梅津和時 KIKI BAND「tour 2017 Amatsu-Kitsune 駈ける」新宿PIT INN
夜の部までは約1時間半。家に帰るにも中途半端、お酒を呑むにも中途半端な時間。
というわけで、「disc union」とかを覗いて時間調整。長いと思っていても、あっという間だから不思議だ。
19時20分ごろ再び会場へ。昨日からずっとPIT INNに居るようなヘンな気分。
珍しく予定時間を少し押して、19時35分ごろ開場。今回ももちろん通し券7番で入場。
ステージ下手の二列目端をゲット。この番号なら最高のポジションのような気がする。
PIT INNにしては珍しく予定より遅れて、20時05分ごろスタート。
今回はDrums:ジョー・トランプ、Bass:早川岳晴、Guitar:鬼怒無月、Sax:梅津和時、四人のステージ。
ニューアルバム「Amatsu-Kitsune」の全曲を、次から次へと披露していく。
「Amatsu-Kitsune」は昨日買ったけどまだ聴いていないので、今夜はすべてが新曲という事になる。
一曲目は「Frozen August」。そうは言っても、この曲はライブで演奏された事があったはず。
鬼怒さんのパターン化されたフレーズを中心に、各パートが音を重ねていく様子が素敵。
二曲目は早川さんの曲で「Sleeve of Armor」。なんともハードでヘヴィーな演奏。
歪みを効かせた早川さんのベースソロ、ブリブリと弾きまくるベースGODがカッコいい。
続いて梅津さん作曲の「Eurydike」。ギリシャ神話をモチーフにした曲、物語のように演奏が展開する。
第1部の最後は、鬼怒さん作曲「King's Seven」。7拍子という変態なリズムが病みつきになりそう。
15分ちょっとのインターバルをはさんで、21時15分ごろ第2部がスタート。
まずは早川さん作曲の「Amatsu-Kitsune」。この曲も以前ライブで披露された事があったな。
昨日のヒットパレードで4位に入ったという話から、「CHABOくんがラジオでかけてくれるといい」と梅津さん。
次も早川さんの曲で「Bird's Head Man Running」。イントロのドラムとベースの絡みがイカす。
「こんなにいっぱい曲を書くベーシストはいないのでは?」と梅津さんが言うと、
ポール・マッカートニー、チャールズ・ミンガスという名前が挙がって照れる早川さん。
そして梅津さん作曲の「ZABO」から、鬼怒さん作曲の「Mata Hari」へと続いていく。
各パートのソロ合戦が延々と続く、ディープなインプロビゼーションの世界。
梅津さんはステージを降りて、サックスを吹きながら客席を練り歩く。
こうしてニューアルバム「Amatsu-Kitsune」の全8曲を完奏し、アンコールへと突入する。
「ベストテンには入らなかったけど、はずせない曲のひとつ」という紹介で「Freight Train Skyrocket」。
この曲は私の中では第1位に輝いた曲。ランクインしなかったけど、こうして演奏してくれたのが嬉しい。
ハードで変態的な部分とポップなところがうまく融合して、とっても大好きなナンバー。
最後に撮影会をして、22時05分ごろ演奏はすべて終了。
土曜日でまだ時間も早めだけど、今夜はさすがに呑む気がしない。
なんとなくカレーが食べたかったので、ブラブラと甲州街道を歩いて「パトワール」へ。
何故だかカウンターに女子ばかり座っていて、ちょっとビックリしてしまった。
今日は既にビールをたくさん呑んでいるので、ZIMAを呑みながらカレーを食べる。
すっかりカレー欲が満たされて、24時前に帰宅。
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