“寒い夏休み”四日目「陥没」
“寒い夏休み”四日目。本日のキーワードは「陥没」。
そのまんまだけど、「陥没」はケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出のお芝居。
14時開演のマチネ、当日券狙いで渋谷の東急文化村・シアターコクーンへと向かう。
66系のバスがなかなか来なくて遅くなってしまい、12時40分ごろ会場に到着。
当日券売場には、既に15人ほどの人が列をなしている。
これはちょっと厳しいかと思ったけど、どうにかバルコニー席BR列12番をゲット。
13時30分開場なので、しばらく時間をツブしてから会場入り。
ステージ上手側、ステージを横から見る位置だけど、なかなかゴキゲンな席。
芝居は1幕:1時間50分、2幕:1時間15分という構成で、トータル3時間05分という大作。
東京オリンピックを二年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ、
建設されたはよいがオープンにこぎつけられそうにない、とあるレクリエーション施設が舞台。
井上芳雄、小池栄子、瀬戸康史、松岡茉優、山西 惇、犬山イヌコ、山内圭哉、
近藤公園、趣里、緒川たまき、山崎 一、高橋惠子、生瀬勝久といった面々が出演。
芝居を観るのはあまり慣れていないので、どうだろうか?と思いきや、
軽妙なストーリーと役者さんの演技に惹き込まれて、あっと言う間の3時間05分。
ケラさんの書くお芝居だから、お涙頂戴的なところは全く無いのだけれど、何故か最後は涙が溢れた。
人間の根幹の部分というのか? それが何かはわからないけど、どこかに引っかかるものがあった。
もちろん、ケラさんっぽいナンセンスでシュールなやり取りも満載。
そのへんを演じるのは以前は犬山さんだったけど、最近は緒川さんも大活躍。
あんな綺麗な女性が平然とバカなこと言うのが、なんだかたまらないわけ。
あとは小池さん、生瀬さんが良かった。松岡茉優を思いがけず見られたのは得した気分。
休憩15分が入ったので、すべて終わったのは17時20分過ぎ。
大満足だった。次の作品もまた観に行きたい。
芝居が終わって機内モードを解除したら、メールがたくさん来ていてビックリ!
今日は、山下達郎コンサートチケット抽選結果の発表日。
7本申し込んで、5本当選って当たり過ぎ。。。
キャンセル代が勿体ないけど、いくつかキャンセルしないと。
なんかもぅーホントに負ける気がせん。そのうち死ぬんじゃないだろうか?
ちょうどイイ時間になっているので、久しぶりに「鳥市」で呑むことにする。
あいかわらず料理が美味い。特に「くまたま」はココでしか食べられないから。
新しい女性店員さんが、とっても頑張っていて感じよくてカワユクてたまらナス。
つまるところ、女子はイケメン店員さんに萌え、男子はカワユイ店員さんに惚れるんだな。
ついつい長居してしまい、20時前にひとまずおひらき。
今夜はとっとと帰ろうと思っていたけど、なんだか呑み足りなくて、いつものように「B.Y.G」へ。
ちょうどいい混み具合、ココはやっぱりこんな感じじゃないと・・・。この前は混み過ぎてたな、ゴメン。
気がつくと、この店にもいろんな音楽を教えてもらっている。今夜は“The Band”がかかっている。
こういうとき、SHAZAMは便利。聴いたことがない曲のタイトルを、しっかりと教えてくれる。
次にかかったのはLenny Kravitz。アルバムは持っているけど、こんなに良かったっけ?
最近全然聴いていなかった・・・。これを機会にちゃんと聴き直してみよう。
それから“Sir Douglas Quintet”。これがまたエラくカッコ良くてビックリ。
テキサスのバンドで、1964年結成。今の今まで全く知らなかったけど、これはモロ好み!
アッパーチューンからバラードまで・・・マジでこの出会いは興奮モノ! 帰ったら早速ポチることを決意。
Eric Andersenという人も初めて聴いたけど、これまたすごく良くって感激。
そのあとDavid Bowie、Mott the Hoople、John Lennon、The Doors・・・次々にかかっていく。
リクエストしようと思っていた“The Doors”が、勝手に流れてきたのが嬉しい。
なんかココへ来ると、“The Doors”を聴きたくなるんだ。何故だかわからないけど。
このままずっと居たかったけれど、深夜バスになる前にと思い、22時半過ぎにおひらきにして帰宅。
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