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2017年4月 5日 (水)

三宅伸治「30th 回想録 東京編」吉祥寺 Mojo Cafe

今日は吉祥寺 Mojo Cafeへ、三宅伸治「30th 回想録 東京編」を観に行く。
大好きな吉祥寺、大好きなMojo Cafeで、大好きな三宅伸治がライブをやるという。
しかも大好きな友達のYちゃんが主催するというのだから、こいつはもうたまらない。
16時に仕事を切り上げて、ワクワクドキドキしながら吉祥寺へと向かう。
17時半から整理券を配布すると聞いていたけれど、ひとまず井の頭公園へ行く。
思ったよりも桜の花が綺麗に咲いていて、なんだか気持ちがほっこりする。
18時ごろいったん会場へ寄り、入場整理券を受け取る。番号は14番とまずまず。
それから、3月末にコピスに出来たばかりの「HMV record shop」を覘いてみる。
かなり好みのラインナップ、ボリューム満点で言う事ナシだけど、今日は時間が無くて残念。
18時半になるころ再び会場へ。よく知った顔がたくさん集まっている。
予定通りに開場して、壁際の一段高い椅子に座る。なかなかの好ポジション。
開場してまだ間もないというのに、フロアはお客さんでイッパイに。

19時40分過ぎに開演。フロア後方から伸ちゃん登場。
アコースティックギターを手に取り、演奏は「Got My Mojo Working」からスタート。
続いて「It's Allright(いつもオーライ)」。アンプ脇に置いたワイングラスが、振動で倒れるハプニング。
今夜のステージは、デビュー30周年を記念した三宅伸治の歴史を振り返る内容。
伸ちゃんは小学六年のときに書いた譜面を見ながら、初めて作ったという「モグラの唄」を披露。
この時はそれ以外にもたくさん曲を作ったそうで、ひとつひとつ譜面を見ながら解説していく。
それからカバーのコーナーとなり、Lightnin' Hopkinsの「Mojo Hand」、加川 良の「教訓Ⅰ」、
古井戸の「何とかなれ」を演奏。カナヤンにも負けない、伸ちゃんのヴォーカルが良かった。
“MOJO CLUB”を一躍有名にした「君が降りて来た夏」は一番だけだったのが残念。
伸ちゃんとは関係ない“THE TIMERS”のナンバーからは「土木作業員ブルース」。
伸ちゃんは譜面をめくりながら次の曲を選んでいたけど、何故か唐突に第一部はこれで終了。

休憩をはさんで、21時から第二部が始まる。
「ぼくらの事」から始まり、「プリズナー」「ナッシュヴィル・テネシー」「Bell」と続いていく。
ハードな曲からメロウでスウィートなナンバーまで、ひとつひとつ丁寧に唄う伸ちゃん。
バンドで演奏する伸ちゃんもイイけど、ソロで聴く伸ちゃんの唄声がとりわけ胸に染みる。
「何もなかった日」をみんなで合唱したあと、「たたえる歌」で盛りあがって本編は終了。
アンコールはデビュー曲の「ブギ・ナイト」から始まり、「Forever Young」へと続く。
この曲はずっとソロで聴きたいと思っていて、昨夜リクエストしておいた曲。
「無理だと思うこともやってみよう」と、今回のライブを実現したYちゃんへのリスペクトを込めて。
「この企画をしてくれたYちゃん、どうもありがとう~」という伸ちゃんの言葉が嬉しかった。
そして最後の曲は「約束」。壁にディスプレイされた清志郎のレコードを眺めながら、演奏に聴き入る。
こうして22時15分、思い入れたっぷりの素敵なひとときは幕を閉じた。

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