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2017年6月24日 (土)

太田裕美「コンサート2017」渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

今日は渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールへ、「太田裕美コンサート2017」を観に行く。
裕美さんのコンサートを観るのは、去年の2月以来だからかなり久しぶりとなる。
そのせいかは知らないけど、チケットはソールドアウト。これは期待するしかない。
会場のさくらホールは昔ながらのコンサート会場という感じだけど、けっこう好きなホール。
今日の席は1階14列28番。ちょっと後だけど、フロアの段差が大きいので観やすい。

予定より少し遅れて、17時35分ごろスタート。
まずはインストの「雨だれ」が流れて、その中をメンバーがステージに登場。
キーボード、エレキギター&ベース、アコースティックギターという編成のバンドをバックに、
ステージ中央のグランドピアノの前に裕美さんがスタンバイ。白い衣装がいかにもという感じ。
梅雨の季節にちなんでか、「雨の予感」「青い傘」「雨だれ」を続けて演奏。
裕美さんは演奏した曲を、一曲一曲丁寧に紹介しながらステージを進行していく。
そんなところにも唄に対する誠意を感じて、なんとも言えず素敵なんだな。
裕美さんはアコースティックギターを抱えて、「オレンジの口紅」「河口にて」「掌の夏」「エアポート'78」。
いい曲ばかりなんだけど、ちょっぴりマニアックでディープなのかなぁ~。さすがに知らないや。

裕美さんはNHKの名盤ドキュメントで「心が風邪をひいた日」が特集されたという話をして、
アルバムの中から「袋小路」「水車」「青春のしおり」をピアノで弾き語り。
ご自身の言葉ではないけど、「20歳の少女が書いた曲」が唯一無二の存在を感じさせる。
そして「自分の心に残る本」というテーマで話を振りながら、ちょっと長めのメンバー紹介。
裕美さんはスタンドマイクを手に、「真夏の出来事」「南風」「ドール」「木綿のハンカチーフ」を披露。
モノトーンだったステージバックが鮮やかに彩られる中、裕美さんはハツラツとした唄声を聴かせる。
やっぱりよく知ってる曲が唄われると嬉しい。特に「南風」はあまりナマで聴いた事が無かったので。
すっかり終わりのような雰囲気になってしまったけど、ステージはまだまだ続いていく。
ピアノ弾き語りで「七つの願いごと」「青空の翳り」。とうとうナマで聴くことが出来た「青空の翳り」。
この曲は、裕美さんのレパートリーの中でも大好きなナンバー。グッと胸に染み込んでくる。
そして本編最後は「金平糖」。伸びやかに唄いあげ、なんとも裕美さんらしいフィナーレ。

アンコールに突入し、ギタリスト二人はスタンディングでスタンバイ。
「さらばシベリア鉄道」が始まると同時に、お客さんも一斉にスタンディング。
ノリノリの演奏で良かったのだけれど、私の眼は超絶的なキーボードのプレイに釘づけ。
最後は「葉桜のハイウェイ」。なんともハジけた曲だと思ったら、アルバム「I do, You do」の曲なのね。
裕美さんが方向性を見失ってぶっ飛んでた・・・なんて見方をする人もいるけど、今にしてみると大好き。
みんなで楽しく盛りあがって、19時35分ごろ演奏は終了。

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