土屋公平「Solo LIVE TOUR ★ I'm Your Boogie Man」下北沢GARDEN
今日は下北沢GARDENへ、土屋公平「Solo LIVE TOUR ★ I'm Your Boogie Man」を観に行く。
7月から始まった公平のソロライブツアー、27本終了して本日が最終日。
しかも今日は公平の57歳の誕生日というから、これは絶対盛りあがるに違いない。
今日はけっこう忙しかったけれど、なんとか16時半に仕事を切り上げて下北沢へと向かう。
17時半ごろ下北沢に到着して、「GENERAL RECORD STORE」を覗いたりして時間調整。
18時30分に開場して、整理番号A-43で入場。前から三列目のステージ真正面に座る。
フロアはじわりじわりと人が増えてきて、開演する頃には立ち見が出るほどの大盛況。
予定どおり、19時30分に開演。
まずは伊東ミキオがステージに登場。いきなり泣きまねをして、お客さんの笑いを誘う。
ミッキーはエレピを弾きながら、軽快なテンポでオリジナルナンバーを唄い出す。
しなやかな両手で叩き出す強烈なブギのリズムが、次第に加速して激しく弾けていく。
ギックリ腰になったとか、JAH-RAHと温泉に行ったとか、ツアーの思い出を語りながら、
バラード、ミディアムテンポ、ブギウギ・・・いろいろな音楽をミッキーのピアノが奏でる。
「もともとARB、MODS、SLIDERSが好きだったけど、これまでARB、MODSと一緒に演らせて頂いて、
今年は公平さんとツアーやってます。ロックンロールやって良かった」というミッキーの言葉が胸に響く。
40分ほどでミッキーの演奏は終了して、ステージは暗転。
ほどなくして公平のステージが始まる。ステージ中央に公平、上手にJAH-RAHがスタンバイ。
演奏は「スペードのクイーン」でスタート。公平はフルアコを弾き、JAH-RAHはパーカッションでサポート。
「ツアーが始まって一周まわって、やり慣れた下北沢に帰ってきた~」と公平。
それから「Do Me Baby」「香り」と、かなりシブい感じのプレイ。Bluesyなギターがむせび泣く。
公平のギターとJAH-RAHのパーカッションに、キーボードやベースの音が同期される。
「私的モード盤は自宅にこもって一人で全部やるんだけど、一日中誰とも喋らない事があって
精神衛生上よくない。そんな中、JAH-RAHがパーカッションを叩きに来てくれた事が嬉しかった」と公平。
ギターをアコギに持ち替えて、「青空のパレード」「千の祈りより小さな羽ばたきひとつ」。
いわゆる弾き語りっぽい感じの唄、公平の違う一面が見られたようで嬉しい。
だけど公平といえばやっぱりSG、白いSGを弾きながら「根無し草なら」「Foxy」をプレイ。
ほどよく歪んだSGの音が、たまらなくBluesyでたまらなくRockin'。あぁ~もうたまらない。
Bo Diddleyビートの「JUNGLE LOVE」では、お客さんとコール&レスポンスで盛りあがる。
演奏は加速度を増していき、「座ってる場合じゃないんじゃないか!」とここからオールスタンディング。
「More Groovin' Kohey」「僕はファンキー」と、ファンキーでダンサブルなナンバーが続いていく。
公平はステージから降りてフロアでギターを弾きまくる。至近距離で見る公平のプレイがカッコいい。
スローなインスト「コーヒーと君」を情感たっぷりに弾いたあと、公平はステージにミッキーを呼び込む。
二人でヴォーカルをとりながら「明日は明日の風が吹く」、そしてミッキーのヴォーカル曲も飛び出す。
モータウンサウンドがやりたくて作ったという「少年とギター」に続いて、ミッキーのバラード「星のかけら」。
そして「C'mon Music Lover」。この曲は前回観た西川口では演奏されなかったような気がする。
「クレイジー・ホース」で盛りあがったあと、最後に「Mr. Love Man」を演奏して本編は終了。
アンコールに突入して、公平がひとりステージに登場。
ステージに呼び込まれたミッキーが「誕生日おめでとうございます!」と言うと、
バースデイケーキを持ったあJAH-RAHがステージに登場。嬉しそうにローソクの炎を吹き消す公平。
そしてギブソンSG Jr.を弾きながら、CHABOのカバー「GIBSON(Chabo's Blues)」を演奏。
公平とミッキーが交互にヴォーカルをとる様子が、なんとも言えずカッコ良くてたまらない。
公平は「ギャンギャンギャンギャン~♪」という感じでギターの弦を何度も震わせて「光るゼブラのブギー」。
本当にRockin'でFunkyでイカしたライブ、22時30分頃すべて終了。
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