VINTAGE TROUBLE「JAPAN TOUR 2017」六本木 Billboard LIVE TOKYO
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、“VINTAGE TROUBLE”のライブを観に行く。
“VINTAGE TROUBLE”を知ったのは最近だけれど、この手の音楽を好きであれば絶対にハマるバンド。
とてもじゃないけど仕事なんてやっていられず、15時退社にして六本木へと向かう。
予定通り17時30分に開場。整理番号7番で入場。ステージやや下手の二列目に座る。
ステージがメチャメチャ近い~。ホントに至近距離。こいつはかなりアガる!
後方の窓には“VINTAGE TROUBLE”のロゴ入りフラッグ、そして何故だか桜の花。
予定通り、19時に開演。
イントロデュースのアナウンスが流れて、ステージにメンバーが登場。
Drums:Richard Danielson、Bass:Rick Barrio Dill、Guitar:Nalle Colt、Vocal:Ty Taylor、
そしてサポートのキーボード。みんなスーツでビシッと決めて、そこに居るだけで絵になる。
ステージ中央でメンバー同士ガッチリと握手してから演奏が始まる。
のっけからTyのソウルフルなシャウトに、お客さんは大歓声で応える。
一曲目の「TOTAL STRANGERS」から、もちろんフロアは総立ちで大盛りあがり。
前半はアッパーなナンバーを中心に、グイグイと演奏が進んでいく。
これといって特別な事をするのではないけど、なんともツボを押さえた演奏に身体が反応する。
古き良き時代のリズム&ブルース・ソウルのステージは、こんな感じだったのかなと想像。
Tyはいきなりテーブルに飛び乗り、そのまま二階席や三階席を練り歩いて唄い、
ステージではクルクルと回転するわ、ドロップキックするわ、マイクのシールドを振り回すわ、
いったい次は何をやらかすんだろう~?と、観ているだけで楽しくなる。
ギターはレスポールとグレッチを4~5本使い分けていたかな。なかなかシブいチョイス。
ベースはジャズベの4弦と5弦。ショートスケールに見えたけど、単にガタイがでかいからかも。
ドラムはグレッチのワンタムで、シンバルが全て低位置に水平にセッティングされている。
ハイハットにはタンバリンも装着されていて、そのこだわりようがカッコいい。
「BLUES HAND ME DOWN」にメチャメチャ興奮して踊りまくりながらも、
スローなナンバーで聴かせるソウルフルなヴォーカルに心を揺さぶられる。
アンコールは二曲。ラストナンバーは「A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」。
ステージ後方のカーテンが開いて、目の前に六本木の夜景が広がる中、
じっくりとゆったりと演奏が続いていく。ものすごく壮大で、とてつもない広がりを感じる。
その中をTyのヴォーカルが縦横無尽に駆け回る。この曲が個人的にはハイライト。
最後はステージ上手にハケて、フロアを練り歩きながら退場するという演出。
ホントにとことん楽しませてくれるパフォーマンス。20時15分ごろ終了。
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