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2017年7月 6日 (木)

仲井戸麗市×藤井一彦「Boys,be ambitious」南青山 MANDALA

今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×藤井一彦「Boys,be ambitious」を観に行く。
CHABOは今月MANDALAで三回ライブをやるのだけれど、今夜はその一回目。
藤井一彦との組み合わせは、CHABOのハードな面を引き出してくれそうで楽しみ。
16時に仕事を切り上げ、表参道あたりで時間調整しながら会場へ向かう。
会場前で開場を待っていたら、藤井一彦がぶらりと現れてビックリ。
その後の話によると、入り時間を間違えて遅刻したのだとか・・・。
予定より少し遅れて、18時過ぎ開場。整理番号100番で入場。
番号が悪いので椅子に座るのはあきらめ、カウンター前で立見することを決意。

予定時間の19時をちょっと過ぎたころ開演。
まずはCHABOがステージに登場し、これまでの一彦とのいきさつを話す。
「一彦はPaul McCartneyと誕生日が同じ」と言うところがCHABOらしい。
そしてCHABOに呼び込まれて、藤井一彦がステージに登場。
アコースティックギターをかき鳴らしながら、オリジナルナンバーを次々と披露する。
ブルースハープを吹いたりもして、こういうスタイルで聴くのはなんだか新鮮。
一彦はオリジナルナンバーに加えて、カバーも何曲か演奏。
RCのカバーは「ハイウェイのお月様」。一彦のRC愛が感じられて、とってもイイ。
“Rolling Stones”のカバーは「Get Off Of My Cloud」。お客さんとのコール&レスポンスもバッチリ。
一彦は激しくギターをかき鳴らし、あっという間に1時間ほどのステージは終了。

そして20時10分過ぎ、“THE BEATLES”の「THIS BOY」が流れる中をCHABOがステージに登場。
オープニングは「Good Day」。てれっとした感じが素敵な曲だけど、今夜はちょっとだけテンポアップ。
戸惑う客席に、「手拍子するならする!しないならしない!はっきりしろ!」とCHABOはお叱り。
続いて、Ron Woodのカバーで「I Can Feel The Fire」。CHABOの日本語意訳がイカしている。
一彦が“Rolling Stones”をカバーしたからというわけではないだろうけど、今夜にぴったりの選曲。
CHABOは先月行われた一彦のBirthday Liveの事に触れ、「メンツが濃すぎて楽屋に居たくなかった」と。
佐野元春が一度も楽屋入りしなかったのを見て、上には上が居ると感心する事しきり。
「つぶやき」を唄ったあと、CHABOは一枚のフライヤーを取り出す。
「あゝ新宿 アングラ×ストリート×ジャズ展」という、新宿に関する資料の展示会。
CHABOはおおくぼさんと一緒に観に行って、たいへん感銘を受けたらしい。
そんな流れから、「ライナーノーツ「絵」」をリーディング。途中に「ティーンエイジャー」が挿入される。
続いて「エピローグ」。CHABOが想う新宿の風景が、ステージへ鮮やかに映し出される。
ここで一彦が加わり、二人で「特別な夏」を演奏。この曲は久しぶりに聴くけど、今の季節にぴったり。
そして「俺よりRCを知ってる一彦が選んでくれた」という紹介で、RCのナンバーから「Johnny Blue」。
一彦が清志郎ばりのヴォーカルを聴かせ、激しいギターストロークでフロアをわかせる。
次に一彦のナンバーで「美しき人」。一彦とCHABOが、交互にヴォーカルをとる。
ここで一彦は退場し、本編最後は「My R&R」。この曲も久しぶりに聴く。
今夜は一彦に贈るナンバーだな・・・同年代の自分としては心が揺れる。

アンコールに突入し、CHABOは一彦をステージに呼び込む。
「アンコールじゃない、第三部だ!」とCHABOが煽って、RCのナンバーから「あの娘のレター」。
RCの中でも、なかなかレアな選曲。ここでも一彦が、イイ感じでヴォーカルをとる。
続く「夜のピクニック」は、「Honky Tonk Women」っぽいイントロからスタート。
それから「気の持ちようさ」「遥かなる」と、一彦ナンバーを二曲連続でプレイ。
ギタリストCHABO出現。いつもならCHABOだけを凝視するんだけど、今夜は何故か一彦に目がいく。
なんだろう~なぁ~この感じ。一彦へちょっと思い入れしているのかもしれない。
そして「GIBSON」。二人のギターのからみが、これまたやたらとカッコ良くて悶絶。
今夜はアコースティックギターONLYで、二人ともGIBSONではなかったけれど。
CHABOが「麗蘭解散!これからは麗藤!」と言うと、「解散しないで~!」という声があがる。
次の「君が僕を知ってる」は、オリジナルKEYで一彦が主にヴォーカルをとる。
間奏のギターソロは、まずは一彦が弾いて、次にCHABOが弾くというダブルソロ。
一彦のプレイが完璧過ぎて驚いたけど、CHABOのトーンを聴いてやっぱりコレだなぁ~と再認識。
そして最後は、一彦のナンバー「HELLO LAZY FELLOW」でフィナーレ。
ロックンロールな夜。「What A Wonderful World」が流れる中、22時20分ごろ終了。

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