いた福島駅のガード下「菜の音」という店で打ち上げ。
野菜中心の美味しい料理をつまみながら、なんだかんだと話しながら楽しく呑む。
閉店のため0時過ぎにはおひらきにして、それぞれタクシーに乗って帰宅。
5時半に起床。さすがに眠いけど、気分はスッキリ。
テレビを観ながら支度して、6時20分過ぎにはチェックアウト。
6時41分発の新幹線に乗って、東京駅へと戻る。
それから電車を乗り継いで、いつも通りの時間に出社。
こいつは完全犯罪。誰も気づきはしないだろう。。。
いつも通りに起きて、いつも通りに支度して、いつも通りに会社へ行く。
だけどカバンの中には、何故だかお泊りセットとちょっとした着替え。
“麗蘭”のライブ、先週の新潟があまりにも良かったので、名古屋も行きたいなぁ~と思い、
ド平日にもかかわらずなんとかして行けないものか?と画策。
今日は15時から月次報告があるので、それをうまいこと終わらせれば行けそう・・・
というわけで焦って進行してみたものの、けっきょく16時20分ぐらいまでかかってしまった。
予定では16時に終わらせるつもりだったので、こいつはかなりピ~ンチ!
ソッコーで職場を離脱して、なんとか17時ちょうど発の新幹線に乗り込む。
乗ってしまえばこっちのもの、あれこれしているうちにあっという間に名古屋へ到着。
今夜の会場はダイアモンドホール。最寄駅は新栄町。
名駅から地下鉄に乗り換えて、新栄町駅に到着したのは16時56分。
速足で会場へと向かう。
ダイアモンドホールはビルの5階。エレベーターが開くと、すぐそこが入口。
チケットを買っていなかったので、料金7,400円を払って当日券を購入。
黒いカーテンで仕切られたフロアに入ると、既にCHABOのモノローグが始まっていた。
SE「波路はるかに」が流れてメンバーが登場するタイミングで、私も席へと移動。
「マニフェスト」が始まり、いきなりお客さんは総立ち。私も負けずにすかさずトップギアへ。
ステージには上手からJAH-RAH、公平、早川さん、そしてCHABO。
ステージが若干狭いからかメンバーが中央に寄り気味なので、CHABOの陰に隠れて早川さんが見えない。
いつもならCHABOさえ見られれば良いのだけれど、“麗蘭”はメンバー全員を満遍なく見たい。
それはともかく、演奏は「BIRTHDAY SONG」から「ミッドナイト・ブギ」へと続いていく。
CHABOが「結成25周年、25歳のヤツいる?」と訊くと、場内はシーン・・・まぁ、仕方がないか。
前回の“麗蘭”はBOTTOM LINEで演奏し、RCではダイアモンドホールが雲龍ホールと
呼ばれていた時代に演奏したことがあるのだそうだ。なんだか年月の重みを感じる。
それから「待ちわびるサンセット」「シャスターデイジィー」と、ファーストアルバムの曲を演奏していく。
CHABOは椅子に腰かけてホームレスを題材にした「真夜中のカウボーイ」をじっくりと唄ったあと、
“麗蘭”中期のナンバーという紹介で「マンボのボーイフレンド」。
大盛りあがりの客席に、「さすが名古屋。きしめんで育ってきただけの事はある」とCHABO。
ライブ後半はニューアルバムからの選曲が中心。
バンドマスター公平がニューアルバムについてコメントしたあと、自ら「何はなくてもR&R」を唄う。
「ニューアルバムには惜しくも旅立ってしまった人達に捧げるナンバーが入っている」という話から、
そのうちの一人であるJohnny Winterに捧げるナンバー「Go Johnny Go」。
続いて、石やんが好きだったハイ・サウンドを意識して作ったという「夜風」。
ゆったりとしたミドルテンポのこの曲、そのサウンドが素敵な広がりを見せる。
「今 Yes We Can」に続いて、公平が唄う「太陽のシェリー」。この曲はホットで大好きな曲。
CHABOは「当時は演奏するとアタマが痛くなった」というエピソードを話してから「がらがら へび」。
ツインギターのド迫力なBluesが、まさしく音の洪水といった感じでフロアを覆い尽くす。
そして「今夜R&Bを...」。偉大なるブルースマン、ソウルマンに捧げたナンバー。
「ねぼけた面した あの名古屋城あたりにいつもの朝日がもう 射してる」とご当地歌詞。
エンディングでCHABOは、清志郎の名前を呼び、富士夫の名前を呼び、
石やんの名前を呼び、シーナの名前を呼び、そして「WE ARE 麗蘭~!」と叫ぶ。
「今年がデビューだと思ってやるからよ」とCHABOは言い、本編最後は「ミュージック」で終了。
アンコールに突入して、まずは公平がニューアルバム「25」のアナログ盤やグッズの紹介。
「Bluesイン回転木馬」を公平が唄い、「ココナッツバター」でお客さんとコール&レスポンスしたあと、
「セカンドアルバムはどうした?と思ってるヤツいるだろ」とCHABOは言い「SOSが鳴ってる」。
そして“THE DOORS”を思わせるイントロから始まったのは「紅 く・れ・な・い」。
真っ赤なライトがステージを彩り、CHABOのメッセージが胸に突き刺さってくる。
「Get Back」ではコブシを突き上げて、いっしょに「ウォウ~ウォウ!」唄って大盛りあがり。
最後は「ミステリー」でメンバー紹介。公平、早川さん、JAH-RAH、CHABOの順番でソロを廻して行き、
そしてパーカッション:鈴木裕文のソロ・・・ステージ下手のジャンベとコンガにスポットライトがあたる。
最後は「What A Wonderful World」が流れ、ライブは21時前に終了。
ライブ終了後、新幹線で帰る友達とは別れ、泊まり組の友達と名駅の「みつえもん」という店で軽く打ち上げ。
手羽先、味噌串カツ、名古屋コーチン焼きといった名古屋メシをつまみに、ビールと日本酒を呑む。
23時半には閉店というのでおひらきにして、今夜泊まる「シティホテル名古屋」へチェックイン。
ちょっと呑みなおそうと思ったけど、あっという間に眠りにつく。
今日は名古屋で“麗蘭”のサイン会。
行きたいけど~ムリ・・・ ヤキモキしながら、現地の様子をネットでうかがう。
明日は名古屋ダイヤモンドホールでライブ。行けたら行きたい!
16時退社で行けば、ギリギリ開演に間に合う。そして始発で東京へ戻る・・・と。
行けるかどうかは、明日の15時からの会議次第。。。
今日は、久しぶりに幡ヶ谷「みやび屋」で呑む。
このところ平日はちょっと抑え気味だったから、幡ヶ谷へ行くのはホントに久しぶり。
だからお気に入りの注文パターンもすっかり忘れていて、ちょっとビックリしてしまった。
それでもしっかりと呑み喰い。ビールから黒ホッピー、日本酒まで満喫。
ところが今日はこれで終わらない。
今日は日比谷野外大音楽堂へ、高中正義「SUPER LIVE 2016 "THE BEST"」を観に行く。
高中の野音はとにかく最高に気持ちイイ~♪ はずなのだけれど、雨が降ることが多いんだな・・・。
私が前回観たのは2013年だけど、確かそのときも雨だったなぁ~。
けれども今日は、曇ってはいるけれど雨は降っていない。このままなんとかもってくれ。
そう願いつつ、17時45分過ぎに会場入り。今日の席は、C2列96番。
Cブロック二列目だけど通路際だしステージもよく見えるし、なかなかの好ポジション。
ステージには壊れかけた煉瓦塀をバックに、街灯が建っているというシブいセット。
あたりがどっぷりと闇に包まれている中、予定より遅れて18時05分過ぎにスタート。
ステージ上手から、Keyboards&Saxphone:青柳 誠、Guitar:稲葉ナルヒ、Percussion:斉藤ノヴ、
Drums:宮崎まさひろ、Bass:岡沢 章、Keyboards:小島良喜、そしてステージ中央にGuitar:高中正義。
高中は水色の生地に色とりどりのペイントが散りばめられたド派手なスーツを着て登場・・・どよめく客席。
オープニングは「MAMBO NO.5」、そして続いて「M5」。おぉ~いきなり大好きな曲。まさに"THE BEST"。
今夜はデビュー45周年ということで、デビュー当時の話から“FLIED EGG”の音源を流して聴かせる。
今夜はちょっぴり肌寒いけど、「憧れのセイシェル諸島」「夏のギター」
「BRASILIAN SKIES」といった曲が演奏されると、気分はすっかり夏に逆戻り。
だけど「RAINY DAY BLUE」が始まるとともに、ポツリポツリと雨が降ってきたではないか!
まさに雨男の高中ならでは、野音ならではの自然を取り入れた最高の演出。
演出といえば今夜はレーザー光線が巧みに使われていて、
「TAKANAKA」のロゴやSG・ストラトのイラストがステージ全体に映し出されていた。
「唄もない音楽を、二時間半もよく聴いていられるよね」という話から、
ドラムの音が「うどんとかけそば」と聴こえるとか、ギターのフレーズが「コイケコイケ」と聴こえるとか、
しまいには「ブルーシャトー」のイントロから「盛り土~♪」・・・あっ、「森と~♪」に掛けてるのね。
ライブ中盤、高中は向かって右袖まで行き、「SMOOTHER」をステージの縁に座ってプレイ。
そして「伊豆甘夏納豆売り」は、反対側の左袖で同じように座って演奏。いいなぁ~至近距離。
「SENOR」からはひたすら演奏に集中。それにつれて、客席のヴォルテージもどんどん上がっていく。
おもしろいのは人それぞれに好きな時代・好きな曲があるらしく、盛りあがるところがバラバラなところ。
まぁ~45年も活動しているのだから、そのときそのときでファンも違ってくるのだろう。
メンバーそれぞれの演奏も最高に凄くて、思わずじっと見入ってしまう。
小島さんの超絶ピアノ、ノヴさんのド迫力パーカッション、岡沢さんの重厚なベース。
岡沢さんのプレイが譜面台でまったく見えなかったのが、残念ではあったけれど。
「我ら星の子」では青白いレーザーの粒子が空間を埋め尽くして、とっても幻想的。
そして「EARLY BIRD」「TROPIC BIRD」からの「BLUE LAGOON」。
それまで座っていたお客さんも総立ちで、グルングルンとタオルを振り回す。
じっくりと聴いてヨシ、ガンガンと乗ってヨシ。大盛りあがりのうちに本編は終了。
アンコールは「CHASE」から始まり、そのまま「READY TO FLY」へと続く。
やっぱりイイわなぁ~。高中の曲って、インストだけど胸にグッとくるんだよな。
高中は「ありがとう~!」と何度もお礼を言い、最後の曲は「黒船」。
この曲もねぇ~たまらないわ。弾きまくる高中を観ながら、昔のことを思い出したりして。
最後はステージ中央にメンバーが並んで、何度も深くお辞儀をしてフィナーレ。
こうして20時25分ごろ、ライブはすべて終了。
ハードスケジュールだったけど、やっぱり観に来て良かったな。。。
だけどさすがに疲れたので、呑みには行かずに帰ることにする。
ちょっとだけ代々木八幡の「天下一」で打ち上げてから帰宅。
お昼ごはんを食べようと、友達三人でイオンモール内の「わたや」へ。
名物のへぎそば初体験。なんでもこの店は、へぎそばで有名なところらしい。
甘めのそばつゆにつるつるでコシのある麺。普通の蕎麦とはちょっと違う。
辛めのきんぴらごぼうや辛子をトッピングして食べると、また違った味わいで美味しい。
女性ふたりが途中で棄権したため、けっきょく1.5人前ぐらいを食べてしまった。
13時半ごろ店を出て、再び友達の車で新潟駅まで送ってもらう。
駅前で友達ひとりとはお別れして、新潟駅ビルの「ぽんしゅ館」へ。
いろいろな種類のお酒が揃っていて、試飲まで出来るゴキゲンなスペース。
今日のところは次があるので、試飲もお土産を買うのも控えておいたけど。
友達とは14時過ぎにお別れして、しばらく駅前を探索。
15時04分発の新幹線に乗って、東京へと戻る。
新潟ツアー二日目。例によって意味もなく6時半に起床。
今朝のおつとめは、CHABOに宛てた手紙を書くこと。
あれこれ書き直ししながら、けっきょく1時間もかかってしまった。
それからテレビを観ながらウダウダと過ごし、10時過ぎにチェックイン。
ホテルの前まで友達に迎えに来てもらい、タワーレコード新潟店へと向かう。
店のあるイオンモール新潟南は、新潟駅からはかなりの距離。
歩いて行く気だったけど完全に無謀・・・ 車で送ってもらえるなんてシアワセ~。
10時40分ごろには、イオンモールの2階にあるタワーレコードに到着。
こじんまりとした店の前には、特設の会場が既にセッティングされている。
会場と言っても通路を仕切ってあるだけのスペース。ここに“麗蘭”が来るなんて信じられない。
開始時間の12時まではかなり時間があるので、そばのソファーに座って待機。
そのうち段々と人が集まってきて、12時10分前ぐらいに整列開始。
ソファーの場所からサインをするテーブルがよく見えるので、そのままそこに居ることにする。
二人はどこから来るのだろうとあたりを見回すと、ひとつ向こうの通路の椅子にCHABOと公平が!
買物に疲れたお父さんが座るような椅子だけど、CHABOと公平が座るととっても絵になる。
予定より少し遅れて、12時05分ごろ開始。
こちらに向かって歩いてくる二人にみんなが手を振ると、笑顔で振り返してくれた。
今日はトークは無くサイン会のみだけど、一言挨拶をとうながされて二人はマイクをとる。
公平は「来てくれてありがとう」と言うと、CHABOは「万引きするなよ~」といきなりカマす。
それでも「昨日ライブに来てくれた人、ありがとう~」と気遣うところはサスガだ。
それからサイン会が始まる。公平~CHABOの順番で、CDのジャケットにサインを入れていく。
嬉しそうなファンの笑顔、それに応える公平とCHABO。とっても幸せな空間・・・。
最後に二人が挨拶。「みんないい日をね。万引きするなよ~」とCHABOは言い、
「WE ARE 麗蘭!」と叫んで、12時30分ごろサイン会はすべて終了。
その後、CHABOが座っていた椅子に腰かけて写真を撮ったりしたのであった。
しばらくホテルで休んだあと、17時半ごろ再び出かける。
今日は新潟LOTSへ、麗蘭「愛があれば歳の差なんて」を観に行く。
17時45分過ぎに会場へ到着すると、既に入場待ちの列が出来ていた。
整理番号A-034で入場。ステージ下手の前から三列目の通路際に座る。
CHABOのちょうど真正面、まずまずのポジションという感じか。
フロアはかなり広く、ステージもけっこう高いので、なかなか観やすい。
開場したばかりは空席が目立ったけど、開演時間が近づくにつれてギッシリ満席に。
ステージ下手には真っ赤な番傘。9日の赤坂BLITZを彷彿させるステージセット。
予定通り、19時ちょうどに開演。
誰も居ないステージにインストの「Eden.」が流れ、CHABOのリーディングが流れる。
“麗蘭”のはじまりを綴った「ある日の雑記帳」。赤坂BLITZと同じオープニングだ。
そしていつものように「浪路はるかに」が流れる中、ステージ下手からメンバーが登場。
上手からJAH-RAH、公平、早川さん、CHABOという並び。四人ともバッチリ見える。
オープニングは「マニフェスト」。いきなり立ち上がりたくなったけど、ここはひとまずガマン。
続いて「バースデイ~♪」というフレーズが印象的なFunkチューン「BIRTHDAY SONG」。
ここでパラパラとお客さんが立ち上がり、続く「ミッドナイト・ブギ」で早くも総立ち状態に。
「最初から立っちゃって、年齢考えなさいよ」と言いながらも、CHABOはとっても嬉しそう。
セットリストは赤坂BLITZと同様、ライブ前半はファーストアルバムの曲を次々に演奏していく。
「待ちわびるサンセット」から「シャスターデイジィー」、これぞまさに“麗蘭”という感じの選曲。
25年前に“麗蘭”を結成して初めてのツアー初日が新潟JUNK BOXだったという話から、
「そのとき来ていたヤツいる?」とCHABOが訊くと、かなりたくさんの人が手を挙げている。
それを見て公平が「トシとりましたねぇ~みなさん」と言うと、
「なにしみじみしてんだ!」とCHABOが突っ込む。
「新潟、第二の故郷です!」とCHABOは繰り返し言い、フロアのお客さんは大盛りあがり。
CHABOは椅子に腰かけて「真夜中のカウボーイ」をじっくりと唄ったあと、
“麗蘭”中期のナンバーという紹介で「マンボのボーイフレンド」。
今日の音は全体的に歪み気味。それがなんとも言えない迫力を醸し出している。
そして照明も先日の赤坂BLITZに負けず、とっても効果的に演奏を引き立てる。
ライブ後半はニューアルバムからの選曲が中心。
公平が唄う「何はなくてもR&R」は、ゴキゲンなロックンロールナンバー。
「ニューアルバムには惜しくも旅立ってしまった人達に捧げるナンバーが入っている」という話から、
そのうちの一人であるJohnny Winterに捧げるナンバー「Go Johnny Go」。
続いて、石やんが好きだったハイ・サウンドを意識して作ったという「夜風」。
広がりと奥行きのあるサウンドに、思わずじっくりと聞き惚れてしまう。
年末に一年を振り返って唄われる「今 Yes We Can」、公平が唄う「太陽のシェリー」、
こうして立て続けに聴いていると、気分は本当に年末といった感じになってくる。
CHABOは「当時は演奏するとアタマが痛くなった」というエピソードを話し、へヴィーな「がらがら へび」。
そして「今夜R&Bを...」。偉大なるブルースマン、ソウルマンに捧げたナンバー。
エンディングでCHABOは、清志郎の名前を呼び、富士夫の名前を呼び、
石やんの名前を呼び、シーナの名前を呼び、そして「WE ARE 麗蘭~!」と叫ぶ。
本編最後は「ミュージック」。本当に最高のひととき、音楽のあるひととき。
アンコールに突入して、まずは公平がニューアルバム「25」のアナログ盤やグッズの紹介。
「金曜日だから残業します」とCHABOは言い、「Bluesイン回転木馬」を公平が唄う。
続いて「ココナッツバター」でお客さんとコール&レスポンスしたあと、
「セカンドアルバムはどうした?と思ってるヤツいるだろ」とCHABOは言い「SOSが鳴ってる」。
公平が弾く12弦サンバーストのストラトキャスターが、最高に良い音を奏でている。
“THE DOORS”を思わせるイントロから始まったのは「紅 く・れ・な・い」。
真っ赤なライトがステージを彩り、CHABOの真摯な唄が空間を切り裂く。
そして「Get Back」。コブシを突き上げていっしょに「ウォウ~ウォウ!」唄って大盛りあがり。
最後は「ミステリー」でメンバー紹介。ステージ下手には、ジャンベとコンガがスタンバイ。
公平、早川さん、JAH-RAH、CHABOの順番でソロを廻して行き、
続いてパーカッション:鈴木裕文のソロ・・・素晴らしい演奏がしっかりと聴こえた。
最後は「What A Wonderful World」が流れる中、ライブは21時過ぎに終了。
終演後、友達の車で新潟駅方面へ。
友達がチェックインするのを待ってから、駅前の「天下二」へ呑みにいく。
刺身と焼鳥、栃尾の油揚げをつまみに、ビールと新潟の地酒をグイグイ。
けっきょく二人で一升を呑み干し、1時半ごろ閉店のためおひらき。
そのままホテルであっという間に眠りにつく。
今日は仕事を休みにして、新潟へと向かう。
今夜はLOTSでライブ、明日はタワレコでサイン会と、“麗蘭”づくしの二日間。
9時28分東京駅発のMaxときに乗り込む。残念ながら1階席なので、窓から見える景色はいまいち。
だから車中はもっぱら読書タイム。朝っぱらから呑むビールがまた旨い。
11時半過ぎに新潟駅へ到着。昨年の4月以来のニイガッタ! 東京よりちょっとだけ寒い。
いつものようにそのまま駅ビルの「すし海鮮家」へ。回転寿司だけど、メチャメチャ美味しい。
生ビールを片手に、調子に乗って9皿も食べてしまった。お腹一杯~大満足。
ひとまずホテルで荷物を預けて、腹ごなしを兼ねてブラブラと散策することにする。
まずは今夜のライブ会場「LOTS」へ。駅から歩いて15分程度の距離。
エフエムラジオ新潟の本社社屋内にあり、入口には今夜のライブの告知が貼られている。
ここで気持ちを切り替えて、せっかくなので新潟観光を楽しむことにする。
まずは信濃川を眺めながら古町へ。イイ感じの呑み屋があるけど、まだやっていない。
それから20分ほど歩いて日本海へ出る。ものすごい波・・・さすが日本海。
あまり人が居なくて、こんなところで何があってもわからないだろうな。。。
西海岸公園の中をしばらく歩いていくと、マリンピア日本海に到着。
中に入ってみたかったけど、時間がないので今日のところは断念。
白山公園を経由して再び信濃川へ。川の流れを見ながら、しばらく物思いにふける。
それからまたLOTSへ寄ってから、今夜泊まる「ニイガタステーションホテル」へチェックイン。
今日はとってもいい天気で、仕事なんかしているのが馬鹿らしいぐらい。
午後半休にしてどこかへ行きたいところだったけど、けっきょく19時まで残業。
明日は休みにしたので、初台「吉野家」でちょっとだけ呑んで帰る。
今日は東京国際フォーラムへ、吉田拓郎「LIVE 2016」を観に行く。
拓郎のライブを観るのは、2012年11月以来だから実に4年ぶり。
前回のツアーは2014年のはず・・・なんで行かなかったんだろ?
2009年には体調不良でツアーキャンセルなんてこともあったけど、
その後のツアーは順調に開催され、今回も無事に今日という日を迎えた。
有楽町は職場から電車で10分程度の距離だから、18時30分という早い開演時間でも楽勝。
定時ダッシュで職場を抜け出し、17時40分過ぎには会場に到着。
入場待ちの列がすごいことになっていたので、しばらく待機して18時10分ごろ会場入り。
今日の席は、2階17列93番。ステージ上手の一番端の席・・・まぁ~のんびりと楽しむか。
予定通り、18時30分開演。
ステージには、ドラム、ベース、ギター×2、キーボード、パーカッション、コーラス×4のバンドと拓郎。
ストライプのシャツにジーパンというスタイルの拓郎、遠くから見ると一瞬ローディかと思ってしまった。
演奏は「春だったね」からスタート。総立ちで盛りあがるフロア、拓郎ファンはやっぱり熱いなぁ~。
私の席は前に誰も居なかったので、盛りあがりながらも座ってじっくりと観ることにした。
「やせっぽちのブルース」「マークⅡ」と続いたあと、序盤だというのにいきなりの「落陽」。
やっぱりイイわぁ~この曲。すらすらと歌詞が口をついて出てくる。
「このままでは体力的な限界があるので、みなさんお座りください。
アンコールはここまで。この歳になると、美味しいものは先にね」と拓郎はコメント。
楽屋に訪ねてくる知り合いのミュージシャンや「まったくあてにしていない」というお客さんに対して、
あれやこれやと毒を吐きながらも、なんだかとっても嬉しそうな拓郎が印象的。
「ネットとかに真実はない。こういうライブとかに真実はある」という言葉には、ただただ感嘆。
新旧織り交ぜてのセットリスト。懐かしいだけでなく、現在の拓郎がうかがえる選曲。
それでもやはり昔よく聴いたナンバー、「唇をかみしめて」とかが演奏されると嬉しい。
ノーベル平和賞を受賞したばかりということもあり、ボブ・ディランについて話し出す拓郎。
「放浪の旅に出る=家出する」と考えて、親に相談して家出したというエピソードを話す。
そんな流れから始まったのは、ボブ・ディランのナンバー「風に吹かれて」。
こいつは~とってもラッキー! 拓郎がボブ・ディランを唄うのを聴けるなんて思わなかった。
ちょっとお洒落にアレンジされた「旅の宿」に続いて、テレビでお馴染みとなった「全部だきしめて」。
テレビに出演したことが人生のターニングポイントになったと話す拓郎・・・なんだか感慨深い。
ここでバンドメンバーの紹介。ドラムはカースケ、ベースは松原秀樹だって! すごい豪華メンバー。
終盤は総立ち盛りあがりで「あぁ~サイコー!」と終わると思いきや、本編最後に演奏されたのが「流星」。
「君の欲しいものは何ですか? 僕の欲しかったものは何ですーかー?」というフレーズに、
この曲を初めて聴いたときの自分と、今この瞬間の自分とが交錯して思わず涙があふれた。
アンコール、ステージ中央にメンバー全員が並んで「ある雨の日の情景」を合唱。
「みんなで唄おうという曲は嫌いなんですけど」と言う拓郎が、なんだか可笑しかった。
「Woo Baby」に続いて、サンバのようにリズミカルなアレンジで「悲しいのは」。
そして最後は「人生を語らず」。唄にあわせてみんなでコブシを突き上げて大団円。
およそ2時間10分ほどのステージ、やっぱり観に来て良かったなぁ~。
終演後は、迷わずTOKIAの「インデアンカレー」へ。
スパイシーなカレーに生卵を落とすのが、たまらなく嬉しかったりする。
今日は日比谷公園へ、「土と平和の祭典」を観に行く。
このイベントは毎年行われていて、過去にCHABOも二回出演しているけれど、
なんだかんだで実際に観に行くのは今回が初めて。
天気も良くて気持ちがいい朝、ウキウキ気分で出かける。
会場の「種まきビッグステージ」へ到着したのは11時を廻ったころ。
ステージ前に友達が居たので合流。いきなり好ポジションをゲット。
聴きたいと思っていた“坂本美雨+CANTUS”に間に合って良かった。
9人編成の女性聖歌隊“CANTUS”をバックに、坂本美雨が透き通った声を聴かせる。
暑くもなく寒くもない、秋の午前中の気持ちいい青空に、美しいコーラスが溶け込んでいった。
「ネバーエンディングストーリー」とか、ポピュラーな選曲が多いため聴きやすくて良かった。
じっくりと演奏を聴いている間に、ステージ前には友達がたくさん集まってきていた。
今回使用している電力は廃食油を使用しているとのことで、その調整のため15分のインターバル。
ちょっとだけ不安になったけど、なんとか回復したらしくステージも再開。
C.W.ニコルと加藤登紀子とのトーク。C.W.ニコルさん、ナマで見られるのはちょっと嬉しい。
これまでの経歴を総括するような内容だったけど、そこには日本の素晴らしい自然に対する
C.W.ニコルさんの真剣なメッセージが込められていた。
トークが12時15分ごろに終わると、それまで座って聴いていたお客さんは一斉にステージ前へ。
狙い通りにステージほぼ正面の最前列をゲット。期待に胸が高鳴りまくり。。。
12時20分過ぎ、ステージにCHABOが登場。
「おはよう!」と挨拶したあと、「よォーこそ」から演奏スタート。
続いて「祝祭」。「集まれ、男たち~♪」での男性の大きな掛け声に、「すげぇ~練習したみたい」と一言。
「何年か前にやったときひどい雨だったけど、今日は晴れて良かったね」とCHABOは言い、
今日の天気にあうだろうということで“The Lovin' Spoonful”の「DAYDREAM」を演奏。
ほんわかとしたムードが、今日のこの雰囲気にピッタリとマッチしている。
CHABOは広場の後方で遊んでいる子供たちがまったくこっちを見ていないと言ったり、
時折さしてくる陽射しに「暑いな」とボヤいてみたり、とってもリラックスした雰囲気。
それから加藤登紀子のカバーを・・・と言ったところで、ステージ後方にはお登紀さんの姿・・・。
ご本人の登場にCHABOはビックリしていたけど、二人いっしょに「Freedom」を唄う。
次も加藤登紀子のカバーで「1968」。この曲は、ベトナム戦争について書かれた曲。
お登紀さんの詩の世界と、CHABOの唄がぴったりとハマっていてものすごく良かった。
最後は「上を向いて歩こう」で盛りあがって、30分ほどの短いステージは終了。
CHABOのステージが終わったあと、友達といっしょにランチ。
屋台でチキンカレーとガパオライスのハーフ&ハーフを買って、ビールを片手に食べる。
青空の下でみんなとおしゃべりをしながら、のんびりと過ごすひととき・・・最高の日曜日だ。
さっき聴いたばかりの「1968」の歌詞を思い浮かべながら、こんな幸せが続くことを祈るのであった。
ステージでは“サルサガムテープ”が演奏中だったけど、15時ごろにはおひらきにして帰宅。
今日は日比谷野外大音楽堂へ、THE MODS「TOUR 2016 "HAIL MARY" Final」を観に行く。
デビュー35周年を記念した5年ぶりの日比谷野音、“THE MODS”にとって聖地でのライブ。
森ヤンの右膝半月板損傷によってツアーがキャンセルになり心配していたけれど、
どうにか無事に今日という日を迎えることが出来てまずはひと安心。
会場に着いたのは18時前、あたりはすっかり暗くなっている。
友達と落ち合って入場。今日の席はAブロック4列33番、実質的には二列目という神席。
兎にも角にも記念すべきこの日に、こんなにゴキゲンな席で観られることに感謝。
ステージ後方の巨大スクリーンには、赤地に「35」の文字とトミースミス。
開演予定時間18時30分のかなり前からモッズコールが鳴り響き、
客席の模様がステージ後方のスクリーンに映し出される。
そして18時30分を少し過ぎたころ“THE MACKSHOW”のコージー・マックがステージに現われ、
「WE ARE THE MODS! WE ARE THE MODS!! WE ARE THE MODS!!!」とお客さんを煽る。
ステージ前のフェンスにはたくさんの人、いきなりモッシュ状態になっている。
ステージ下手から、シュウ、キーコ、苣木、そして森ヤンがステージに登場。
演奏は「COUNTER ACTION」から始まり、「壊れたエンジン」「MAYDAY MAYDAY」と続けて演奏。
森ヤンは「膝のリハビリをしていたら反対の足を痛め、おまけに左腕も骨折して諦めかけた」と衝撃の告白。
それでも「この夜は絶対に忘れないように」と森ヤンは言い、サポートの伊東ミキオをステージに呼び込む。
ここからはいつものドラム、ベース、ギター×2に加えて、キーボードが加わっての演奏。
「I SMELL TROUBLE」「TEENAGE BLUE」「4 BRONCOS」「バニーガール」と、
ニューアルバム「HAIL MARY」からのナンバーにちょっとレアなナンバーを加えた選曲。
「ここから先はオリジナルメンバー二人に託して」と言い残して森ヤンはステージを去り、
苣木が「Rock-a-hula-billy」、キーコが「POGO DANCING」をそれぞれ続けて唄う。
トリオで演奏するというのは初めての試み、森ヤンの体調を気遣ってということかな。
そして「WHY WHY WHY」のイントロとともに、再び森ヤンがステージに登場。
杖をついて出てきたのはシャレなのか?マジなのか? 真相はいまひとつわからず。
ここでスローナンバー「ロメオとジュリエット」。森ヤンの声がよく出ていて、思わず聴き惚れる。
それから「激しい雨が」「LONDON NITE」と、ハードな曲を立て続けに繰り出す。
そして最後は、「KILL THE NIGHT」を演奏して本編は終了。
アンコール、メンバー四人と伊東ミキオが再びステージに登場。
「なんとかこの場所には立てたけど、明日からの様子次第では残りのツアーがどうなるか?
今夜が最後かもわからないので、ちゃんと感じるように」と森ヤンはコメント。
そして始まった「LOOSE GAME」。これほどまでに心に染みたのは初めてかもしれない。
「GARAGE WONDERLAND」から「TOMORROW NEVER COMES」を演奏してひとまず終了。
二回目のアンコールはコージー・マックが加わって、「LET'S GO GARAGE」「HEY !! TRAVIS」。
森ヤンは「みんなの街で聴かせたかった曲」と言って、「STAY CRAZY」を思い入れたっぷりに唄う。
既に20時をかなり過ぎていたのでさすがに終わりかと思いきや、三回目のアンコールに突入。
森ヤンが「虚ろな~街に風が吠え抜ける~♪」と唄い出すと、会場全員が声をあわせる。
「TWO PUNKS」、やはりこの聖地でこの瞬間に聴きたかった曲だ。うーん、たまらない。
最後に「他に何が」が始まると、ステージバックには「達 晃 苣 周」の文字。
結束を新たにした“THE MODS”の思いが、そこに表されているような気がした。
こうしてライブは20時25分ごろ終了。日比谷野音のライブとしては、異例の遅さのような気がする。
今日は16時に仕事を切り上げて、ラフォーレミュージアム原宿へ「KISS EXPO」を観に行く。
昨日から始まった「地獄の博覧会」、ひょっとしたら混んでるかも?と思いつつ17時ごろ会場へ。
ここは「個展 忌野清志郎の世界」が行われた場所、ちょっぴりセンチメンタルな気分になる。
平日の夕方ということもあり、予想に反して空いていてホッとひと安心。
入口で入場料1,600円を払って、フロアの中へと進んでいく。
ゴールドディスク、パネル、グッズ、コスチューム、機材、いろいろなモノが展示されている。
ジーンのブーツや剣、ポールのギターなどを、こんなに至近距離で見られるなんて最高だわ。
フロアの奥にはミニステージが造られていて、楽器を手に記念撮影してもらった。
それからバーチャルリアリティー体験コーナー。ジーンの自宅ミュージアムをバーチャル訪問。
30分以上たっぷりと楽しんで、大満足で会場をあとにする。
それでもまだ18時前。こんな時間からこんな事してるなんてゴキゲン。
ブラブラと渋谷まで歩いて行き、せっかくなので「山家」で一杯。
まだ19時前だというのに、お店はけっこうたくさんの人で賑わってる。
いや、これが普通なんだよなぁ~なんて、ちょっと思ったりもする。
いつも通りにたっぷり飲み喰いして、20時前にはおひらきにして帰宅。
家に帰ってからは、ラジオで“麗蘭”のトークを聴く。素敵な金曜日だ。
7時半ごろ起床。それからなんとなくウダウダと過ごす。
楽しい一日が終わってしまい、ちょっとした抜け殻状態。
それでもなんやらかんやらこなして、あっという間に時間は過ぎていく。
気持ちの切り替えが出来ないまま、15時半過ぎに出かける。
今日は横浜 BAYSISへ、「HARRY TOUR 2016 TURNING TIME AROUND」を観に行く。
およそ一年ぶりのHARRY、今回は“THE EASY WALKERS”の五十嵐”Jimmy"正彦とのデュオ。
ツインギターというのは、ソロになって初めてじゃないのかな? それだけに楽しみ。
会場のBAYSISは馬車道駅から10分弱の距離。横浜っぽい雰囲気が漂う路地をしばらく散策。
17時30分開場。整理番号はC13、トータル80番目ぐらいで入場。
こじんまりとしたフロア、ステージ下手の5列目ぐらいをキープ。
予定通り18時ちょうどに開演。
ステージ下手に五十嵐”Jimmy"正彦、そして中央にHARRYがスタンバイ。
ツアー中なので詳しくは書かないけど、ライブは20時ちょうどに終了。
馬車道や関内の夜を楽しみたいと思ったけど、昨日は呑み過ぎたし明日は仕事だし、
今日のところはおとなしく帰ることにした。
東横線~副都心線~千代田線を乗り継ぎ、代々木公園駅から帰宅。
本日10月9日は、仲井戸"CHABO"麗市66回目の誕生日。
おめでとう~と言うか、ありがとう~と言うか、いろいろな想いで心がイッパイになる。
そんなわけで、今日は朝からワクワクソワソワ・・・どうにもこうにも落ち着かない。
そして夜は赤坂BLITZで、“麗蘭”の25周年記念ライブだ。
開演は18時だけれども、居ても立っても居られずに15時過ぎに家を出る。
15時40分ごろには現地へ到着。会場前ではグッズの先行販売が始まっている。
“麗蘭”ロゴマーク入りのバッグとTシャツをゲット。こいつはなかなかお洒落だ。
それからみんなが待つ「兄夫食堂」へ。顔馴染みのメンバーと前祝い。
だけどライブ前なので、ビールはひとまずガマン・・・ここはライブに集中せねばっ!
というわけでお水を飲みながら中華をつまみ、16時過ぎに店を出て会場へと向かう。
会場前には既にたくさんのお客さん。知った顔もたくさん来ていて気持ちがアガる。
開演時間ギリギリの18時前に会場入り。1階H列15番というステージ真正面の神席。
ステージ後方の壁には番傘がディスプレイされ、ステージ下手には茶席が設けられている。
なんとも“麗蘭”にピッタリなステージセット、それを見ただけでもうドキドキが止まらない。
予定より少し遅れて、18時05分ごろ開演。
誰も居ないステージにインストの「Eden.」が流れ、CHABOのリーディングが流れる。
“麗蘭”のはじまりを綴った「ある日の雑記帳」。25周年を記念する今宵のライブのプロローグ。
そしていつものように「浪路はるかに」が流れる中、ステージ下手からメンバーが登場。
上手からJAH-RAH、公平、早川さん、CHABOという並び。四人ともバッチリ見える。
オープニングは「マニフェスト」。いきなり立ち上がりたくなったけど、ここはひとまずガマン。
続いて「バースデイ~♪」というフレーズが印象的なFunkチューン「BIRTHDAY SONG」。
CHABOは「新旧とりまぜて演るぜ!」と言って「ミッドナイト・ブギ」。CHABOのスライドギターが唸る。
「25周年を迎えて、みんなも25歳トシをとった。みんなでいっしょに祝おうぜ~」というMCをはさみ、
ライブ前半はファーストアルバムの曲を次から次へと演奏していく。
「待ちわびるサンセット」から「シャスターデイジィー」、これぞまさに“麗蘭”という感じの選曲。
CHABOは椅子に腰かけて「真夜中のカウボーイ」を唄ったあと、早川さんがコンビニで流れているのを
聴いたことから、“麗蘭”唯一の大ヒットナンバーになったという紹介で「マンボのボーイフレンド」。
私のポジションが良いからかもしれないけど、音がものすごくクリアに響いてゴキゲン。
ステージセットを照らし出す照明も、とっても効果的。唄のイメージをグッと広げてくれる。
至近距離で観る“麗蘭”もイイけど、これぐらい大きなステージで観る“麗蘭”も最高だ。
私が「CHABO~!」と声をかけると、「怒ったように言わないで・・・」とCHABO。
声が届くように頑張っているだけで、決して怒っているわけではありません。
公平が「ニューアルバムを作ることに対して、チャボさんがようやく首を縦に振ってくれた」と言うと、
CHABOは「公平はステージ上で『作りましょう』と言って、既成事実を作ろうとしてた」と返す。
というわけで、ライブ後半はニューアルバムからの選曲が中心。
公平が唄う「何はなくてもR&R」は、ゴキゲンなロックンロールナンバー。
「惜しくも旅立ってしまった人達に捧げるナンバー、B.B.King、J.J.Cale...
それはCDで聴いてくれ。イッヒッヒ~!」とCHABOは何故だか高笑いしてから、
「この曲はやるよ!」と言って、Johnny Winterに捧げる「Go Johnny Go」。
続いて「夜風」。ハイ・サウンドを意識したというこの曲、ビシビシ分厚いソウルナンバー。
いつもなら年末に一年を振り返って唄われる「今 Yes We Can」、この時期に聴くのはなんだか新鮮。
公平が唄う「太陽のシェリー」と続けて聴いていると、気分は本当に年末といった感じ。
次にどっぷりとへヴィーな「がらがら へび」。ブルースバンドとしての“麗蘭”を堪能。
そして「今夜R&Bを...」。偉大なるブルースマン、ソウルマンに捧げたナンバー。
ミラーボールが廻りはじめ、フロア両サイドの壁には三日月が照らし出される。
エンディングでCHABOは、清志郎の名前を呼び、富士夫の名前を呼び、
石やんの名前を呼び、シーナの名前を呼ぶ・・・。さまざまな想いが駆け巡り、思わず涙。。。
そんな想いを振り切る・・・いや、大切に心へ刻むかのように、公平が「ミュージック」を弾き始める。
そう、「救いの神様、それはミュージック」。この感覚だけは、何モノにも換えられない。
そのイントロを聴いた瞬間、思わず立ち上がっている自分が居た。
こうして本編は終了して、アンコールに突入。
ここでCHABOの誕生日祝いがあるのかと思いきや、Tシャツの宣伝のみで特にナシ。
今夜はあくまでも“麗蘭”25周年ということにこだわったライブということなのかもしれない。
そして始まったのは「Bluesイン回転木馬」。なるほど~そういうことなんですねぇ~と妙に納得。
続いて「ココナッツバター」でお客さんとコール&レスポンスしたあと、
「セカンドアルバムはどうした?と思ってるヤツいるだろ」とCHABOは言い「SOSが鳴ってる」。
ファーストアルバム、セカンドアルバム、ニューアルバム・・・どれもまさしく“麗蘭”の世界。
“麗蘭”25周年を祝うにふさわしい選曲。過去と現在、そして未来がつながってる。
お客さんから「もっとやれ!」と声がかかり、「てめぇこの野郎!」と切り返すCHABO。
さすが、言うべきときは言う。キラリと光るナイフを抜く瞬間を見られた気がするけど、
その横で「巻き舌でしたね~」と冷静に言い放つ公平が、またそれっぽくて良かった。
“THE DOORS”を思わせるイントロから始まったのは「紅 く・れ・な・い」。
真っ赤なライトがステージを彩り、CHABOの真摯な唄が空間を切り裂く。
そして「Get Back」。くわぁぁ~“麗蘭”はやっぱりこの曲がこないとダメだよね。
コブシを突き上げていっしょに「ウォウ~ウォウ!」唄って、もう~最高としか言いようが無い。
最後は「ミステリー」でメンバー紹介。ステージ下手の茶席には、ジャンベがスタンバイ。
公平、早川さん、JAH-RAH、CHABOの順番でソロを廻して行き、
続いてパーカッション:鈴木裕文のソロ・・・素晴らしい演奏がしっかりと聴こえたよ。
最後は「What A Wonderful World」が流れる中、ライブは21時05分過ぎに終了。
ライブ終了後は、赤坂の「中国茶房8」でファン仲間26名で打ち上げ。
時間と会場の制約がありつつも、とっても楽しく呑むことが出来た。
もうちょっといろいろな人と話をしたかったけど、限られた時間の中では難しいものだね。
23時にいったんおひらきにして、残ったメンバー9人ほどで呑みなおし。
けっきょく2時過ぎまで呑んで、それぞれタクシーに乗って帰宅。
今日は金曜日だけど、「日高屋」で軽く呑んで早々に家に帰る。
2時から“麗蘭”がラジオに出るので、頑張って起きていようと思ったのに、あっさりと寝落ち。
だけど奇跡的に1時過ぎに目が覚め、風呂に入ってからパソコンの前でスタンバイ。
中村貴子の番組、CHABOと公平とのトークがはずんで面白かった。
朝にはまたラジオに出るから、それまで起きていようと思ったけど、3時過ぎにはいったん就寝。
仕事帰りに初台「鳥市」へ。
テレビではサッカーをやっていて、ちょっとしたパブリックビューイング状態。
サッカーは興味ないけど、こうして観ているとなかなかおもしろい。
試合の途中だったけれど、店が混んできたので21時過ぎにおひらき。
仕事帰りに渋谷AppleStoreへ、壊れたiPodを修理しに行く。
19時半から予約したので、その時間にあわせて渋谷へ。
ちょっと待たされたけど、あっという間に修理(実際は交換)は終了。
何故だか無性にカレーが食べたくなり、スマホで「渋谷のカレー屋」を検索。
「神南カリー」というお店を見つけて、公園通りの頂上、ライブハウスEggManの裏へと廻ってみる。
公園通りはすっかり静まり返っていて、ちょっと怪しげな雰囲気。
お目当ての「神南カリー」を見つけたけど、昼のみの営業なんだと。。。
仕方がないので「カレー屋パク森」を目指して道玄坂方面へ。
東急本店前に出たところで、何やらカレーの匂いが・・・。
なんと「神南カリー」を発見。こんなところにもあったんだね!
迷わず店に入って、ハートランドビールとダブルカリーを注文。
これぞ日本のカレーという感じで、とっても美味しくいただきました。
ちょっといい雰囲気の夜なので、そのままブラブラと歩いて帰宅。
昨日と今日は、新宿LOFTで山下達郎のアコースティック・ライブ。
チケット225枚のところに、なんでも3万通の応募があったのだそうだ。
さすがにスゴイ倍率・・・ こりゃあ当たらなくても仕方がない。
それでもあきらめきれなくて、仕事帰りに新宿LOFTへ寄ってみる。
うまくいけば外聴き♪なんて思っていたけど、係の人が立っていてダメだった。
限定Tシャツもチケットが無いと買えないみたいだし、記念撮影だけして退散。
そして当然のように行きつけの店で呑んでいくことに。
今日はちょっと忙しいみたいで、料理がなかなか出てこなかったりしたけど、
それでもやっぱりこの店はゴキゲンだな。すっかり大満足。
すっかり調子に乗って、久しぶりに「つるかめ食堂」で呑む。
店長と話をしながら、カウンターに座って酎ハイをあおる。
この店もまた、最高に落ち着く。なんでだろうなぁ~?
閉店時間まで居座って、そのままブラブラと歩いて帰宅。
今日は下期始まりの月初日ということで、超絶的な忙しさ。
おまけに昨日の無理がたたって、疲れていたり眠かったりでヘロヘロ。
そして暑いんだか寒いんだかわからない中、クールビズが終わって今日からネクタイ装着。
それだけでどっと疲れる・・・。早いとこ、ネクタイなんかしない世の中になればいいのに。
なんて文句を言いながら、なんだかんだで19時過ぎまで仕事をしてしまった。
今日は中野サンプラザへ、「SHINNJUKU LOFT 40TH ANNIVERSARY ROCK OF AGES 2016
~big beat together with spirits, stay alive~」を観に行く。
いまやROCKの聖地と言えるライブハウス、新宿LOFTが西新宿の小滝橋通りにオープンして40年。
それを記念して中野サンプラザでイベントを開催するという・・・それはやっぱり行っておかないと。
思えば10周年のときは新宿厚生年金会館へ観に行ったなぁ~なんて思い出しつつ中野へと向かう。
開演時間16時の15分前に会場入り。まずは40周年記念写真集とステッカーを購入。
そして自分の席へ。今日の席は1階14列48番。ステージ上手の端だけど、なかなか観やすいポジション。
ステージには市松模様がびっしりと敷き詰められていて、それを見ただけで愛を感じる。
予定より遅れて、16時10分ごろ開演。
司会のスマイリー原島の紹介で、まずは“JUDE”がステージに登場。
なんでも東京でやるのは8年ぶりとのこと。お客さんは一気に総立ちになる。
Drums:池畑潤二、Bass:渡辺圭一、Vocal&Guitar:浅井健一、三人が並んでいるだけで絵になる。
そのサウンドは、感情にヒリヒリと切り込んでくるようなシャープなROCK。
池畑のパワフルなドラムに、渡辺の独特な音色のベースが加わって強力なビートを刻み出し、
ベンジーがギターを自由自在に操りながら、喉を振り絞るような声で唄う。
ひたすらプレイすることに集中したステージ、35分ほどで終了。
セットチェンジをはさんで、16時55分過ぎから“ROLL OVER session”が始まる。
これは、Drums:池畑潤二、Bass:隅倉弘至、Guitar:ヤマジカズヒデ、Guitar:百々和宏、
Keyboards:細海魚の“big beat band”が、ゲストヴォーカルを迎えてセッションするというもの。
まずはイマイアキノブがヴォーカルをとって、「I'm Waiting For The Man」「Hound Dog」を唄う。
ROCKのスタンダードと言える曲ばかり、なかなかツボを押さえたセレクトだ。
弾いていたギターを置き、ハンドマイクで「Louie Louie」を唄ってイマイはステージを去る。
それと入れ替わる形で、黒いハットに全身黒づくめの衣装でチバユウスケが登場。
ギターを激しくかき鳴らしながら、「Cramp Stomp」「Baby, Please Don't Go」を唄う。
極めつけは“The Damned”のナンバー「New Rose」。池畑が叩くこの曲、もぅ~たまらない。
若干構成が怪しいところもあったけど、気持ち的にはかなり盛りあがった瞬間。
続いて17時40分過ぎから、お目当ての“TH eROCKERS”。
先日の渋谷WWW Xと同様、ステージバックに“TH eROCKERS”のフラッグが掲げられて、
Drums:船越祥一、Bass:穴井仁吉、Guitar:角 英明、Guitar:澄田 健、Vocal:陣内孝則がステージに登場。
「聖者が街にやってくる」から始まり、「プライベートタイム」
「ハリケーン娘」「非常線をぶち破れ」と続いていく。
陣内は「LOFT40周年というのに、博多のミュージシャンに偏ったキャスティング」とコメント。確かに・・・。
それから「恋の病」「涙のモーターウェイ」。速いだけでなく、こういうテンポの曲もイカす。
船越がライドシンバルを叩くと、スタジオ盤とまったく同じ音が出るところがスゴイ。
ここで陣内は「俺たちは気まぐれなバンドなので、ひょっとしたら今日が最後になるかも?」と話す。
せっかくバンドとしてのまとまりが出てきたところなのに、これで終わらせるのはなんだか勿体無い。
そんな思いを抱きつつ、「ロックンロール レコード」「可愛いあの娘」「ショック・ゲーム」で演奏は終了。
後で聞いた話では、アンコールがかかれば「セルナンバー8」を演る予定だったとのこと。残念なことをした。
18時25分からは、“ROCK'N'ROLL GYPSIES”のステージ。
Drums:池畑潤二、Bass:市川勝也、Guitar&Vocal:下山 淳、Vocal&Guitar:花田 裕之、
大きな音を鳴り響かせながら、ひたすら淡々とそしてCOOLに演奏を繰り広げていく。
明るく楽しい“TH eROCKERS”のステージとはまったく対照的。だけど、どちらも間違いなくROCKだ。
オープニングの「Love Hurt」以外、すべてニューアルバムの曲という攻め込んだセットリスト。
寡黙な中にも自分たちのROCKを貫き通すバンドの意思が感じられたひとときであった。
19時10分からは“OUR SOUL session”。
再び“big beat band”とゲストヴォーカルとのセッションが始まる。
まずはナッパ服を着た仲野シゲルが登場。いきなり「東京 イズ バーニング」。
おぉ~こいつは嬉しい。しかも歌詞はレコードバージョンのオリジナル。
凄腕バンドをバックにして唄う「東京 イズ バーニング」というのもなかなかイイものだ。
続いて日本語詞の「アナーキー・イン・ザ・UK」。この曲はシゲルの雰囲気にピッタリ。
シゲルはナッパ服を脱ぎ棄て、上半身裸になって「デラシネ」を唄う。
シゲルは「EAST WEST決勝大会」以来の中野サンプラザだと言っていたけど、
そのパフォーマンスはまったくいつも通りであった。
そしてシゲルと入れ替わりで、石橋 凌がステージに登場。
「R&R AIR MAIL」「ダディーズ・シューズ」と、“ARB”のナンバーを続けて唄う。
やっぱりLOFTと言えば“ARB”というイメージもあるからなぁ~。
最後に「AFTER '45」をじっくりと唄いあげて、“OUR SOUL session”は終了。
そして20時になろうとする頃、本日のトリ“菊 ft. 鮎川誠 シーナ&ロケッツ”の演奏が始まる。
オープニングSEが、いつものロケット発射音ではないのは意外。
そんな中、Drums:川島一秀、Bass:奈良敏博、Guitar:鮎川 誠、Vocal:柴山俊之がステージに登場。
一曲目は「キングスネークブルース」。鮎川のブラックビューティがうなりをあげ、
菊は間奏でマイクスタンドを股に挟んで何度も何度もこすりあげる。
それ以降はアルバム「ROCK'N ROLL MUSE」のナンバーを、次々に演奏していく。
個人的にはまだ耳馴染んでいないところもあるのだけれど、ポップで聴きやすい曲ばかり。
特に印象に残ったのは、「山口富士夫に捧げる」と言って演奏した「魔性の剣」。これは心に染みた。
“SONHOUSE”のナンバーから「もしも」を演奏して、「犯罪レベル」で本編は終了。
アンコールは「レモンティー。エンディングを二回、三回と執拗に繰り返す。
期待していた出演者全員によるセッションは無かったけど、最後はみんなステージに登場して挨拶。
「ずっとLOFTでロックンロールが繋がりますように」という鮎川の言葉が印象的だった。
こうして20時50分ごろ、本日のイベントはすべて終了。
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