« 地味な金曜日 | トップページ | 松田聖子「Concert Tour 2017 Daisy」日本ガイシホール<Day-2> »

2017年8月19日 (土)

松田聖子「Concert Tour 2017 Daisy」日本ガイシホール<Day-1>

今週末は先週に続いて名古屋へ。
10時50分東京発の新幹線に乗り込み、名古屋駅に到着したのは12時半過ぎ。
そのまま地下鉄で栄まで出て、「いば昇」でうまきと櫃まぶしを食べる。
今日は新幹線では呑み喰いをガマンする作戦にしたので、うまいのなんのって!
名古屋メシはいろいろと美味しいモノたくさんあるけど、個人的1位はやはり櫃まぶし。
一杯目はそのまま、二杯目は薬味を入れて、三杯目は出汁を入れて・・・と言うけれど、
私は四杯目を残しておいて、一杯で三通りの食べ方、メドレー喰いをするのがセオリー。
すっかり満足したので、腹ごなしと暑さ対策を兼ねて、中古レコード屋を何軒かまわる。
そして15時前には、今夜泊まる「サンホテル名古屋錦」へチェックイン。
ここは以前も泊まったことがある。可も無く不可も無い、ごくごく普通のホテル。

15時40分ごろ再び出かける。
今日は日本ガイシホールへ、「Seiko Matsuda Concert Tour 2017 Daisy」を観に行く。
2017年の聖子の夏コンも、今日明日の名古屋公演でいよいよフィナーレ。
7月の日本武道館は聖子ちゃんの怪我でちょっと不完全燃焼という感じだっただけに、
今回の名古屋に賭ける期待は大きく、ワクワクしながら電車に乗り込む。
地下鉄名城線を金山駅で乗り換え、東海道本線で笠寺駅に到着したのは16時過ぎ。
あいかわらず何もないところ・・・それでもコンサートに向けた期待感はハンパではない。
今日の席は、プレミアムシートPR-2 81番。ステージやや下手最前のブロック。
1ブロックに椅子が12個並べられているので、81番というと前から7列目。
なかなかの好ポジションにホクホクしながら開演を待つ。

予定より遅れて、17時10分過ぎ開演。沸き起こる聖子コール、名古屋はお客さんのノリが激しい。
ステージを覆った黒幕にレーザー光線でツアータイトルが描かれ、いよいよコンサートが始まる。
ステージ中央のお立ち台に、ピンクのドレスを着た聖子ちゃんが登場。
ニューアルバム「Daisy」の中から、「春の風誘われて ~Spring has come again~」
「友達で恋人がIt's a wonderful♡ ~Shake it!! Baby~」「あなた propose tonight☆」「私・・恋してる」を唄う。
アクシデントのため日本武道館では座ったままだったけど、今日は華麗な踊りを披露しながらパフォーマンス。
聖子ちゃんは白いドレスに着替え、「Daisy」から「今を愛したい」「あなたへの愛」を唄う。
聖子ちゃんが唄うバラード、透き通った声がフロアに響き渡り、グッと心に染みてくる。
ダンサーの踊りをはさんで、黒いドレスの聖子ちゃんが「薔薇のように咲いて 桜のように散って」を唄う。
続いて「あなたに逢いたくて~Missing You~」を唄ったところで、ようやく挨拶。
「泣いても笑っても今年のツアーは今日と明日しか残っていませんので精一杯唄います」と聖子ちゃん。

そのままアコースティックコーナーに突入し、聖子ちゃんはキノコの椅子に座って唄う。
「セイシェルの夕陽」「時間旅行」と、懐かしいナンバーが続く。竹上さんが奏でるフルートの響きが優しい。
続いて「100年ぶりぐらいに唄う」という紹介で「モッキンバード」。バンドメンバー紹介を交えての演奏。
「Sleeping Beauty」「ひまわりの丘」を唄ったあと、これまた定番の「SWEET MEMORIES」。
これでアコースティックコーナーは終わりかと思いきや、いつものようにアンコールの声が沸き起こる。
ここはやっぱり「秘密の花園」。客席にマイクを向けて、お客さんと一体化して唄う。
ダブルアンコールに入ると、お客さんから名古屋限定ソング「エビフリャー」のリクエストがかかる。
もちろん聖子ちゃんもそのつもり、自身の作詞・作曲でJAZZアレンジの「エビフリャー2017」。
「エビフリャー いつも食べたい エビフリャー エビフリャー 今日も食べちゃお エビフリャー♪」という歌詞がイイ。
「もう一回」とのリクエストが入り、みんなで唄うからバックのモニターに歌詞が出ないか?と聖子ちゃん。
だけどあまりにも急な展開に、モニターは黒いまま・・・。「エビフリャー」はけっきょく三回演奏。

アコースティックコーナーが終わり、インフォメーションコーナー。
「夏のツアーが終わるとすぐにクリスマス」ということで、クリスマスディナーショーの告知。
続いて始まったのは「赤いスイートピー」。客席が赤いスイートピーで埋め尽くされる。
ダンサー紹介をはさんで、いよいよコンサート終盤の盛りあがりタイム。
ステージ上空で花火が回転し、光り輝く馬にまたがって聖子ちゃんが「時間の国のアリス」を唄う。
やっぱりこのキラキラとしたステージセットで、ハツラツと唄う聖子ちゃんが最高にイイ。
そしていよいよメドレーの時間。「青い珊瑚礁」から始まって、「風は秋色」「天国のキッス」
「渚のバルコニー」「Rock'n Rouge」と続く。聖子ちゃんはステージサイドへやって来て唄うけど、
ステージ横の階段を駆け上がることはしない・・・。やっぱりまだ本調子ではないのかな?
ラストTWOは「チェリーブラッサム」、そして最後は「夏の扉」でフィナーレ。

アンコールは、「SQUALL」からの「20th Party」。リボンキャノンが何発も炸裂する。
ツアー最後の盛りあがり、なんとも言えないやり切った感が漂うフロア。
演奏が終了し、聖子ちゃんはバンドメンバーとダンサーをひとりひとり紹介。
「ありがとう」を唄い、曲が「いくつの夜明けを数えたら」に変わると、ステージには聖子ちゃんひとり。
聖子ちゃんはひとつひとつ言葉を選ぶように、とっても丁寧な感じで感謝の言葉を述べる。
名残惜しそうに聖子ちゃんはステージバックへ退場し、19時30分ごろコンサートは終了。

コンサート終了後、笠寺駅へ向かう道は大混雑だけど、橋の上から花火大会が見えるのが嬉しい。
それでも30分ほどで電車に乗ることが出来て、地下鉄名城線で栄駅へ戻る。
先週は満員で入れなかった「富士子」に、今夜はようやく入ることが出来た。
名古屋へ来たからには、やはり行きつけのこの店。無口なアニキが黙って歓迎してくれた。
手羽先、味噌串カツを食べながら、ビールと日本酒を楽しむ。もう~たまらない!
この店はいつから通っているのかな? 通っていると言っても、年にせいぜい一回だけど。
20世紀の終わりぐらいから? あのときからずっとアニキは、錦の街を眺めながら焼鳥を焼いているんだな。
無口なアニキだからちょっとしか話した事ないけれど、これが男の本当のカッコよさだと思うわけだ。
ストーンズ名古屋公演の後にココへ来たら、カウンターに座っている全員がストーンズ帰りだったりしたな。
もちろん意気投合して一緒に呑んで、次のストーンズ名古屋公演の後にココで会おうと約束した。
あれっきり、まだ約束は果たせてない・・・。頼むよ、ストーンズ!
そんなことを思いながら呑み喰いして、22時ごろひとまずおひらき。
それから名古屋のシメはやはりコレということで、「山本屋本店」で味噌煮込うどん。
熱くて汗だくになるかなぁ~と思いきや、意外とすんなりと食べることが出来た。
なんだかんだで、けっきょく24時半過ぎホテルへ戻る。

|

« 地味な金曜日 | トップページ | 松田聖子「Concert Tour 2017 Daisy」日本ガイシホール<Day-2> »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 地味な金曜日 | トップページ | 松田聖子「Concert Tour 2017 Daisy」日本ガイシホール<Day-2> »