6時半に起床。例によって、意味も無く早起きな旅の朝。
台風が近づいてきているので今日は一日ホテル待機かと思ったけど、どうやら昼間は大丈夫そう。
そんなわけで11時前にホテルを出て、千日前あたりをブラブラと散策する。
何を食べようかとっても迷ったけど、「ぼてじゅう本店」でお好み焼きを食べることにする。
ここは意外と穴場・・・入店したときは空いていた。そのうち混みだしたけど。
ビールと酎ハイを呑みつつ、お好み焼きを食べる。プロが焼くお好み焼きはやっぱりウマい。
13時前には店を出て、腹ごなしを兼ねてアメリカ村へ行ってみる。
中古盤屋の「KING KONG」が、BIG STEPへ移転したというので早速チェック。
店の雰囲気は良いのだけれど、ちょっとばかり普通になっちゃった感じがする。
そのあとは日本橋へ。後輩に教えてもらった中古盤屋をようやく発見。
これまで見つけられなかったのは、店の造りが違うように記憶に刷り込まれていたからみたい。
なかなか状態のいいレコードがたくさんあって、ココはやっぱりいいかもしれない。
その中から何枚か購入して、15時前にひとまずホテルに戻る。
しばらく部屋で休んだあと、16時過ぎに再び出かける。
今日もなんばHatchへ、「なつかしい×あたらしい なにわブルースフェスティバル2017」を観に行く。
台風が接近していると言いつつ、今のところまだ雨は降っていない。
来場はお客様の自己判断で・・・というインフォが流れてきて、ちょっとばかり物騒な雰囲気。
だけどやはりそこはブルース、こういう時こそ負けずに楽しみたいというものだ。
16時45分ごろ会場に到着。そのまま会場入り。今日の席は1階F列36番。
ステージ上手側の一番端の席。好き勝手に過ごすには、絶好のポジションかもしれない。
予定より遅れて、17時10分ごろ開演。
今日もまた“なにわブルージーズ”の演奏でゆる~くスタート。
ポスターのモデルになっている前・浪速区長さんとクリエーターさんが、ギターとバイオリンをプレイ。
そして有山じゅんじと清水 興が交互にヴォーカルをとって「You Gotta Move」。
続いて「ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる♪」して、本日の「なにわブルースフェスティバル」が始まる。
二番手には“ザ・たこさん”が登場。
キレッキレのドラム、ベース、ギターの演奏に乗って、MCが客席を煽りまくる。
そしてマスクをかぶったヴォーカルのアンドーが満を持してステージに登場。
パワーで押し切る感じの「カッコイイから大丈夫」を演奏したあと、
“ザ・ナンバーワン・バンド”のカバー「ケンタッキーの東」で延々とマントショー。
いきなりの大盛りあがりだけど、去年より若干あっさりしていたような気もした。
続いて“ORESKABAND”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター&ヴォーカルに、トランペット、トロンボーン、サックスという編成の女性バンド。
ノリのいいスカをひたすら元気よくプレイする姿は、なかなか好感が持てた。
ホーンセクションを前面に押し出したサウンドながらも、じっくりと唄うヴォーカルが印象的。
ちょっと歌謡曲っぽいメロディーラインもあったりするのがおもしろかったな。
だけど日本語のスカというと、どうしても“レピッシュ”を思い出してしまうのは仕方ないか。
次は“高木まひことシェキナベイベーズ”のステージ。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカルの高木まひこという四人編成。
思っていたよりポップな感じのロックンロール、高木まひこの唄声がちょっと独特な雰囲気。
途中からリクオが加わってピアノをプレイ。ついつい目を惹きつけられる。やっぱり華があるな。
リクオがヴォーカルをとって、「永遠のロックンロール」「オマージュ - ブルーハーツが聴こえる」。
そして「アイノウタ」を唄い始めると、今日誕生日を迎えるリクオにバースデイケーキが贈られる。
すっかりリクオが持って行った感じだけど、ハッピーでなかなk楽しいステージだった。
今日は演奏の合間に、ナオユキが濃い~感じの漫談。
トイレに行ったりして、ほとんど聞けなかったので感想は特にナシ。
ステージ中央にマイクスタンドが三本並べられ、“ロックかしまし三人娘”のステージが始まる。
ステージ上手から、はせがわかおり・大西ユカリ・本夛マキの並びで演奏がスタート。
かおりちゃんとマキちゃんはアコースティックギター、ユカリ姐さんはソロバンを弾いてる(笑)。
「アイラビュ アイラビュ フォレバモー♪」でお馴染みの「クールな恋」から「ロックンロール・ミュージック」。
ちょっとした賑やかしユニットかと思っていたら、「風に吹かれて」「That Lucky Old Sun」の素晴らしさに涙。
“ロックかしまし三人娘”に呼び込まれて、木村充揮がステージに登場。
そして四人で「バン・バン・バン」を演奏したあと、木村さんがひとりステージに残る。
いつものようにお酒をグイグイとあおりながら、お客さんのツッコミに調子よく返していく。
だけどやっぱり唄はサイコー! 「No Woman, No Cry」「プカプカ」「嫌んなった」、ぜんぶ良かったな。
そして金子マリがステージに登場して、木村さんのギターをバックに「ラリル」を唄う。
これがまた心に染みた・・・これぞ日本のブルースという感じで二人の演奏は終了。
そして20時10分過ぎ、“金子マリ presents 5th element will”の演奏が始まる。
Drums:松本照夫、Bass:大西 真、Keyboards:石井為人、Guitar:窪田晴男、Guitar:森園勝敏、
Vocal:北 京一、Vocal:金子マリ、すっかりお馴染みのメンバー。
Bluesyなインストに迎えられてマリちゃんが登場。一曲目は「Compared To What」、カッコいい。
続いて「Give, Get Peace」から「彼女の笑顔」。マリちゃんのヴォーカルにしびれる。
今夜もマリちゃんは絶好調。このところ毎回のように、神がかった唄声に驚かされる。
ほどよく枯れて、それでいて伸びやかで、やっぱりこの人の唄がイチバンだと思う。
「サイフ、ケータイ、カギ、タバコ♪」と、Funkyかつコミカルに唄いあげて演奏は終了。
続いて、“blues.the-butcher-590213+うつみようこ”。
Drums:沼澤尚、Bass:中條 卓、Guitar:永井“ホトケ”隆、Harp:KOTEZ、それにVocal:うつみようこが加わる。
ホトケのヴォーカルだけでも強力なのに、ようこちゃんが加わったらもうどうしようもない。
ようこちゃんのヴォーカルにKOTEZのブルースハープが絡みつき、なんとも言えない味わい。
激しく力強い骨太の演奏、ブルースの王道を行くようなセットリストがまたイイ。
「Mojo Boogie」「Blues Is Alright」から「Sweet Home Chicago」と畳み込んでフィナーレ。
そして21時30分、本日のトリ“シーナ&ロケッツ”の演奏が始まる。
ロケット発射音が鳴り響くとともに、前へ駆け寄ってステージにかぶりつく。
演奏は「ビールスカプセル」でスタート。ブラックビューティを弾きまくる鮎川、今日もカッコいい。
奈良さんもステージ前まで出てきてノリノリでプレイ。川島さんの顔は、私の位置からは見えず。
続いて「ストーンズから教わったブルースナンバー」という紹介で「LOVE IN VAIN」。これは染みる。
そして「ホラ吹きイナズマ」からの「レモンティー」。今日のエンディングはあっさりと。
最後は「ユー・メイ・ドリーム」をみんなで合唱して、本編はすべて終了。
アンコールに突入して、本日の出演者全員で「梅田から難波まで」と「IKO IKO」。
昨日と同じ展開だけど、盛りあがりは断然今日のほうが上回っている。
ステージにかぶりつく私のちょうど前が鮎川で、くわえタバコでブラックビューティを弾く姿がカッコよくてもう~。
何故か恒例となった感のあるアンドーによるシメ。今日は木村さんと一緒に「アイコー!」。
気がつけば22時20分過ぎ。かなり長丁場だったけど、とっても楽しいひとときだった。
ライブ終了後、例によって打ち上げといきたいところだけど、台風接近につき自粛。
まだ雨は激しくないけれど、この先どうなるかわからないからね。
雨に備えてホテルの近くまで戻って、「三豊麺」というつけ麺屋でひとり呑み喰い。
まぁこんな事もあるわな・・・。23時半過ぎにはおひらきにしてホテルに戻る。
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