仲井戸麗市×新谷祥子「春に奏でるDuet。」南青山 MANDALA<Day-1>
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×新谷祥子「春に奏でるDuet。」を観に行く。
マリンバ奏者の新谷さんとCHABOとの共演は一年ぶり、とっても楽しみにしていた。
いつものように表参道駅から会場へ向かって歩く。このひとときが好き。
会場には16時45分過ぎに到着。予定通り17時に開場して、整理番号A-71で入場。
遅い番号なので期待していなかったけれど、ステージ上手端の席が空いていたので、そこに座る。
なんとなく座ったのだけれど、ステージがイイ感じで見渡せて、なかなか良い席。
開演予定の18時をちょっと過ぎたころ開演。
グレーの帽子をかぶり、グレーのボーダーのカーディガンを羽織ったCHABOがステージに登場。
「今日は4月1日だから、オレの言うことはすべて嘘だと思ってくれ」といきなりカマす。
そして新谷さんをステージに呼び込み、ひとまずCHABOは退場。
新谷さんはシェイカー(のようなもの?)を振りながら、ステージに登場。
ステージ上手のマリンバとパーカッションに囲まれた要塞にスタンバイ。
まずはパーカッションを叩きながら「ハネキミアノキミ」。「ハネキミ」はポップコーンという意味らしい。
それから「アランフェス協奏曲」と「スペイン」をフィーチャーした「カルメン」。
前回もそうだったような気がするけど、今回もセットリストは初めて披露する新曲が中心。
新谷さんは「頼まれているわけではありませんが」ち言いながら、CHABOの曲をカバー。
「イントロを聴いてわかった人は曲名を言ってください」と、お客さんにリクエスト。
うーん・・・何だろうなぁ~?と思っていると、「魔法を信じるかい」と小さな声があがる。
マリンバで弾き語る「魔法を信じるかい」、ちょっと不思議な雰囲気でまさに魔法という感じ。
最後の曲は「ラストダンスは私に」。新谷さんの唄声が妙にハマっていて良かった。
新谷さんのステージは45分ほどで終了し、15分間の休憩に入る。
19時05分過ぎ、いよいよCHABOのステージが始まる。
演奏は「四月になれば彼女は」からスタート。4月の始まりの今日にピッタリの選曲。
言うまでもなく“サイモンとガーファンクル”の曲だけど、CHABOは何故か“ガイモンとサーファンクル”と。
「お疲れ気味の皆さんに贈ります」という紹介で、ワールドミュージック路線の「キューバの唄」。
いつもに増してコブシを廻しまくって唄うCHABOが、可笑しいような何やらかんやら。
続いてCHABOは「花」を披露。「春のうららの隅田川~♪」という唄い出しのあの歌。
この選曲にはちょっとビックリ。季節的にはピッタリだけど、この曲を選んだ意図は如何に。
次に“JUN SKY WALKER(S)”の宮田和弥から贈られたというマンドリンを手に取るCHABO。
チョロチョロとつま弾いているうちに、「走れ~走れ~コウタロー♪」唄い出す。これには爆笑。
マンドリンを弾きながら、新谷さんの「新しい友達」を朗読。マンドリンの繊細な音色がマッチしている。
ここでCHABOは新谷さんをステージに呼び込み、二人でいっしょに「祝祭」をプレイ。
それから「春っぽい曲を選んできた」とCHABOは言い、“古井戸”のナンバーから「春たけなわ」。
CHABOは新谷さんとのこれまでのステージをひとしきり振り返ったあと「ま、いずれにせよ」。
リフはギターとマリンバとのユニゾン、間奏になると新谷さんはマリンバでソロを弾きまくる。
ここで新谷さんはひとまず退場。「よく見ないで命中するね~アタマおかしいんじゃないの」とCHABO。
CHABOは幼い頃に通っていたクラシック・ギター教室の事をしばらく話し、
「Danny Boy」をつま弾いてから「Tennessee Waltz」をしみじみと弾き語る。
続いて、リズムボックスをバックに「プリテンダー」。この曲はどこか清々しくて大好き。
ここで唐突に「今日は土曜日だから」と、土曜日ならではの「Take You To The Movies Tonight」。
そして本編最後は、森山良子でお馴染みのナンバー「今日の日はさようなら」。
これまた意表を突いた選曲だけど、意外とCHABOに合っているような気がした。
アンコールに突入して、まずはCHABOが登場し、間髪を入れずに新谷さんを呼び込む。
そしてRC時代のナンバー「うぐいす」を演奏。季節的にもピッタリの選曲。
続いて新谷さんのナンバーから「アトムが飛んだ空」「one day true love comes」。
「新谷さんとはやっぱりコレを演らないとな~」とCHABOは言い、すっかりお馴染みの「BLUE MOON」。
序盤は静かにプレイしていたけれど、曲が進んでいくに連れて演奏は熱を帯びていく。
CHABOのシャープなストロークに乗せて、新谷さんのマリンバが自由自在に動きまわる。
最後の曲も、新谷さんのナンバー「鐘は鳴る」。音叉のような楽器の響きが印象的。
SE「What A Wonderful World」が流れて、21時ごろ本日のライブはすべて終了。
| 固定リンク
コメント