ナイロン100℃「ちょっと、まってください」下北沢 本多劇場
今日は下北沢 本多劇場へ、ナイロン100℃「ちょっと、まってください」を観に行く。
来年で設立25周年を迎えるケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰“ナイロン100℃”の44回目の公演。
KERAさんの芝居は必ず観てきたわけではないけれど、このところ欠かさず観ている。
いつも土壇場で観たくなって当日券を苦労して取るので、今回はちゃんと前売りチケットを買った。
12時過ぎに下北沢へ行って、「disc union」を覗いてから12時45分ごろ会場入り。
今日の席はI列19番。キャパ386席というこの劇場、ステージはかなり観やすい。
13時ちょうどに開演。
キャストは、みのすけ、大倉孝二、三宅弘城、廣川三憲、村岡希美、藤田秀世、犬山イヌコ、峯村リエ、
木乃江祐希、小園茉奈というお馴染みのメンバーに、遠藤雄弥、マギー、水野美紀がゲスト参加。
ストーリーは、豪邸に住む金持ちの家族と、そこに居候しようとする乞食の家族との物語。
水野美紀演じる乞食の娘が見事に金持ちの家族に取り入り、豪邸に住むことになるが、
その一方で犬山イヌコ演じる金持ちの母親が家を追い出されてしまう。
そしてそのいたるところで、マギー演じる使用人がペテンをはたらくというのが大きな流れ。
マギーの飄々とした演技と、水野美紀のズバ抜けた美しさが印象的。
そしてそこに、みのすけ、大倉孝二、三宅弘城、犬山イヌコ、峯村リエ の強烈な個性が加わる。
全員が顔面白塗り・・・これには一体どういう意味があるのだろうか?
言葉に次ぐ言葉の応酬。それに意味があろうとなかろうとおかまいなし。
時間軸と空間が微妙にねじれているので、理解しきれないところもあったけど、とても可笑しい。
物語にはもちろんオチなど無く、そこにポツリと置き去りにされる事に快感を覚える。
劇中で唄われる歌は、「遠い世界に」「サルビアの花」「雨が空から降れば」。
ストーリーとまったく関係なく、まったく違う情感で唄われるところがまたおもしろかった。
1幕:1時間35分、休憩:15分、2幕:1時間20分、合計:3時間10分の公演。
昨夜は明らかに食べ過ぎだったから、今日は朝御飯と昼御飯はヌキ・・・。
16時過ぎに芝居は終わったので、どこかへ寄っていこうと下北沢の街を散策。
だけど行きたい店が全然なくて、けっきょく代々木上原まで戻ってきた。
めちゃめちゃお腹が空いたので、「常盤」で早めの夕飯を食べる。
夏休みが終わり、明日からまた仕事。
またいろいろとあるんだろうなぁ~。なんとかやり過ごして、次の楽しみまで乗り切るぞ!
| 固定リンク
コメント