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2017年8月27日 (日)

VA「死神×早川義夫 ツーマンライブ」四谷 Outbreak!

今日は四谷 Outbreak!へ、「死神×早川義夫 ツーマンライブ」を観に行く。
11時開場・11時30分開演という昼間のライブ、気合を入れて10時15分ごろ会場へ。
既に誰か並んでいるかと思っていたけど、まだ誰も居なくて見事に一番乗り。
11時ちょうどに開場。迷うことなく最前列真ん中の席をキープ。
30個ほど並べられた椅子はイイ感じに埋まり、あとは開演を待つだけという感じだ。

予定より少し遅れて、11時35分ごろ開演。まずは早川義夫のステージ。
ふらりとステージに現われた早川さん、ステージ中央にセットされたキーボードに向かう。
演奏は「サルビアの花」からスタート。それから曲名を紹介するのみで、次々に曲を演奏していく。
「サルビアの花」で女性への未練を唄い、「純愛」「パパ」「僕らはひとり」で女性への一途な愛を唄い、
「恥ずかしい僕の人生」「躁と鬱の間」「この世で一番綺麗なもの」で自らの人生を唄い、
「父さんへの手紙」で自分の父親への想いを唄う。
早川さんの「うた」に心を丸裸にされて、そこにたくさんの「うた」を投げかけられ、
その「うた」のひとつひとつが身体に染み入ってくる感覚。
特別に悲しいわけではないけど、とめどなく涙が溢れてくる・・・不思議な体験。
すべてを見透かされてる感じ。言葉がぜんぶ自分の中に入ってきて、崩れ落ちそうになる。
今日ばかりは、最前列に座ったことを思い切り後悔してしまう。
最後は「音楽」で終了。あっという間の45分、集中して見入ってしまった。

続いて12時25分ごろから、しずくだうみのステージ。
だうみさんのライブを観るのは久しぶり。今日ははたゆという金髪男子とのデュオ。
ステージ上手のはたゆのキーボードをバックに、下手の椅子に腰かけただうみさんが唄う。
弾き語りで唄うだうみさんもイイけど、こうして唄に専念するだうみさんもまたイイ。
「うた」に集中している様子が聴いているこちらに伝わってきて、歌詞がダイレクトに聴こえる。
持ち時間が少ないということもあり、MCはほとんどなくひたすら演奏が続いていく。
20分ちょっとの演奏だったけど、とっても集中して聴くことが出来た。

そして13時ごろから本日のメイン、死神のステージが始まる。
坊主頭に裸足という恰好で、ギターをかき鳴らして唄うスタイル。
「情念フォーク」という言い方をしているけど、フォークなんてありきたりなモノじゃない。
ギターの繊細な響きと研ぎ澄まされたヴォーカル、なんとも言えない緊張感が走る。
ひたすら演奏に集中する死神、ひたすらそれを凝視するお客さん・・・ものすごい空気。
本人も言っていたけれど、「お客さんが集中してる事を感じて、自分がそれを集中で返す」という感じ。
10分近い長さの曲も演奏されたけど、まったくダレることなく唄い切ったテンションはすごい。
アンコール一曲を含む50分ほどの演奏、13時50分ごろに終了。

今日のライブは午前中開演という珍しさから観に来たところもあるけど、
早川さん、だうみさん、死神さん、それぞれにものすごい緊張感でひたすら凝視してしまった。
そういう意味ではあまり他に無いライブ、ホントに観に来て良かった。。。

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