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2017年3月 8日 (水)

梅津和時「プチ大仕事 2017」 新宿 PIT INN

今日は新宿 PIT INNへ、「梅津和時 プチ大仕事 2017 at 新宿ピットイン」を観に行く。
3月4日から始まった今年の「プチ大仕事」、5日目の今夜は「ANOTHER KIKI WORLD」。
“KIKI with STRINGS”として、“KIKI BAND”のナンバーを演奏するらしい。
ということ以外なんの情報も無いけど、メンバーの名前を見るだけでそそられる。
社会人にはありがたい19時30分開場、余裕で間に合って整理番号22番で入場。
ステージ下手の3列目に座る。ほど良い感じでステージが見える、何気に好ポジション。

予定より少しだけ遅れて、20時ちょっと過ぎに開演。
メンバーは、Bass:早川岳晴、Gutar:鬼怒無月、Sax&Clarinet:梅津和時、
Cello:佐藤研二、Cello:四家卯大、Piano:清水一登、Violin:壷井彰久という顔ぶれ。
梅津さんは、“KIKI BAND minus 1 plus STRINGS plus PIANO”と紹介してた。
演奏されるのは、もちろん“KIKI BAND”のナンバーばかり。
“KIKI BAND”といえばジョーのド迫力のドラムがポイントだけど、今夜はドラムレス。
早川さんのベースを軸に、二本のチェロとピアノがリズムを刻んでいく。
ドラムの決めフレーズは鬼怒さんの「ワン!ツー!」の掛け声でカバー。
なんだかものすごいモノを観ているような気がしてきた。

演奏は第1部:55分、第2部:70分、プラスアンコールという構成。
鬼怒さんはモスグリーンのストラトとガットギターを使用。あいかわらずの超絶変態プレイ。
早川さんはアイバニーズのMC-924とコントラバス。指弾きと弓弾きを使い分けての演奏。
梅津さんはサックスとクラリネット、そして一曲だけバスクラリネット。クラリネットを中心に吹く。
以上のドラムレス“KIKI BAND”に加えて、ストリングスとピアノがサウンドに色を添える。
サトケンさんと四家さんのチェロは、時にはメロディーを奏で時にはリズムを刻む。
そして壷井さんのバイオリンが激しい旋律を奏でる中、清水さんが狂ったようにピアノを弾く。
メンバー全員でリハーサルを一度もしたことが無いと言っていたけれど、
そんなことをまったく感じさせない素晴らしい演奏の数々。
第2部のラストは「SOU-SHUN」、メンバーは楽屋に戻らずそのままアンコールに突入。
「MakeMake」を演奏して、22時30分にライブはすべて終了。

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