5月が終わる
今日で5月もおしまい。
マジで早いなぁ~。
今日はケの日なので、おとなしく家に帰る。
18時ごろ仕事を切り上げて、久しぶりに幡ヶ谷へ行って呑む。
「みやび屋」のカウンターに座り、ブータンと差し向かいでビールとホッピーと日本酒。
このところ生活態度を改めているせいか? ちょっとの量でけっこう酔っぱらった。
今週末は何も予定が無い。
週末だというのに遠征もライブも無いのは、ちょっとした違和感。
だけど、これが当たり前なんじゃないか?とも思う。
ましてや、どこかへ出かける事だけが、充実した生活だとは思わないし。
キッチリと日々の暮らしを送ることが一番大切なのではないか?と思う、今日この頃。。。
昨日はハレの日だったので、今日はケの日。
今週は一日交替でハレの日とケの日がやってきて、ちょうどいいペース。
それでもせっかくの金曜日だから、駅前の「鳥八」でちょっと一杯。
19時前から呑み始めて、20時過ぎにはおひらき。
なんだか生活のリズムが良くなってきているような気がする。
今日は下北沢GARDENへ、「HOBO CONNECTION 2017 ~HOBO SPECIAL~」を観に行く。
リクオが主催するこのイベント、今年は全国で10公演が繰り広げられてきたけど本日が最終日。
CHABOと大槻ケンヂという異色の組み合わせ、RCとナゴムと両方好きな俺にとっては最高のラインナップ。
16時過ぎに仕事を切り上げて、下北沢駅には17時過ぎに到着。意外と時間に余裕が無いのに気づく。
「GENERAL RECORD STORE」へ寄って発掘作業をしているうちに、あっという間に開場時間が近づく。
今日は1階に並んで入場するというパターン。既にたくさんのお客さんが並んでいる。
予定通り18時に開場。整理番号18番で入場して、二列目のステージほぼ正面の席に座る。
BGMはリクオの選曲ということで、ミチロウやらRCやら清志郎やら・・・とってもゴキゲンな選曲。
予定通り19時ちょうどに開演。
まずはDrums:小宮山純平、Bass:寺岡信芳、PedalSteal:宮下広輔、そしてリクオがステージに登場。
「今日は何の気兼ねもなく、ステージとお客さんと思いっきり共謀していきましょう!」と挨拶。
「ランブリンマン」から始まって、まずは“HOBO HOUSE BAND”のみで4曲。
寺岡のプレシジョンベースが、オープニングからブリブリとすごくイイ音を出してる。
プレベはどうしても音がこもりがちになるのに、あそこまで鳴らせるといいなぁ~。
そしてペダルスチールの広輔! 様々な音色で曲を彩り、今回の隠れた主役と言える。
リクオに呼び込まれてオーケンが登場。ひび割れメイク無しの素顔で、黒い帽子をかぶっている。
いきなりの「オンリー・ユー」。密かに演ってくれないかな?と思ってたから嬉しい。
「君が好きだ!」のセリフのくだりは、リクオとの掛け合いになっているのが笑える。
続いてアコースティックギターを弾きながら「あのさぁ」。なんだか今の気分にピッタリの選曲。
それから西岡 恭蔵の「プカプカ」。オーケンのこうした唄は初めて聴くけど、けっこう上手いんだな。
“筋肉少女帯”のナンバー「踊るダメ人間」では、お客さんに振り付け(?)をリクエスト。
前と隣の席の人がオーケンファンで、見よう見まねで「ダーメダメダメダメ人間~♪」と踊る。楽しい。
「中途半端なリアクションをありがとうございます。やるならやる!やらないならやらない!」と、
どこかで聞いたことのあるような言葉を発するオーケン。
ここでオーケンと入れ替わりに、CHABOがステージに登場。大歓声に包まれるフロア。
「オーイっ!」からスタート。ちょっと意外な選曲だけど、メチャメチャROCKしている。
そしてオリジナルキーの「君が僕を知ってる」。この方が弦の鳴りはやっぱりイイなぁ~。
さすがにヴォーカルはキツそうだけど、これからもバンドの時はオリジナルキーでお願いしたい。
それから名古屋では演奏されなかった「たとえばこんなラヴ・ソング」。レコードと同じアレンジでの演奏。
チャボが唄うのは、ソロではどこかで聴いた事あるけど、バンドでは初めてかもしれない。
そしてバンドがはけて、寺岡と広輔と一緒に「Harvest Moon」。ペダルスチールの音がすごく良くて感涙。
曲の途中で「中秋の名月・・・五月だけど」とCHABOがポツリと言ったのが妙に可笑しかった。
それからリクオと二人で「胸が痛いよ」、再びバンドで「Little Wing」。この流れには悶絶。
もちろんあの人を想っての演奏。「Little Wing」では、CHABOはテレキャスを弾きまくり、
後半はペダルワウを駆使してのプレイ。ギタリストCHABOを存分に堪能。
その空間の濃さから名古屋の方がより凄かったけど、今夜の演奏も凄まじかった。
続いてリクオのナンバーで「永遠のロックンロール」と「ブルーハーツが聴こえる」。
途中から歌詞がRCになってるのが良かったな。ギタリストに徹するCHABOもまたイイ。
これは何度も言っているけど、そういうCHABOをそもそも好きになったのだもの。
ここで曲順を間違えて、リクオがオーケンを呼び込むというハプニング。
すかさず間違いを指摘するCHABO、しかも得意満面な表情で。
これっていつもどこかで見るシーンじゃないかなぁ~? まぁ、深く突っ込むのはやめておこう。
という事で正解はChuck Berryの「Rock And Roll Music」。ものすごくスウィングした演奏。
今日は残念ながらダックウォークは出ず・・・。名古屋では出たのにな。
そして改めてオーケン登場。「俺らの世代は必ず『俺とRC』みたいに語り出してウザいと思うけど」と
前置きしながらも、「これは恒例という事で」と言ってRCの思い出を語り出す。
「『ヘンタイよいこ集会』を観に行ったけれど、あまりに大人なので怖くなって途中で帰った」と告白。
その途端、オーケンに向かって左手の中指を突き立てるCHABO! こんなの初めて見た。
オーケンはさらに清志郎との想い出、一緒にテレビのコントに出たときのエピソードを話す。
監督にツッコミを入れるジョニー大倉を見て、清志郎がオーケンをこっそりとつついて、
「ジョニー大倉って怖いね・・・」と言ったのが唯一の会話だと。
なんとも清志郎らしいエピソードに、CHABOも「あいつ弱っちいから~」とかぶせる。
そして“JAGATARA”の「もうがまんできない」。大好きなこの曲をCHABOのギターで聴くとは!
現在と過去、オーバーグラウンドとアンダーグラウンド、いろいろと入り混じった展開。
続いて「明日なき世界」。このあたりはちょっと複雑な気持ちで聴く。
やっぱり自分の中では消化しきれていない・・・あの頃の気持ちを。
ラストは「雨あがりの夜空に」。CHABOファン・オーケンファン関わらず、総立ちで盛り上がる。
今夜の流れとしては、最高のエンディングだったかな。
アンコールに突入して、リクオは「アイノウタ」を唄う。ここでもギタリストに徹するCHABO。
そして更にオーケンが加わって「不滅の男」。まさかエンケンナンバーが披露されるとは!
みんな自分史を炸裂し過ぎ! 淡々とギターを弾くCHABOは、何を思っていたのだろう?
今夜のライブは、リクオ、オーケン、CHABOの思い入れソングの祭典という趣き。
それぞれがそれぞれに思い入れのある曲を、いろんな形で演奏してくれた。
筋少では普段エンディングのキメを一切まかされていないというオーケン。
リクオから今夜は全てをやるように指示されていて、指示通りエンディングをキメる。
最初はぎこちなかったけど、段々サマになってきたような気がする。
そんなオーケンに、CHABOが何度もエンディングを繰り返す攻撃! これは可笑しかった。
そして最後は「いい事ばかりはありゃしない」。歌詞に中野と下北沢が織り込まれるのは想定通り。
こうして演奏はすべて終了し、出演者全員がステージ中央に並んでお辞儀。
その瞬間、隣の席のオーケンファンに手を握られてドッキリ!
演者と同様に、客席側もカーテンコールをするという魂胆らしい。
ということで一緒にカーテンコールして、2時間30分を超えるライブは終了。
今日は青山 Blue Note Tokyoへ、Stanley Clarkeのライブを観に行く。
Stanley Clarkeのライブを観るのは、2011年9月の“RETURN TO FOREVER”以来。
今回は至近距離で憧れのベーシストのプレイが観られるということでチケットを確保した。
なんだかんだで職場を出るのが18時半過ぎになってしまい、表参道駅に到着したのは19時過ぎ。
とりあえず会場に行ってチェックインを済ませ、近所のつけ麺屋「でんまる」で腹ごしらえ。
開場時間の20時20分に合わせて再び会場へ。整理番号18番で入場。
番号はそれほど良くなかったけど、ラッキーな事にステージ正面のテーブル二列目に座ることが出来た。
なんとなく空いているのかな?と思いきや、開演が近づくにつれて座席はビッシリと埋まっていた。
予定より少し遅れて、21時05分ごろ開演。
Drums:Michael Mitchell、Piano&Keyboards:Ruslan Sirota、Keyboards:Caleb McCampbell
という変則的な編成のバンドを引き連れ、Bass:Stanley Clarkeがステージに登場。
ブルージーンズに白いポロシャツというラフなスタイルがちょっと意外な印象。
まずはアレンビックのベースを手に取り、ジャムセッション開始。
重厚なリズムを刻みつつ、超絶的な指弾きを披露。やっぱりスゴイなぁ~。
それに呼応するように、ドラム、キーボード、ピアノも超絶的なプレイを見せる。
それをただじっと凝視する・・・なんともスリリングで楽しい。
今夜はセットリストらしいセットリストは無い模様。延々とジャムセッションが続く。
Stanleyはベースをコントラバスに持ち替え、これまた超絶的なインプロビゼーションを繰り広げる。
指弾き、弓弾き、スラップ、ありとあらゆるテクニックを駆使して、徹底的なプレイを聴かせる。
曲や歌詞に思い入れたっぷりで聴くのもいいけど、こうしてひたすら演奏に集中するのもイイ。
ドラムはものすごくパワフルだし、ピアノは超絶的な指さばきだし、
キーボードはカラフルな音作りだし、それぞれ良かったけど、やっぱりベース中心に観てしまう。
70分ぐらいの演奏でアンコールに突入。再びアレンビックを手に取るStanley。
軽い感じでセッションすると、アレンビックを手にさっさとステージを降りていってしまった。
ちょっと拍子抜けしたエンディングだけど、演奏には大満足。22時20分ごろ終了。
6時前に起床。そんなに早起きする必要は無いのに、旅先では何故だか目が覚める。
テレビを観ながらウダウダと支度して、7時過ぎにはチェックアウト。
あっという間だったけど、楽しかったよ名古屋。
そんな気持ちを抱きつつ、7時半過ぎの新幹線に乗って帰京。
そのまま出勤するため、品川駅で山手線に乗り換えようとしたら、ものすごい人・人・人・・・。
赤羽駅で人身事故があり、埼京線が止まっている影響らしい。
とてもじゃないけどホームへ辿り着けそうにないので、天王洲アイル駅へ迂回する事にした。
最初は歩いて行こうかと思ったけど、駅前からバスが出ているのを見つけてバスに乗る。
気が動転していたのか? お金を入れるところにPASMOをあてて係の人に笑われてしまった。
とんだトラブルに巻き込まれてしまったけど、ちょっとしたバス旅行を楽しんだりして。
天王洲アイル駅からりんかい線で新木場駅まで行き、有楽町線をいつもとは逆方向に乗る。
こうしてなんとか豊洲駅に到着したのは10時10分過ぎ。
予定より遅れてしまったけれど、無事に出社出来たのでヨシとしよう。
さすがに疲れたので、今日のところはまっすぐ家に帰る。
今日は名古屋 TOKUZOへ、「HOBO CONNECTION 2017 ~Good Music Good Singing NAGOYA~」を観に行く。
リクオが主催するこのイベント、今年は全国で10公演が繰り広げられている。
名古屋はCHABOと竹原ピストルという組み合わせ、いったいどんなライブになるのか楽しみ。
東京駅12時50分発の新幹線に乗り込み、名古屋に到着したのは14時半ごろ。
ものすごい暑さに一瞬たじろいだけど、とりあえず駅前の「BANANA RECORD」で発掘作業。
その結果、“MARTHA & THE VANDELLAS”のファースト&セカンドアルバムの2in1CDを衝動買い。
そして15時半ごろ、今夜泊まる「名古屋駅前モンブランホテル」へチェックイン。
しばらく部屋で休んだあと、地下鉄東山線に乗って今池駅へと向かう。
17時ごろ今池駅に到着。開場まで時間があるので、あたりを散策してから会場のTOKUZOへ。
予定通り18時に開場。整理番号154番でどうしようかと思ったけど、ステージ下手の最前列を確保。
だけどスピーカーの真ん前だから、キーボードとベースは完全に見切れている。
それでもCHABOはバッチリと見えそうなので、今日はCHABOだけを凝視する作戦にする。
予定より遅れて、19時10分ごろ開演。
まずはDrums:小宮山純平、Bass:寺岡信芳、PedalSteal:宮下広輔、そしてリクオがステージに登場。
お馴染みの曲から新曲まで、まずは“HOBO HOUSE BAND”のみで4曲。
リクオのニューオリンズっぽいピアノがイカす。ココからはほどんど見えないけど・・・。
バンドもゴキゲンなグルーヴで、TOKUZOの濃密な空間を溢れんばかりに埋め尽くしていく。
そしてリクオに呼び込まれて、竹原ピストルが登場。黄色いTシャツが似合ってる。
バンドをバックに「Forever Young」を唄ったあと、竹原ピストルの弾き語りコーナー。
「アメイジング・グレイス」をじっくりと聴かせ、「みんなやってるか」で盛り上げる。
やっぱりこのあたりのステージ運びは、さすが百戦錬磨という感じで上手いな。
再びバンドで「俺のアディダス」を演奏して、ピストルはひとまず退場。
そしてリクオの「俺たちのCHABO~!」という紹介で、CHABOがステージに登場。
このところCHABOはサングラスをかけてプレイしていたけれど、今夜は久しぶりの素顔。それだけで嬉しい。
演奏は「オーイっ!」からスタート。ちょっと意外な選曲だけど、骨太のROCKという感じでイカす。
CHABOは「リクオのおかげでいろんなミュージシャンに出会えた」と嬉しそうに話す。
とりわけペダルスチールの宮下広輔がお気に入りの模様。「自分の息子みたい」とベタ惚れ。
続いてオリジナルキーで「君が僕を知ってる」。ヴォーカルはキツそうだけど、この方が弦の鳴りが断然イイ。
そしてChuck Berryの「Rock And Roll Music」、エンディングでCHABOはダックウォークを披露。
ここでバンドは退場して、寺岡と広輔と一緒に「Harvest Moon」。ペダルスチールの音色がすごく効果的。
TOKUZOの楽屋に入るところにNeil Youngのポスターが貼られているのを、CHABOは見たのだろうか?
それからCHABOはピストルと二人で「浅草キッド」を演奏。マンドリンをつま弾くCHABO、古井戸みたい。
「お姉さんが大のRCファンで、今日のことを褒めてくれるだろう」と話すピストル。
それから「主犯格・リクオとやらせてくれ!」とCHABOは言い、リクオをステージに呼び込む。
リクオは「ここからはあの世とも繋がって行きたいと思います」と言って、「胸が痛いよ」を唄う。
続いて、再びバンドで「Little Wing」。この流れは、もちろんあの人へ捧げる演奏。
「Little Wing」では、CHABOはテレキャスを弾きまくり、後半はペダルワウを駆使してのプレイ。
CHABOの鬼気迫るギタープレイに思わず固まる。それぐらい魂の込められた演奏。
リクオは「僕は今年51歳。17歳×3で三回目の思春期を迎えています」と話したあと、
自身のナンバー「永遠のロックンロール」と「ブルーハーツが聴こえる」をプレイ。
あの頃の自分と現在の自分・・・両方のことを思いながら、ノスタルジーでない何かを感じる。
そんなリクオの唄を、ギタリストに徹してサポートするCHABO。これがまた最高にイイ。
ここで更にピストルが加わって「明日なき世界」。ピアノから始まるアレンジが斬新。
ピストルのヴォーカルで「よー、そこの若いの」を演奏したあと、“THE BLUE HEARTS”の「青空」。
まさかCHABOがブルーハーツを弾くとはねぇ~。ちょっとビックリしたけど、ゴキゲンなフィナーレ。
アンコールに突入して、リクオはちょっと長めのMC。
いろいろな想いが込みあげて来たのか、いつにも増して饒舌に感謝の言葉を述べる。
そして始まったのはリクオが唄う「アイノウタ」。ここでもギタリストに徹するCHABOがイイ。
更にピストルが加わって、最後の曲は「いい事ばかりはありゃしない」。
まずはCHABOがヴォーカルをとり、途中からピストルとリクオがヴォーカルをまわす。
すごくBLUESなフィーリングに溢れた演奏、とっても心に染みた。
こうして21時10分ごろ、演奏はすべて終了。
ライブ終了後、地下鉄東山線に乗って名駅まで戻り、駅前の「鶴八」で呑む。
手羽先や味噌串カツといった名古屋名物をつまみに、ビールと酎ハイと日本酒。
しっかりと満喫して、23時40分ごろホテルへと戻る。
今日は市川市文化会館へ、「僕らのポプコンエイジ2017 ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~」を観に行く。
府中から始まった「僕らのポプコンエイジ2017」も、いよいよ今日が最終日。
ユッコに会えるのも今年はこれで最後かと思うと、ちょっとだけ寂しい。
そんな想いを抱きつつ、都営新宿線に乗って本八幡駅へと向かう。
時間はけっこうかかるけど、地元駅から電車一本で行けるというのは嬉しい。
駅前をしばらく散策したあと、16時40分ごろ会場入り。
石川優子部の皆さんと贈ったスタンドフラワーをチェック。今日もロビーを綺麗に彩っている。
今日の席は、1階9列28番。ステージ真正面、ステージが近くて最高のポジション。
こじんまりとした会場だけれど、それだけにギュッと濃縮された雰囲気がイイ。
予定どおり17時ちょうどに開演。まずは八神純子が登場して、「みずいろの雨」を唄う。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、ピアノという編成のバンドをバックに、
ブルーの衣装を着た純子さんがあいかわらずのハイトーンを聴かせる。
これまで観た二回とまったく同じオープニング。だけど何回観ても素敵。
純子さんは「黙っていれば友達になれない」と言って、お客さんに次のフレーズを促すが、
思うようなリアクションが得られず、自分で「叫ばなければ消え去ってしまう」と継ぎ足す。
純子さんはこれまでより若干多くおしゃべりしたあと、最近のナンバーから「明日の風」を披露。
進行役のChageと三浦和人が登場し、二人で“チャゲ&飛鳥”の「ひとり咲き」を演奏。
Chageは新曲の「たった一度の人生ならば」を唄い終わると、
「次は素敵な女性がお待ちしています。市川・・・石川優子さんです!」とベタな紹介。
ユッコは白のトップスに黒のパンツルック、スパンコールのアクセントという衣装で登場。
一斉に沸き起こるユッココールの中、澄み切ったクリスタルボイスで「シンデレラ・サマー」を唄う。
ユッコは「こんばんは! 市川・・・石川優子です」と挨拶。こういう機転が利くところ好きだわ。
水を飲んで息を整えてから、ポプコンとの出会いや出演するまでのいきさつを話す。
続いて「Lonely Symphony」を唄いあげたあと、ファンのみんなに感謝の言葉を述べる。
そしてユッコは「それではココでこの人を呼ばなくては!」と、Chageをステージに呼び込む。
半分の長さのスタンドマイクを手にしたChage、「そろそろライブやればいいじゃん」とポツリ。
大歓声に包まれるフロア・・・ユッコは言葉を濁していたけれど、是非ともお願いしたいものだ。
そして「ふたりの愛ランド」が始まると、お客さんは総立ちになって大盛りあがり。
ひとまずこれで最後だけれども、完全燃焼する事が出来たので大満足。
次に登場したのは“スリーハンサムズ”。
元“ふきのとう”の細坪基佳、“NSP”の中村貴之・平賀和人から成るユニット。
“NSP”の「汗」から始まり、“ふきのとう”の「風来坊」へと演奏は続いていく。
それからしばらく封印していたという“NSP”の「さようなら」を披露。
ヴォーカルとコーラスと楽器が一体となって、なんとも言えない壮大な空間を創り上げる。
“NSP”はもともとハードROCKバンドだったらしいけど、まさにプログレみたいで感動的であった。
バンドメンバー紹介をはさんで登場したのは因幡 晃。
バンドをバックにアコースティックギターを弾きながら、「わかって下さい」を唄う。
この唄をナマで聴く日が来るとは・・・そしてこの人、メチャメチャ唄がうまいじゃないの。
長髪にサングラスという怪しげな風貌、唄うときとはうって変わって明るいMC、
ツッコミどころは満載だけど、観たことのない素晴らしいアーティストってまだまだたくさん居るんだな。
ハンドマイクで「別涙」を唄ったあと、入れ替わりに谷山浩子がステージに登場。
お馴染みのナンバー「カントリーガール」と、11年前に出た新しい曲という紹介で「テルーの唄」を披露。
トリは三浦和人。“雅夢”の「愛はかげろう」と、最近のナンバーから「夜明け前」を演奏。
最後に八神純子を除く出演者全員がステージに登場して、中島みゆきの「時代」を唄う。
今年の「僕らのポプコンエイジ」コンサートもこれでおしまい・・・。
一抹の寂しさと名残惜しさを感じつつ、19時10分過ぎにライブはすべて終了。
せっかく市川まで来たので、本八幡駅前で呑んでいくことにする。
「板場」という店でカウンターに陣取り、ビールと黒ホッピーを呑む。
料理が出るのがちょっと遅かったけど、美味しかったからまぁイイや。
21時過ぎにはおひらきにして、「健勝軒」でつけ麺を食べてから帰宅。
今日は池袋で暴飲暴食組合の会合。
18時半ごろ集合して、まずは「魚がし日本一」で寿司を軽くつまむ。
それから「魚ます」へ行き、酎ハイと日本酒。本格的に呑み出す。
今夜は長っ尻せずにハシゴしようということになり、ほどなくして三軒目へ。
「清龍」へ入ってみるも、想像したよりオシャレな雰囲気にちょっと戸惑う。
そしてシメは「祥龍房」で中華。ホントによく呑み喰いした。
それでも24時前にはおひらきにして、電車に乗って帰宅。
仕事帰り、先日忘れた扇子を神田まで取りに行く。
店員さんに言ったらすぐにわかってくれて、無事に回収することが出来た。
せっかく神田まで来たのだから、「鳥とり」という店で呑むことにする。
カウンターだけのこじんまりとした店、メニューは焼鳥とちょっとしたつまみのみ。
だけどいろいろなところにお客さんへの気遣いが感じられて、とっても良かった。
居心地は最高なんだけど、長っ尻するのも違う気がしたので、1時間ちょっとで店を出る。
それから「戸隠製粉」という蕎麦屋へ。こちらもなかなかイイ雰囲気の店。
もりそばを注文すると、おかわり無料というのにはビックリ! もちろんおかわり。
店員さんにもすっごく良くしてもらって、大満足で店を出る。
やっぱりイイなぁ~神田。それでも21時前には切り上げて帰宅。
先月末に体調を崩したことに端を発し、友達からのアドバイスを参考にしつつ、
乱れ切った生活態度を改善して行こうと、今月から取り組み始めている。
あまりストイックになると違う意味でストレスになるので、徐々にやって行きたいと思う。
7時に起床。今日もまた、意味もなく早起きな旅の朝。
テレビを観ながらのんびりと支度して、11時前にチェックアウト。
そしてそのまま「常盤」へ直行。先週と同様、にしんざるを食べる。
それから地下鉄に乗って京都駅へ。12時35分の新幹線に乗って帰京。
ところが今日はこれで終わらない。
よこすか芸術劇場へ、「僕らのポプコンエイジ2017 ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~」を観に行く。
新横浜駅で新幹線を降り、横浜線で横浜駅へ。そこから更に横須賀線に乗り換える。
横須賀は横浜の隣ぐらいの感覚でいたのに、逗子や鎌倉よりも遠いとはビックリした。
京都へ行く以上に「旅行している感覚」を満喫。それでもなんとか16時ごろ横須賀駅に到着。
横須賀へ来るのは生まれて初めて? 港の景色がなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
公園の薔薇の花に見とれつつ、ようやく今夜の会場「よこすか芸術劇場」に到着。
しばらく時間調整して、16時45分ごろ会場入り。今日の席は、1階J列24番。
ややステージ上手寄りだけど、ステージが近くてなかなかの好ポジション。
この会場は5階まで席があり、まるでオペラハウスみたいな雰囲気。
予定どおり17時ちょうどに開演。まずは八神純子が登場して、「みずいろの雨」を唄う。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、ピアノという編成のバンドをバックに、
ブルーの衣装を着た純子さんがあいかわらずのハイトーンを聴かせる。
「黙っていれば友達になれない。叫ばなければ消え去ってしまう」という
「Cocky Pop」のオープニングフレーズを言ったあと、純子さんは「明日の風」を披露。
進行役のChageと三浦和人が登場し、さらにステージへ杉山清貴を呼び込む。
そして三人で“チャゲ&飛鳥”の「ひとり咲き」を演奏。ちょっとボリューミィだけど、なかなか良かった。
Chageは新曲の「たった一度の人生ならば」を唄い終わると、
「次の方はとても素敵な女性です。名前は控えます」と紹介。
登場したのは、もちろんユッコ。白のトップスに白のパンツルック、スパンコールのアクセント。
澄み切ったクリスタルボイスで「シンデレラ・サマー」を唄う。客席はいきなりハイテンション。
水を飲んで息を整えながら、「いま唄った「シンデレラ・サマー」は36年前に発売された」と話す。
それでも「唄のタイムマシン・パワーを感じる」と言いながら、バラード「Lonely Symphony」を唄いあげる。
そしてユッコは「やっぱりココでこの人を呼ばなくては!」と、Chageをステージに呼び込む。
「ゆうこりん星にしばらく行っていた」というのは、すっかり定番のギャグになってしまったな。
テレビ収録があるからということで、Chageは半分の長さのスタンドマイクを手に取る。
そして「二人の愛ランド」が始まると、お客さんは総立ちになって大盛りあがり。
あっという間のひとときだったけれども、一気に完全燃焼した。。。
次に登場したのは杉山清貴。三浦和人と相曽晴日をコーラスに迎えて「GOSPELの夜」を唄う。
この人も良い意味でも悪い意味でも変わらない。そしてキラーチューンの「さよならのオーシャン」。
続いて相曽晴日が登場して、ピアノを弾きながら「トワイライト」「プラネタリウムの丘」を唄う。
あいかわらず伸びやかで素敵な唄声、集中してうっとりと聴き惚れる。
そのまま相曽晴日は、Chageと三浦和人とともにバンドメンバー紹介。
ここでひとまず全員退場して、ステージには鈴木康博がギターを抱えて登場。
“オフコース”のデビュー曲「群衆の中で」を唄う。いい曲だけど、確かに暗い・・・。
次に唄った「一億の夜を越えて」は、アップテンポでなかなかゴキゲンな曲だったけれども。
続いて辛島美登里が登場して、「雨の日」をピアノで弾き語り。あいかわらず独特な世界観。
それから「冬の曲だけど、夏が来てまた冬が来るという事で」と言い「サイレント・イヴ」。
トリは三浦和人。“雅夢”の「愛はかげろう」と、最近のナンバーから「夜明け前」を演奏。
最後に八神純子を除く出演者全員がステージに登場して、中島みゆきの「時代」を唄う。
ポプコンが生んだ名曲中の名曲、思わず胸にグッときてしまった。
アンコールの拍手が鳴りやまない中、19時10分過ぎにライブはすべて終了。
帰りは汐入駅から京急に乗って品川へ出る作戦。
それでも地元駅まで1時間半かかってしまった。
新宿で軽く食事をして、21時半ごろ帰宅。
大阪~京都~横須賀と巡る旅は、こうして幕を閉じた。
7時に起床。いつも通り、意味もなく早起きな旅の朝。
テレビを観ながらのんびりと支度して、11時前にはチェックアウト。
そのまま「千房」へ行って、朝食兼昼食のお好み焼き with Beer。
「千房」は東京にもある有名店だからどうかな?と思っていたけど、
これがまたフワッフワの焼き加減で、美味しいったらありゃしない。さすが本場!大阪。
1時間ほど満喫して御堂筋線に乗り込み、西中島南方駅で乗り換え。
いろいろと聞いていたけど、「にしなかじまみなみがた」は意外と普通の街だった。
南方駅から阪急京都線に乗って、京都の河原町へ着いたのは13時半過ぎ。
一週間ぶりの京都・・・。こんな経路で来るのは初めてかもしれない。
鴨川沿いをちょっと散策したあと、中古盤屋「HOT LINE」を覗いてみる。
今日のところは特に収穫は無く店を出ると、隣に「WORKSHOP RECORDS」なる中古盤屋を発見。
ここもまたオレ好みの品揃えで、これからちょくちょく通いたいと決心する。
15時半ごろ今夜泊まる「京都セントラル・イン」へチェックイン。
ここには何度も泊まっているので、勝手知ったる他人の家という感じ。
しばらく部屋で休んだあと、16時40分ごろ出かける。
今夜は磔磔で、「Welcome Home to TAKUTAKU!! 百年の古都"蔵」があるのだ。
磔磔は今年で築100年ということで、昨日から4日間連続の記念イベント。
2日目の今夜は、“麗蘭”と竹原ピストルと“スリッカーズ”との共演。
17時ちょうどに開場して、整理番号A-178番で入場。順番的にはかなり後の方だ・・・。
本日はオールスタンディング、転換に備えてステージ下手の花道にはフェンスが設置されている。
そのフェンスにもたれるような位置にポジショニング。結果的になかなかの好位置。
ステージではマチャミさんがチューニング・・・ということは“麗蘭”がトップということか!
予定通り、17時30分開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、花道を通って“麗蘭”のメンバーがステージに登場。
このところ気になっているCHABOのサングラス、今夜もしっかりとかけられている。
演奏は「ミッドナイト・ブギ」から始まり、久しぶりの「Hustle」へと続く。
さすが磔磔の濃密な空間、音が洪水のようにこちらへ迫ってくる。
CHABOが「磔磔100年、よくもったな~」とお祝いの言葉を述べたあと、
公平がヴォーカルの「クレージー・ホース」。唄い出しの歌詞が微妙に変化している。
公平はギターを弾きながらステージ前方へにじり出る。いつも以上にノリノリでグイグイッと。
築100年を祝って“The Beatles”の「Birthday」をさわりだけ演奏してから「Yes We Can」。
早川さんのベースがブンブンとうなり、CHABOと公平のギターが華やかな彩りを添える。
「今年の漢字・・・」の部分は、Chuck Berryに捧げるような歌詞に変えられている。
続いて、そのChuck Berryのカバーで「Come On」。日本語の歌詞がなかなかイカす。
それから、Johnny Winterに捧げるハードなブギー「Go Johnny Go」。
今夜のCHABOはいつものようにテレキャスでプレイしていたけれど、
この曲と前半で演奏した「クレージー・ホース」のみGrecoのフルアコSW-2000Sを使用。
再び公平のヴォーカルで「太陽のシェリー」を演奏したあと、「紅 く・れ・な・い」をじっくりと聴かせる。
間奏では、CHABOと公平のギターががっちりとからみ合う。肩を寄せるようにしてギターを弾く二人が、
たまらなく絵になる。そして磔磔はものすごく音がイイことを、ここで改めて実感。
早くもラストナンバーの「Get Back」となり、大盛りあがりのままフィナーレを迎える。
1時間ほどの短い演奏時間だったけれども、大満足のステージであった。
セットチェンジをはさんで、18時50分ごろ竹原ピストルがステージに登場。
竹原ピストルのライブを観るのは二度目だったか? 決して嫌いなタイプではない。
アコースティックギターをかき鳴らしながら、汗だくになってひたすら唄うスタイル。
曲によって心に入ってくる曲とそうでない曲とがあるけれど、唄に対する言わば「誠意」を感じる。
「黄色い声の声援が無いまま5曲目を迎えます」とか、「前の女性がオレの腕を凝視しているので、
意味もなく余計に動かしてみました」とか、そんなところも正直でイイなぁ~と思う。
気がつくとほとんど聴いたことがある曲のような気がする。それだけにとっても楽しめた。
最後に一編の詩を朗読して、50分ほどでステージは終了。
そして19時55分ごろ、本日のトリ“スリッカーズ”の演奏が始まる。
磔磔の大将、水島さんがドラムを担当するバンド。個人的には初めて観る。
ドラム、パーカッション、ベース、ギター、サックス、ヴォーカルという6人編成。
ゆる~い感じのブルース、なんだかとっても心地よく響いてくる。
それでもベースはブリブリだし、サックスは強力だし、ヴォーカルはちょっと北京一みたい。
この頃になるとフロアに若干の余裕が出来ていて、音に合わせて自由に身体を揺らす。
なんだかとってもフリーダムな空間。磔磔の雰囲気と相まって、本当に最高!としか言いようがない。
そしてライブ後半には、Bo Diddleyの「Crackin' Up」が飛び出す。
ちょっと脳天気なサウンド、なんとなく“BO GUMBOS”を思い出してしまった。
次に演奏された「Mona」のゲストでうつみようこが登場すると、その思いはますます加速。
“BO GUMBOS”の磔磔ってこんな感じだったのかな?と、ひとり感傷にふけってしまった。
アンコールに突入し、ステージには“スリッカーズ”のメンバーが登場。
本日の出演者をひとりひとり呼び込むということで、“麗蘭”のメンバー、竹原ピストル、
うつみようこに加えて、近藤房之助と金子マリが登場。これにはビックリだけど、嬉しかった。
そして「Iko Iko」をセッション。ますます“BO GUMBOS”っぽい展開に、たまらず踊りまくる。
こうして20時30分過ぎ、本日のライブはすべて終了。
ライブ終了後は、いつものように「あんじ」で打ち上げ。
いつも通りいろいろな話をしながら、楽しく呑み喰いする。素敵な時間。
流れ解散のような感じで徐々に人が減って行き、閉店時間の2時におひらき。
シメに木屋町の「G麺」でカレーうどんを食べて、3時近くにホテルへ戻る。
今日は休みをとって、大阪~京都をめぐる旅に出かける。
12時10分発の新幹線に乗り込み、新大阪駅に到着したのは14時40分。
そのまま御堂筋線でなんばへ。とりあえず道頓堀あたりを散策。
そして16時前には、今夜泊まる「ル・ボテジュールナンバ」へチェックイン。
このホテルは何度も泊まっているけど、便利でそれなりの感じが気に入ってる。
しばらく部屋で休んだあと、アメリカ村を通って今夜のライブ会場へ。
今夜はオリックス劇場で「僕らのポプコンエイジ2017 ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~」。
昨年に続いての開催、お目当てはもちろん石川優子だけれども、それ以外のアーティストも楽しみ。
会場のオリックス劇場は初めて来たけど、こじんまりとした歴史を感じさせるホール。
旧・大阪厚生年金会館。椅子が小さいからちょっと窮屈だけれども、昔ながらのホールだけに仕方がない。
18時40分ごろ会場入り。今日の席は1階9列38番。ステージ真正面の好ポジション。
大阪では初の開催ということもあり、客席はびっしりと埋め尽くされている。
予定どおり19時ちょうどに開演。まずは八神純子が登場して、「みずいろの雨」を唄う。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、ピアノという編成のバンドをバックに、
ブルーの衣装を着た純子さんがあいかわらずのハイトーンを聴かせる。
恐ろしいほどの安定感、この人はホントに変わらないな・・・。
「黙っていれば友達になれない。叫ばなければ消え去ってしまう」という
「COCKY POP」のオープニングフレーズを言ったあと、純子さんは「明日の風」を披露。
今回も1アーティスト2曲づつを唄うという展開、進行役はChageと三浦和人。
Chageはそのまま三浦さんといっしょに、“チャゲ&飛鳥”の「ひとり咲き」を演奏。
この曲はかなり思い入れがある曲なので、ナマで聴けたのは嬉しかった。
Chageは新曲の「たった一度の人生ならば」を唄い終わると、
「次の方は27年ぶりにステージに帰って来てくれました」と紹介。
ということは・・・いきなりのユッコ登場に、会場が一気に爆発する。
白のトップスに黒のパンツルックというユッコらしい衣装で「シンデレラ・サマー」を唄う。
澄み切ったクリスタルボイスは、今年もまた健在。嬉しくて涙が出そうになる。
「私が興奮してどうする・・・」と言いながら、息を整えるユッコ。そんなところは昔のまま。
大阪はユッコの地元ということもあり、そんな事を話しながら次の曲は「Lonely Symphony」。
この曲は、東芝EMI時代のアルバム「月曜日のシャンプー」に収録されている曲。
個人的にはあまり思い入れはないけど、伸びやかな唄声に思わず聴き惚れる。
続いてユッコは、Chageをステージに呼び込む。「27年ぶり~」と言うChageに、
「ゆうこりん星にしばらく行っていた」と応えるユッコ。さすが阿吽の呼吸の二人。
そして「二人の愛ランド」が始まると、お客さんは総立ちになって盛りあがる。
あっという間のひとときだったけれども、一気に完全燃焼した。。。
次に登場したのは森川美穂。伸びやかなヴォーカルで「Blue Water」を唄う。
「楽屋が女子全員だったので緊張した」と言いつつ、お客さんを一気に巻き込むトークがいい。
「Life is Beautiful」をしっとりと唄いあげたあと、Chageと三浦和人とともにバンドメンバー紹介。
ここでひとまず全員退場して、ステージには世良公則が登場。ピアノを弾くのは“TWIST”の神本宗幸。
それにバイオリンが加わって、アコースティックセットで「あんたのバラード」を唄う。
昔と同じような、どこかちょっと違うような、なんとなくヘンな感じがするのは何故だろう。
世良さんは「アイノウタ」を熱唱して、一気に会場を自分のモノにする。
続いて登場したのは谷山浩子。あいかわらず小気味良いトークを繰り広げる。
だけど今日の照明はお客さんの顔を照らし出そうという演出なのか、
客席に向かってライトが強烈にあてられていて、まぶしいったらありゃしない。
それはさておき「おはようございますの帽子屋さん」「カントリーガール」と、好きな曲が聴けて良かった。
トリは三浦和人。“雅夢”の「愛はかげろう」と、最近のナンバーから「夜明け前」を演奏。
最後に八神純子を除く出演者全員がステージに登場して、スタンダードナンバーの「出発の歌」。
この曲はポプコンソングではないけれど、とっても好きな曲なので嬉しかった。
アンコールの拍手が鳴りやまない中、21時過ぎにライブはすべて終了。
終演後、雨の中を歩いて難波まで戻り、行きつけの「ゑびす屋」へ。
大阪といえば串カツ・・・ということで、酎ハイを片手に堪能。
1時間半ほど呑み喰いして、お腹イッパイになったのでホテルに戻る。
そのままいつの間にか眠りにつく。
今日は、仕事帰りに渋谷へ。
Amrita Custom Guitarsで行われている「ロッ研ギターショー」を観に行く。
19時ちょっと前にお店に到着。まずは1階で受付を済ませ、陳列されているギターケース等を見る。
それから2階のギター展示スペースへ。清志郎が使っていたギターが30本ぐらい並べられている。
エレキ、アコギ、ドブロ、ベース、法螺貝まで。50~60年代のビンテージもけっこう有るのな。
綺麗に使われているモノと、ステッカーが貼られているモノ、その使い分けはなんだろう?
正装でキメたシャブちゃんに話を聞きながら、30分以上かけてじっくりと見ることが出来た。
隣のアンティークショップでグッズを購入し、20時ごろお店をあとにした。
ブラブラと歩いていると、MODIの1階にストーンズショップが出来ているのを発見。
そういえば、そうだったな・・・。ここは店員さんがすごくイイ感じなんだよな。
今夜もそんな店員さんとお話しているうちに、買う予定の無かったバッグを購入してしまった。
それから「HMV record shop」へ行き、麗蘭のレコードを購入。サイン会参加券も無事にゲット。
ついでにエサ箱を漁ると、萩原健一のライブ盤があったのでそれも買ってしまった。
そんなことをしているうちに21時になり、お腹が空いたので「山家」へ行って呑み喰い。
そろそろ閉店のため22時半ごろおひらきにして、バスに乗って帰宅。
今日はなんだかヘンな気分。
遊び過ぎで疲れているというのもあるけど、とにかく気持ちが荒れている。
本当はGlen Matlockのライブへ行く予定だったけれど、キャンセルして家に帰る。
ジャックスや早川義夫のレコードを聴きながら、どっぷりと堕ちるところまで堕ちていく。
そんな日もあるさ。。。
今日は中野サンプラザへ、「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー」を観に行く。
毎年この時期に行われているこのイベント、今年は「青山ロックン・ロール・ショー」が行われた5月9日、
清志郎がよくライブをやっていた中野サンプラザで行われる。
タイトルに「サニーデイ・サービス presents」と銘打たれているのが気になるけど、
このイベントが続く限り参加すると心に決めた以上、今年も参加しますよ~。
16時過ぎに仕事を切り上げて中野へ。ひとまず会場へ行って、グッズやら何やらを確認。
開演時間まではまだ余裕があるので、久しぶりに「FLOWER RECORD」へ行ってみる。
あいかわらずのカオス・・・と言うより以前にも増してその混沌ぶりに磨きがかかっている。
なかなかの掘り出し物があったけど、それなりの値段がするので購入は断念。
18時15分過ぎに会場入り。今日の席は1階10列46番。ステージ上手寄りのポジション。
ステージには機材とオレンジ号、ステージ下手にはヒトハタウサギのバルーンがそびえ立っている。
予定より遅れて、18時35分過ぎにスタート。
「ロックン・ロール・ショー」が流れる中、清志郎が自転車に乗ってやって来るオープニング。
ステージには“サニーデイ・サービス”がスタンバイ。ドラム、ベース、キーボード、ギター×2、
そしてヴォーカルの曽我部恵一。今日はRCのアルバム「ハートのエース」を全曲演奏するという。
アルバムの曲順通り、「SKY PILOT」から演奏が始まる。さて、どんな感じなのだろうか?
と思う間もなく、音が・・・音が歪んで割れていて、何が何だかよくわからない。
一体どうしちゃったんだろう? 音が良いので有名な中野サンプラザなのに・・・。
そんな思いとは裏腹に、「ぼくとあの娘」「DRIVE」「GONE GONE」と演奏は続いていく。
ここでSax:梅津和時が加わる。なんだかちょっとホッとする。RCと言えば、やっぱりねぇ~。
MCを一切入れずに、「横浜ベイ」「海辺のワインディング・ロード」「GLORY DAY」
「プン・プン・プン」「山のふもとで犬と暮らしている」と、淡々と繰り広げられる演奏。
もう少しキーボードを全面に出した方がRCっぽいのになぁ~と思ったりした。
最後に「LONELY NIGHT」を演奏して、19時30分ごろ第1部は終了。
ちょっとした休憩時間をはさんで、19時40分過ぎに第2部がスタート。
再び「ロックン・ロール・ショー」が流れる中、清志郎が自転車に乗ってやって来るオープニング。
清志郎が「Ruby Tuesday」を唄う映像が少し流れたあと、演奏が始まる。
第2部は“サニーデイ・サービス”をバックに、様々なアーティストがヴォーカルをとるというスタイル。
まずはキラキラの衣装を着て「ニセ清志郎」ことワタナベイベーが登場、「E-JAN」を唄う。
確かに清志郎によく似てるなぁ~。でも、動きがどことなくぎこちないところが笑える。
続いて、奇妙礼太郎が「宝くじは買わない」を披露。何のひねりも無いけど、素直な唄が良かったわ。
そして「反戦」と胸に書かれた黒いTシャツを着てTOSHI-LOWがステージに登場。
例の詩の朗読から「明日なき世界」。清志郎に寄せる思いは人それぞれだ・・・。
それから“ドレスコーズ”の志摩遼平がステージに登場して「JUMP」を唄う。
KEYをかなり下げているのか? なんだか地を這うような唄・・・これではJUMP出来ない。
次にひとり登場した“クラムボン”原田郁子、「銀河」をピアノで弾き語り、途中に「イマジン」が挿入される。
あいかわらず独特な世界観だけど、やっぱりいいなぁ~この人の唄。
ここでいよいよステージにCHABOが登場。今日もサングラスをかけている。
ステージ中央にひとり立ち、まずは「1992年 ある日の雑記帳から 回想録「コーヒー・サイフォン」」の朗読。
シーンと静まり返るフロア・・・清志郎とCHABOが国立で過ごしたその日が、目の前に浮かんでくるような感じ。
そしてそのまま「コーヒー・サイフォン」が始まる。梅津さんがクラリネットで曲に色をつける。
清志郎への想いがすごく凝縮された演奏。これを観られただけでも、今日来た意味があったと思う。
続いて登場したのは“EGO-WRAPPIN'”の中納良恵、大胆にも「エンジェル」を選曲。
確かに唄は上手いし嫌いではないのだけれど、どうしてもトゥーマッチに思えてしまうのは私だけ?
それから佐藤タイジが登場して「スローバラード」。これまたものすごく大胆な選曲。
梅津さんが加わってサックスソロを聴かせるけど、タイジのレスポールとぶつかってよく聴こえない。
そしてステージに本日の出演者全員が呼び込まれ、全員で「すべてはALRIGHT」をセッション。
もちろん私の視線はCHABOに釘づけ。「すべてはALRIGHT」を弾くCHABO、感無量という感じ。
最後はもちろん「オーケーカモン!CHABO!」の掛け声とともに「雨あがりの夜空に」が始まる。
いろいろな思いがありつつも、最後にこの曲を聴くとスッキリしたような気になるから不思議だ。
これで演奏はすべて終了し、「忌野清志郎 ダイナミック・ライブ」が始まる。
まずは中野サンプラザで行われた“RAZOR SHARPS”のライブから
「WATTATA(河を渡った)」「RAZOR SHARP・キレル奴」。これがめちゃめちゃカッコいい。
強力な演奏をバックに清志郎が躍動している様子が、本当にキレのある感じでイイ。
続いて、“スパイスマーケット”の日比谷野音から「いい事ばかりはありゃしない」。
泉谷もLeyonaも伸ちゃんも、やっぱりみんな若いなぁ~。このバンド、もっとたくさん観たかった。
それから渋谷パルコ劇場で行われた「ONE MAN SHOW」から「雑踏」と「Sweet Lovin'」。
この「雑踏」は泣けた・・・。そして「Sweet Lovin'」のハチャメチャな演奏が懐かしい。
気がつくと本編の演奏はRC中心、「ダイナミック・ライブ」はソロ曲中心、そんなコントラストが良かった。
そして「毎日がブランニューデイ」が流れて、21時55分ごろライブはすべて終了。
楽しい連休が終わると、必ずやって来るのが休み明けの早朝会議。
今回も5時半起きで、8時前には出社。8時からの会議はあっという間に終了。
毎回思うけれど、なんとかならないモノかなぁ~?
眠気を噛み殺しながら、今日一日の仕事をなんとかこなす。
そして今日も六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、萩原健一「~Last Dance~」を観に行く。
昨日と今日の東京2days、今日は2nd stageにしたので、開演時間までにはかなり余裕がある。
ミッドタウン地下の「デリー」でカレーを食べようとしたら、なんと閉店していた・・・。
仕方がないので、行きつけの「東京食品」で軽く呑み喰いして時間調整。
21時10分ごろ会場入り。今回はメンバーズシート19b。ステージ下手、前から二番目のテーブル。
昨日に比べるとちょっと遠いけど、ポジション的には充分満足できる。
予定通り、21時30分に開演。
いつものように雷鳴が轟き、ステージ下手の階段を降りて、メンバーがステージに登場。
ショーケンは黒いパンツに黒いシャツ、白いベストと白いジャケット。昨日と同じ衣装。
オープニングは「God Bless You」、今夜は黒のリッケンバッカーをかき鳴らしながら唄う。
それから「Ah! Ha!」「ラストダンスは私に」「大阪で生まれた女」、セットリストは昨日と同じ。
ショーケンは今年でデビュー50周年、「本来ならば孫がいてもいい頃」なんて言葉を漏らす。
書斎を整理したら出てきたという「もう一度抱いて」、法治国家ゆえ歌詞の内容はちょっと変えているらしい。
お馴染みの「54日間待ちぼうけ」に続いて、切ないバラード「ハローマイジェラシー」。
途中にJohn Lennonの「イマジン」が挿入されるアレンジで、今夜もサックスが大活躍。
これまた未発表だという「セクシーロンリーナイト」を演奏したあと、
「ぐでんぐでん」「神様お願い」で盛りあがって本編はあっという間に終了。
アンコールに突入し、ショーケンは白いロングTシャツに黒い革ベストに着替えて登場。
白いストラトをKeith Richards風に操りながら、「ショーケントレイン」をブチかます。
ここでお客さんは総立ちとなり、大盛りあがりの中をショーケンはノリノリでパフォーマンス。
昨日と比べて今日のほうが、声がよく出ていてのびのびとしているような気がする。
最後に「さよなら」を演奏してメンバーは退場。ショーケンと握手することが出来た。
ステージ上空から降りてきたスクリーンに、これまでのショーケンの活動を総括するような写真が
映し出され、22時45分過ぎに本日のライブはすべて終了。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、萩原健一「~Last Dance~」を観に行く。
ショーケンのライブを観るのは2013年6月以来だから、実に4年ぶりになるのか。
今回は東京と大阪とをまわるミニツアー、東京は今日と明日の2daysとなる。
今日は1st stageにしたので、15時30分開場。あまりにも早い時間で、ちょっと面喰らう。
整理番号5番で入場。ステージ真正面のテーブル二列目をゲット。ショーケンの足元の位置。
こんな時間にもかかわらず、たくさんのお客さん。期待感の高さがうかがえる。
予定通り、16時30分に開演。
いつものように雷鳴が轟き、ステージ下手の階段を降りて、メンバーがステージに登場。
ドラム、ベース、ギター、パーカッション&ギター、キーボード、サックスという編成のバンドに、
黒いパンツに黒いシャツ、白いベストと白いジャケットでキメたショーケン。オーラが半端ない。
オープニングは「God Bless You」、ショーケンは黒のシンラインをかき鳴らしながら唄う。
喉の調子は決して万全とは言えないのかもしれないけど、“ROCKER”ショーケンは相変わらずイカす。
それから「Ah! Ha!」「ラストダンスは私に」と、お馴染みのナンバーが続いていく。
ショーケンはテーブルの上に置かれたワインクーラーの水に、ブルースハープをとっぷりと浸す。
音にどんな影響があるのかわからないけれど、そんな仕草さえカッコ良く見えてしまう。
ミラーボールが輝く中、「大阪で生まれた女」をお客さんとともに唄い、間奏ではハープを吹きまくる。
ショーケンは今年でデビュー50周年、書斎を整理したら出てきたという「もう一度抱いて」を披露。
なんでもステージでは初演奏とのこと、レゲエ・ソングは当時としてはあまりにも早過ぎたか。
続いてお馴染みの「54日間待ちぼうけ」、サックスがとってもイイ感じにからみつく。
「ハローマイジェラシー」では、途中にJohn Lennonの「イマジン」が挿入されるアレンジ。
この曲でもサックスが大活躍。残念ながら名前は知らないけれど、このサックスとってもイイな。
これまた未発表だという「セクシーロンリーナイト」を演奏したあと、
「ぐでんぐでん」「神様お願い」で盛りあがって本編はあっという間に終了。
アンコールに突入し、ショーケンは白いロングTシャツに黒い革ベストに着替えて登場。
白いストラトをKeith Richards風に操りながら、「ショーケントレイン」をブチかます。
そして最後は「さよなら」。この瞬間にピッタリのバラード。心にグッとくる。
メンバーが退場したあと、ステージ上空から降りてきたスクリーンに、
これまでのショーケンの活動を総括するような写真が映し出される。
こうして17時40分過ぎ、本日のライブはすべて終了。
ライブ終了後は、楽しい宴。本当に楽しかった。。。
今日は行きたいライブがたくさんあったけど、さすがに予定が詰まり過ぎなので自粛。
何も予定を入れずに、一日のんびりと過ごすことにした。
テレビを観たり、ライブレポ書いたり、コタツを片付けたり、明日の予定を立てたり。
夜からブラリと出かけて、「大衆肉酒場 ぶっちぎり」という店で呑む。
窓が開け放たれていて、今の季節にはちょうどピッタリという感じ。
それでも明日があるので、21時30分にはおひらきにして帰宅。
7時に起床。意味もなく早起きな旅の朝。いつも通り。
そのままテレビを観ながら、ウダウダと時間を過ごす。
10時40分にチェックアウト。新京極のアーケード街を、しばらくブラブラと歩く。
中古盤屋「SUPER MILK」がもう営業していたので、しばし発掘作業。今日のところは収穫ナシ。
そして11時になると同時に、行きつけの蕎麦屋「常盤」へ入って、ビールとにしんざる。
あいかわらず美味しいお蕎麦、隣のお寺から鐘の音が聞こえ、風情があってイイ。
帰りの新幹線まであまり時間が無いので、30分ほどで食事を済ませて地下鉄で京都駅へ。
予定通り12時35分発ののぞみに乗り込み、帰路につく。
ところが今日は、コレで終わらない。
今夜はTHUMBS UPで、仲井戸"CHABO"麗市 with 早川岳晴「大人になっても、こどもの日だぜぃ。Yea~h!」。
新横浜駅で新幹線を降りて、そのまま横浜線で横浜駅へと向かう。
15時前には横浜に到着。開場時間の16時まではかなり時間があるので、あたりを散策。
会場からほど近い「ダイエー」に「レコファン」を発見。記念に“ヴァージン・ヴィズ”のシングルを購入。
そろそろ開場時間が近づいてきたので、再び会場のTHUMBS UPへと戻る。
予定通り16時に開場して、整理番号A-070で入場。ステージ上手三列目の席をゲット。
17時ちょうどに開演。まずは“バンバンバザール”のステージ。
Bass&Chorus:黒川 修、Vocal&Guitar:福島康之、そしてサポートのGuitar:高木 克。
演奏は「君とコーヒー」でスタート。歌詞が“憂歌団”や加川良へのオマージュになっていた。
軽快なトークを交えつつ、カントリータッチのほんわかとしたナンバーを繰り広げていく。
いつも通りと言えばいつも通り、安定した演奏といえば安定した演奏というところ。
高木さんがスチールギター、マンドリン、テレキャスを使い分けて、曲に色をつける。
それでもやっぱりテレキャスがカッコいいな。高木さんは絵になるギタリストだと思う。
途中、フロア後方で観ていたLeyonaがステージに呼び込まれ、「ボーイフレンド」をセッション。
この曲は大好きな曲、それをLeyonaのヴォーカルで聴けるとはかなり得した気分。
ちょうど1時間の演奏時間で、20時ちょうどに終了。
休憩時間をはさんで、18時20分からいよいよCHABOと早川さんのステージ。
フロア後方の楽屋から客席の間を抜けて、ステージに向かうCHABOと早川さん。
CHABOはサングラスをかけて登場、そのまま最後まではずすことなくプレイ。
一曲目は「You Gotta Move」。CHABOと早川さんが交互にヴォーカルをとる。
続いて「ブルース 2011」。早川さんの5弦のアップライトベースがブンブンと唸る。
サムズアップ19周年ということで、「19回目の神経衰弱・・・」とつぶやくCHABO。
そして「手拍子をするかどうかは曲調で判断しなさい」とCHABOに諭されながら「祝祭」。
「いいなぁ~ゴールデンウィーク。お前ら、帰りに渋滞に引っかかればイイ」と、CHABOはいつになく辛口。
早川さんはウッドベースに持ち替えて「つぶやき」。CHABOはアムリタのアコギをメインで使用。
ここでCHABOは、サムズアップ19周年を祝うマイナーブルースを披露。
「よこはま~たそがれ~」の唄い出しから「サムズアップ19周年おめでとう~♪」と唄ったものの、
途中から「ゴールデンウィークなのに働いている~この不条理!」となる思いもよらぬ展開。
「ま、いずれにせよ」で超絶的なプレイを二人で繰り広げた後、
Bobby Charlesのカバーで「I Must Be In A Good Place Now」を演奏。
CHABOは新宿出身のミュージシャンを集めて“新宿ブラザーズ”を結成したいと話し、
「キーボードがいないと思ったら坂本龍一が新宿高校出身!」と・・・個人的に嬉しいです。
それからChuck Berry、The Beatlesに捧げる「Rock And Roll Music」。
エンディングでCHABOはちょっとだけダックウォーク。もうちょっと見たかった。
それにしてもCHABOのカバーは、カバーという範疇を完全に超えている。
自分が好きで影響を受けた曲を最高にカッコいいアレンジにして、
単なる訳詞ではない自分の想いを込めた歌詞にして曲に乗せる。
まさにこれこそ音楽への自分史の反映・・・。だから聴いていて心惹かれるんだな~と思う。
続いて「BLUE MOON」。CHABOのギターと早川さんのベースとのユニゾンがバッチリと決まる。
「やせっぽちのブルース」では、早川さんのランニングベースがグイグイと曲を引っ張る。
間奏では弓弾きでのベースソロ。Bass Godの超絶プレイ。これは初めて見たかもしれない。
「BLUE MOON」のイントロでも弓で弾いていたし、今夜の早川さんは弓弾きが印象的。
そんな早川さんの弓弾きから始まったのは、本編最後の曲「ホーボーズ・ララバイ」。
CHABOのギターと早川さんのベース、ウッディーであたたかい響きがフロアを包み込む。
アンコールに突入し、“バンバンバザール”のメンバーに続いて早川さんとCHABOがステージに。
福島さんの「CHABOさんの大好きな曲唄います~」という紹介で「ティーンエイジャー」が始まる。
CHABOがステージにLeyonaを呼び込み、ヴォーカルはもっぱらLeyonaに託す。
立ち位置の定まらないLeyonaは福島さんのマイクを使って唄うのだが、
ちょっと高い位置にセッティングされているため、背伸びしながら唄う様子がたまらなくイイ。
福島さんは「僕たちが主催している『勝手にウッドストック』というイベント向けのリハーサルで、
CHABOとムッシュが偶然顔を合わせた瞬間を見た」という話から、かまやつひろしの「どうにかなるさ」。
このあたりの展開、福島さんは上手いなぁ~と思う。今日一番、心にグッとくる場面だった。
福島さんは「好きなホーボーソングのひとつ」というような言い方もしていたな。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。出演者全員でヴォーカルまわし。
高木さんがテレキャスでスライドを弾いているのが、なんだかとっても良かった。
最後は“バンバンバザール”のナンバー、新宿のことを唄った「ロックンロール」。
ほんわかとした盛りあがりの中、20時ちょうどに演奏はすべて終了。
連休二日目、京都へと向かう。
11時50分の新幹線に乗り込み、深川めしを食べながら14時過ぎに京都駅に到着。
京都タワーがすっかりリニューアルしているのに驚きつつ、東本願寺にちょっとだけ寄り、
そのまま歩いて佛光寺へ。ここは京都で一番好きな場所。こうしてまた来られた事に感謝。
そんなことをしている間に15時半になったので、今夜泊まる「コープ・イン・京都」へチェックイン。
ここはかなり昔に泊まったことがある、可もなく不可もなくといった感じのホテル。
しばらくホテルで休んだあと、16時半過ぎに再び出かける。
今夜は磔磔へ、“MOJO CLUB”のライブを観に行く。
“MOJO CLUB”は、昨日の名古屋から明日の大阪へと続く3daysツアー中。
今日は大阪の「祝・春一番」とどちらへ行くか迷ったけど、結局こちらを選択。
会場前でいつもの仲間と落ち合い、開場時間17時と同時に整理番号29番で入場。
ステージ前方がスタンディングエリアになっていて、それを取り囲むようにテーブルが置かれている。
とりあえずステージ下手のテーブル席を確保。ビールを呑みながら、まったりと開演を待つ。
予定より少し遅れて、18時05分ごろ開演。
二階の楽屋から、Drums:杉山章二丸、Bass:谷崎浩章、Vocal&Guitar:三宅伸治、
そしてサポートのSax:片山広明、Harmonica:KOTEZがステージに登場。
それとともに私もステージ前へ。ノリまくり踊りまくる準備はバッチリだ。
オープニングの「愛をさがして」から、畳みかけるかのようなぶっ飛ばしぶり。
正直言ってすべてを知ってるわけではないけど、そのハードなブギーに惹き込まれていく。
“MOJO CLUB”は自分の中ではROCKバンドと思っていたけど、ノリは完全にFUNK。
ドラムが割とシンプルにビートを刻んでいく中で、ベースがファンキーなうねりを生み出す。
その強力なビートに乗せて、伸ちゃんのハードなギターと伸びやかな唄声が冴える。
さらに片山さんのサックスとKOTEZさんのハーモニカ、これぞまさに“MOJO CLUB SPECIAL”だ。
4月のソロではさわりしか聴けなかった「君が降りてきた夏」、
Chuck Berryのカバーで「キャロル」、加川良のレパートリーの「こんばんわお月さん」、
心に染みる「SAD SONG」、デビュー曲の「ブギ・ナイト」、いろいろと盛りだくさんの選曲。
そして後半の盛りあがり、「ストーン」からの「ガマン」「シュー」、この流れには参った。
聴きたい曲満載、大好きな曲満載の演奏に、汗だくになってノリまくってしまった。
「シュー」で伸ちゃんはフロアを練り歩き、大盛りあがりのうちに本編は終了。
アンコールでは「BACKしよう」、この曲がナマで聴けるとは思わなかった。
それから、「(I'm A) Power」「くさっちまうぜ」をブチかましてフィナーレ。
これで終わりかと思いきや、アンコールの声に応えて「びんぼうワルツ」。
大盛りあがりの後のしっとりとした幕切れが、またなんか良かったんだよなぁ~。
こうしてライブは、20時10分過ぎにすべて終了。
終演後、メンバーがTシャツにサインをしているのを眺めつつ、今夜のライブの余韻に浸る。
いつもはすぐに追い出されてしまうので、この空間にこうして居られるのが嬉しい。
それからいつものように打ち上げ。計12人、いろいろな話で盛りあがり、美味しい料理とお酒を堪能。
大阪方面へ帰る人が多いので、23時にはおひらきにしてホテルへ戻る。
今日からいよいよ連休に突入。
紆余曲折あったものの、今日のところは特に予定なし。
昼ごはんでも食べようと、ぶらりと代々木八幡方面へと出かける。
お目当ての蕎麦屋は連休中お休みだったので、そのまま奥渋谷へ。
いつの間にか店が無くなっていたりして、街はやっぱり生きているんだな。
けっきょく「増田屋」というシブい蕎麦屋で、天婦羅せいろとビール。
帰りに代々木八幡宮に寄って、昼下がりのお散歩は終了。
今日は5月2日。清志郎が長いツアーに旅立った日だ。
4月から5月は気持ちがどうしてもエモーショナルな方向へ行ってしまうけど、
今日は最もエモーショナルになる日・・・。一日中、清志郎のことを考えて過ごす。
RCサクセションの曲をiPodに詰め込めるだけ詰め込み、時間を見つけて聴いていく。
「RHAPSODY」「PLEASE」「BLUE」「BEAT POPS」「OK」「FEEL SO BAD」、どれも思い入れがある。
最初に買ったのは「RHAPSODY」、それから「EPLP」「PLEASE」という順番だったかな。
「BLUE」からは特典ほしさに、新宿の帝都無線で予約して買っていたっけ。懐かしい。
19時に仕事を切り上げ、そのまま帰ってスペースシャワーTVの清志郎特集を観るか?
どこかへ寄ってひとり想いに浸るか? 究極の選択だったけど、けっきょく後者を選択。
連休の狭間でどこも混んでいたけれど、幡ヶ谷「大黒屋」へどうにかすべり込む。
何故だか魚づくしな料理を食べつつ、ビール、酎ハイ、日本酒のフルコース。
それでも21時半過ぎにはおひらきにして、家でスペースシャワーTVを観始める。
清志郎、やっぱり最高にカッコいいなぁ~。そのあと、何故か「ボクの就職」。
清志郎はドキマギとしたお兄さん役。なんともそれらしくて、いい味出してる。
こうして、清志郎色の一日は終わった。。。
今日から5月。連休の狭間で、通勤電車は空いている。
そんな中、普通に仕事。まずは「やるべきことをやる」のだ。
それでも19時には仕事を終わらせ、初台「鳥八」で呑む。
いつもと変わらない風景。心が落ち着く。
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