甲斐バンド「KAI BAND TOUR かりそめのスウィング 2017」相模女子大学グリーンホール
今日は相模女子大学グリーンホールへ、
甲斐バンド「KAI BAND TOUR かりそめのスウィング 2017」を観に行く。
9月から始まった“甲斐バンド”の2017年全国ツアー、私は二回目にして最後の参加。
季節はずれの台風が近づいている中、雨が小降りになったのを見計らって代々木八幡駅へ。
代々木上原駅で何気なく乗り換えたら、そのまま新百合ヶ丘までノンストップなのに驚く。
16時過ぎに相模大野駅に到着。会場まですぐなので助かる。雨はほとんど降っていない。
今日の席は、1階18列38番。こじんまりとしたホールなので、ステージは意外と近い。
BGMはストーンズONLY。だんだんと気分が高揚していくのがわかる。
予定より遅れて、17時10分ごろ開演。
ステージ下手からのスポットライトに照らされて、メンバーがステージへ。
Drums:佐藤強一、Percussion:Mac清水、Bass:岡沢 茂、Guitar:稲葉政裕、Keyboards:前野知常、
Guitar&Drums:松藤英男、Guitar:田中一郎、そしてステージ後方からVocal:甲斐よしひろが登場。
オープニングは「地下室のメロディー」。そのあと7月に発売されたオールタイム・ベスト・アルバム
「Best of Rock Set かりそめのスウィング」の全収録曲が収録曲順に演奏されていく。
「今日を迎えられて本当に嬉しいです。素敵な夜になるように、みんなと一緒にやりたいと思う」と
甲斐は挨拶したあと、「HERO(ヒーローになる時、それは今)」「ちんぴら」「きんぽうげ」と続く。
うーん・・・さすがにオールタイムベスト。大好きな曲ばかりで、もう本当にたまらない。
甲斐は「楽しんでるか~? 気分はどう~?」と言いつつ、自分自身も心底楽しんでいる感じ。
「裏切りの街角」「ダニーボーイに耳をふさいで」を演奏してから「ビューティフル・エネルギー」。
これまでドラムを叩いていた松藤がギターを弾きながらヴォーカルをとる。この曲、大好きなナンバー。
そして「フェアリー(完全犯罪)」を演奏したあと、「BLUE LETTER」を切々と唄いあげる。
「選曲はオールタイムベストだけど、アレンジはそのままとは限らないと甲斐は言い、
アコースティックセットで「かりそめのスウィング」。アコーディオンがフィーチャーされてイイ感じ。
そして、メンバー紹介をはさんで「安奈」。スタンディングのお客さんをひとまず座らせての演奏。
再びバンドセットに戻って、「グッドナイト・ドール」を演奏してから「非情のライセンス」。
この曲はテレビドラマ「キーハンター」のテーマ曲。アルバムよりもイカしたアレンジだ。
一郎は前半に使用していたテレキャスをSGに持ち替え、稲葉との絶妙なアンサンブルを聴かせる。
やっぱりツインギターのRockバンドってカッコいいな~。つくづくそう思う今日この頃。
「Blood in the Street」から「氷のくちびる」「ポップコーンをほおばって」と続くと、ライブも既に終盤。
この流れはいつも通りの鉄板だけれど、これでないと“甲斐バンド”という感じがしない。
お客さんももちろん一緒になって大合唱。これぞ“甲斐バンド”ライブの醍醐味。
更に「冷血(コールド・ブラッド)」「破れたハートを売り物に」と続けて演奏して本編は終了。
アンコールは「感触(タッチ)」からスタート。この曲も大好きな曲、思わず一緒に唄いまくる。
甲斐は「戸田で言った事が浸透して、今夜は『タッチ!』をみんな唄ってくれて僕は嬉しいよ。
だけど『ウッ!』がまだ薄いので唄ってくれ」と言う甲斐に、お客さんから「もう一回!」の声。
そんな声はあっさりとスルーして、メンバー紹介のあと「漂泊者(アウトロー)」で終了。
二回目のアンコールは、「レイニー・ドライヴ」と「ラヴ・マイナス・ゼロ」。
演奏が終わると、メンバー全員がステージ中央に並んでカーテンコール。
そして「最後の夜汽車」のイントロが流れ出し、メンバーはステージをあとにしていった。
そのまま最後までじっくりと聴き入り、19時15分ごろライブはすべて終了。
まだ時間も早いので相模大野の夜を楽しみたいところだけど、
台風の行方が気になるため終演後すぐに小田急線に乗り込む。
だけど電車に乗っているうちに雨は弱くなり、代々木八幡に帰る頃にはほとんど降っていなかった。
「なつめ」に寄って軽く呑み喰いして、21時前におひらきにして帰宅。
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