麗蘭×HEATWAVE「WelcomeHome磔磔」京都 磔磔
しばらくホテルで休んだあと、17時半ごろ再び出かける。
今夜は磔磔5days「Lay-Run25th WelcomeHome磔磔」の三日目、“麗蘭”と“HEATWAVE”の共演だ。
開場時間の15分前ぐらいに会場へ到着し、18時の開場とともに整理番号64番で入場。
ステージ下手の通路際、前から5列目ぐらいに陣取る。まずまずのポジショニング。
ふと気がつけば、前も後も知った顔ばかり。なんとなく心強かったりする。
今日はソールドアウトしていないので、フロア後方には若干余裕がある。
予定通り、18時30分ちょうどに開演。まずは“HEATWAVE”から。
Drums:池畑潤二、Bass:渡辺圭一、Keyboards:細海魚、Vocal&Guitar:山口洋。
“HEATWAVE”のライブをじっくりと観るのは、ひょっとして初めてかもしれない。
池畑と渡辺の強力なリズム隊をバックに、細海と洋の幻想的なサウンドが映える。
熱いようでどことなくクールで醒めた感じ、こいつがオレの好きな“HEATWAVE”のサウンド。
とにもかくにも至近距離で見る池畑のドラムが強烈で、心の底から突き動かされる感じ。
感極まって「池畑~!」と叫んだら、「呼び捨てにしたヤツがいる。池畑さんと呼びなさい。
オレが一生かかっても言えないことを気軽に言うんじゃない!」と、洋に怒られてしまった。
洋はいつものようにしょーもないギャグを飛ばしながらMCをしていたけど、
「“麗蘭”と皆さんが25年かけて、磔磔で培ってきたバイブレーションがスゴイね。
年齢とともにいろんなモノ無くすけど、大事なモノが心の中にあったらいいんだよ」と言い、
「Starlight」を切々と唄いあげる。うーん、こいつは反則・・・ 涙があふれて止まらない。
それからJazzyな演奏をバックに、洋はポエトリーリーディング。そんな一面も披露。
最後は「満月の夕」。“HEATWAVE”バージョンをナマで聴くのは、おそらく初めて。
“ソウル・フラワー・ユニオン”バージョンのほうが聴き慣れているけど、
“HEATWAVE”バージョンもなかなかどうして素敵だった。
気がつけば、今月は両方のバージョンをナマで聴いたことになる・・・我ながら贅沢。
およそ1時間の演奏で、19時半ごろセットチェンジに突入。
磔磔でこのようなセットチェンジが入るのは初めて見たけど、
ドラムや機材一式をフロア横の通路から搬出して、ステージに機材を新たにセッティング。
素晴らしい手際に感心しつつも、それでもやはり20分ほど時間がかかってしまった。
そして19時50分、SE「波路はるかに」が流れる中を“麗蘭”のメンバーがステージに登場。
オープニングは「HEATWAVE」。もちろん“HEATWAVE”に捧げるナンバー、イカした幕開けだ。
それから「ミッドナイト・ブギ」「ゆく歳 くる歳」と、年末磔磔っぽい選曲で攻めていく。
ニューアルバムから「夜風」「紅 く・れ・な・い」、公平のヴォーカルで「太陽のシェリー」、
このあたりは秋のツアーと同じ展開。うーん?あと何曲かやったかもしれない・・・。
CHABOは「ファーストアルバムから一曲演らしてくれよ」と言い、
早川さんがあの素敵なフレーズを弾き出すと「今夜R&Bを…」が始まる。
壁に掛けられた看板に目をやりながら、偉大なるソウルマン・ブルースマンの名前を呼ぶCHABO。
そんなCHABOの表情がまるで少年のようで、なんだかとってもドキドキしてしまった。
CHABOは先ほどの洋の言葉に触れ、「この歳になっても音楽に救われる」とポツリ。
そして本編最後は「ミュージック」。本当にあっという間に終わってしまった感じ。
アンコール、「本当は“HEATWAVE”のメンバー全員とジャムりたいけど、出来ないので代表して」と
CHABOは言い、山口 洋をステージ呼び込む。公平が弾くBLUESYなギターに乗って洋は登場。
そして「Go Johnny Go」をセッション。ギター三本でのバトルは、相当な迫力で圧倒される。
ここで洋はステージを去り、最後は“麗蘭”のみで「Get Back」を演奏。
まだまだ突っ走りたいところだけど、残念ながらここで時間切れとなり、21時05分過ぎに終了。
ライブの後は、これまた楽しみな打ち上げ。
「ITADORI」でワインを呑みながら1パウンドサーロインステーキを食べ、シメはもちろんカレー担担麺。
最後は店員さんも交えて話に花を咲かせ、閉店時間となったため23時におひらき。
明日もあるので今日のところはおとなしくホテルへ戻り、ちょっとだけ呑みなおして就寝。
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