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2017年6月18日 (日)

有頂天「ワンマンライブ 2017・初夏~35年目の神経衰弱~」新宿LOFT

今日は新宿LOFTへ、有頂天「ワンマンライブ 2017・初夏~35年目の神経衰弱~」を観に行く。
下北沢GARDENで行われる「藤井一彦 生誕半世紀大感謝祭」とどちらへ行くか悩んだけれど、
“有頂天”のワンマンは今年最後だと聞き、最終的にこちらへ行くことにした。
18時半開場のところ、5分遅れぐらいで会場に到着。まだ入場の真っ最中。
整理番号は44番だけど、今日はどうやら全チケット並列入場の模様。
ステージ下手の五列目ぐらいにポジショニング。それでもステージはけっこう観やすい。

予定より遅れて、19時05分すぎにスタート。
無機質な電子音が鳴る中、ステージを覆っていた幕があがるとお馴染みの衣装を着たメンバー。
Drums:ジン、Bass:クボブリュ、Keyboards:シウ、Guitar:コウ、そして金髪トロージャンのVocal:KERA。
「フィニッシュ・ソング」から始まり「スリーパー」「100年」「壺」と、ミディアムテンポながら“有頂天”らしい曲が続く。
「壺」の歌詞をもじって「クボ、クボ、世の中をなんとかしてくれ~クボッ!」と唄いながら、
「共謀罪が強行採決されたこのタイミングでライブはどうなの?」と相変わらずシニカルなKERA。
そして「君はガンなのだ」。この曲を最初に聴いたときは驚いたけど、いま聴くといろいろな想いが駆け巡る。
今日のライブは結成35周年記念ではあるけれど、選曲は再結成後のアルバムのナンバーが中心。
「墓石と黴菌」「噓つきマーキュリー」「世界」「コレカラノヒト」「幽霊たち」、いまの“有頂天”を堪能。
「世界」はライブでは初演奏だし、「幽霊たち」ではコウが12弦ギターで曲に表情をつける。

KERAは「有頂天は35年前に新宿JAMでデビューライブをした」という話から、
それからのメンバーの変遷や、今や伝説となっている鹿鳴館での動員ZEROライブの話をする。
そんな話の流れから「おすもうさんの唄」。KERAはステージサイドにはけて、クボブリュがヴォーカルをとる。
次の「もっとサティスファイド」といい、やっぱりこの時代の曲は今でも大好きだなぁ~。
KERAは先週あたり「風邪ひいた」とつぶやいていたので心配していたけど、大丈夫そうでなにより。
曲の途中でこれ見よがしにハナかんだりはしていたけど。まぁ、それもパフォーマンスのひとつということで。
再び最近のアルバムから「懐かしさの行方」「ルール」をプレイしたあと、
「最後のブロックです。わぁ~っ!となってください」とKERAはお客さんを煽る。
「B.C.」「千の病を持つ男」「Happy Sleep」が続けて披露され、文字通り「わぁ~っ!」となるフロア。
そして最後は「アローン・アゲイン」を演奏して、本編は終了。

アンコール、「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」のTシャツに着替えてメンバーがステージに登場。
クボブリュがマイクに向かって演説を始め、「monkey's report (ある学会報告)」がスタート。
続いて「ニーチェズ・ムーン」。スイスイと泳ぐように唄うKERAは植木 等そっくり。
「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」からの二曲を演奏して、一回目のアンコールは終了。
二回目のアンコール、「椅子のあるところでもやりたいんですけどね~」とKERA。
「立っていてもすごく楽ならいいのか? 気持ちよくなる薬を配るとか」と言うところばブラック。
演奏されたのは「カイカイデー」。これはまた懐かしくてたまらない選曲。
続いて「Sの終わり」を演奏して、二回目のアンコールは終了。
KERAは演奏が終わると、スッと我に返って楽屋へ引き上げる。その姿がカッコいい。
そしてここからはまさかの展開、とうとう三回目のアンコールに突入。
ライブ前半で「アンコールは心がこもっていれば、10回でも20回でもやります」と言ったとはいえ、
「何回でもやると言ったけど、言葉の綾だ。これで勘弁ね。これが∞(無限大)ということで」とKERA。
「四ツ足坂」から「べにくじら」というちょっと意外な選曲で、21時15分ごろライブはすべて終了。

ライブ終了後は、バッタリ会った学生時代の後輩といっしょに「番番」で呑み。
この店は久しぶりに来たけど、焼鳥が異常に美味い。
後輩と話すのも久しぶり。音楽のことを中心に、いろいろな事を話す。
23時ごろおひらきにして、そのまま初台の銭湯「かねき湯」へ。
今日のところは湯あがりのビールは無しにして、おとなしく帰宅。

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