工藤静香「30th Anniversary Live 凛」Zepp Nagoya
6時半に起床。今日もまた、意味も無く早起きな旅の朝。
10時にチェックアウトして、ブラブラと歩いて心斎橋から本町方面へと向かう。
なんとなく涼しそうに感じたけど、歩いてみるとやっぱり暑かったりする。
千日前の「自由軒」が休みだというので、船場の「自由軒」本店を目指す。
狙い通り11時ごろ到着したのだけれど、悲しいことにやっていない・・・。
すっかりカレーの口になっていたので他のカレー屋を探すも、どこもかしこもお休みの模様。
仕方がないので地下鉄で梅田まで出て、大阪第3ビルの「グリル異人館」でようやく昼食。
何の変哲もない洋食屋だけど、これがなかなか侮れない。トンテキ定食、はっきり言ってウマい。
13時ごろ店を出て、地下鉄に乗って新大阪駅へ。そのまま新幹線に乗り込む。
新大阪駅14時10分発の新幹線に乗って、そのまま帰ると思いきや名古屋駅で下車。
時間は15時。名駅あたりをブラブラしたあと、ちょっと歩いてささしまライブへ。
今日はZepp Nagoyaへ、工藤静香「30th Anniversary Live 凛」を観に行く。
“ささしまライブ”というのは地域の名前で、まだ発展途上の街みたい。
そんな中にポツンとそびえ立つZepp Nagoya、なかなかにカッコいい。
工藤静香のライブを観るのは初めて。どんなライブになるのか本当に楽しみ。
16時30分開場。入場待ちの列が途切れたら並ぼうと思っていたけど、いっこうに途切れない。
仕方がないので列の最後尾に並んで、16時40分過ぎに入場。
今日の席は1階L列1番。ステージ下手の一番端の席。ほどよい距離感で、まずまずのポジション。
予定通り17時ちょうどに開演。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、コーラスという編成のバンドが演奏を始めると、
パープルのワンピースに太い黒ベルトを巻いたしーちゃんがステージに登場。
シングル曲の「Blue Rose」「Jaguar Line」から始まり、
最新アルバム「凛」の収録曲「どうせなら」「蜜と棘」へと続いていく。
本日のセットリストは、シングル曲、シングルカップリング曲、アルバム曲、
そして最新アルバム「凛」の収録曲が、バランスよく盛り込まれている。
それでも「FU-JI-TSU」「くちびるから媚薬」「MUGO・ん・・・色っぽい」「黄砂に吹かれて」
「雪・月・花」「慟哭」といったキラーチューンが披露されると、やっぱりテンションが上がる。
喉の調子を心配する声がお客さんからたくさんかかるけど、驚くほど声がよく出ている。
MCはそれほど長くなく、2階席で観ていた後藤次利を突然紹介していたりした。
赤いドレスに着替えたしーちゃん、「30周年だから30曲唄わないとなぁ~と思って、
明日を考えないセットリストにしてみました」と本日の選曲の趣旨を紹介。
曲によってフルサイズだったりワンハーフだったりするのはそのためかと納得。
ライブ中盤は、ファーストアルバム「ミステリアス」のナンバーを中心に演奏。
お客さんのノリはいわゆる“オタ芸”が入っていたりして、ちょっとばかり年代を感じる。
客席から「千流の雫」のリクエストがかかると、しーちゃんは渋りながらもアカペラでちょっとだけ唄う。
ライブ後半に突入し、アルバム「凛」から「かすみ草」を唄うとなったところで何故だか突然の涙。
それからしばらく涙をこらえながら唄っているように見えたけど、何か思うところあったのかな?
「恋一夜」「メタモルフォーゼ」といったシングルヒット曲を織り交ぜつつ、
アルバム「凛」のナンバーを立て続けに演奏して本編は終了。
アンコールに突入して、ツアーTシャツにジーンズというスタイルでしーちゃんがステージに登場。
「いつもはアンコールは一曲と決めているんですけど、今日は三曲やります」と宣言。
頬のあたりで手を動かしながら、「この曲からやります!」と言って「嵐の素顔」。
山下達郎を思わせるイントロからシングルカップリング曲「永遠の防波堤」を唄ったあと、
シングル曲「Blue Velvet」を披露して、全部で30曲を無事に唄い終える。
バンドメンバー全員がステージ中央に並び、深々とお辞儀をして歓声に応える。
そして「30で止まらず31曲目を追加します」と言って、キーボードだけをバックに「声を聴かせて」。
伸びやかな声で唄いあげるしーちゃん、なんだかとっても惚れ惚れした。
こうして18時55分、素晴らしいライブは幕を閉じた。
意外と早くライブが終わったので、名駅の「鶴八」で呑むことにする。
串カツとか手羽先とか名古屋名物をつまみながら、ビールと日本酒を呑む。
いつもは一階のカウンター席だけど、今夜は二階のカウンター席。
ちょっとバタバタしてたけど、まずまずのんびりと呑みを楽しむ。
21時前にはおひらきにして、21時12分発の新幹線に乗って帰京。
| 固定リンク
コメント