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2017年11月10日 (金)

仲井戸麗市×おおはた雄一「Boys,be ambitious」南青山 MANDALA

今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×おおはた雄一「Boys,be ambitious」を観に行く。
「Boys,be ambitious」シリーズ、7月の藤井一彦、ワタナベイビー、岡本定義に続いて四度目の開催。
個人的には前回が不完全燃焼だったので、今回はどうなるのか?期待と不安が入り交じった気持ち。
今日もバタバタした一日だったけれども、15時には仕事を終わらせ晴れて自由の身。
まずは中目黒へ行って「waltz」へ寄り道。あいかわらず落ち着く空間、やっぱりイイな。
じっくりとレコードとカセットを見て廻ったあと、“BLUES BROTHERS”のカセットを購入。
開場までけっこう時間があるので、ブラブラと歩いて南青山まで行くことにした。
ちょっと寄り道したり、道に迷ったりしていたら、けっきょく1時間ぐらいかかってしまった。
それでも開場時間の18時30分には充分間に合って、整理番号A-067で入場。
ステージ下手のスタンド席、後列のソファーに座る。まずまずといったところか。

予定時間の19時30分を少し過ぎたころ開演。
まずは司会のCHABOがステージに登場し、今年のMANDALAでのライブを振り返る。
そして2004年に出会ったときのエピソードを話してから、おおはた雄一をステージに呼び込む。
おおはた雄一はアコースティックギターを弾きながら、ポツリポツリという感じで唄うスタイル。
かなり弾き込んでいると思われるギターが、ほどよく枯れた音色でとってもイイ感じ。
だけど曲とヴォーカルはなんだかとってもメロウで、そのギャップがなんとも言えず。
ソファー席に座っていたこともあり、ついつい気絶しそうになってしまう場面もちらほら。
そんな中、ムッシュのカバー「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」はテンション高くて良かった。
55分ほどのステージが終了し、セットチェンジに入る。

20時40分過ぎ、いよいよCHABOのステージが始まる。
オープニングは「祝祭」。いつものようにお客さんの掛け声が入り、軽快なすべり出し。
続いて「糧」。二曲目からちょっと重たい感じだけど、この両極端なところがCHABOなんだろう。
『糧』という字を辞書で調べたという話から、むかしカンニングしていたら先生に見つかってしまい、
「しまった!見つかった!」と思ったら「土足で上がるんじゃない!」と注意されたというエピソードを披露。
今夜のお客さんはおとなし目。かまわず「チャボー!」と叫んだら、「なに?」と応えるCHABO。
そのハッとしたような表情がなんとも言えない表情で、個人的には本日のハイライト。
久しぶりに「荒野で」を唄ったあと、Elton Johnのカバーで「Your Song」。
この曲でCHABOが唄いかける「君」は、CHABOの御両親だということを知って涙・・・。

ジョイントライブでは恒例となっている、共演者のレパートリーをカバーするコーナーは「待ちぼうけ」。
おおはた雄一の「待ちぼうけ」を朗読したあと、“古井戸”ナンバーの「待ちぼうけ」を唄う。
続いて“古井戸”ナンバーをもう一曲、リズムボックスをバックに「四季の詩」。
テレビドラマで檀ふみがこの歌詞を書いたという設定で、「この詞は甘いわ」というセリフがあり、
「オレが書いた詞なのにふざけんな!」と思ったという話をするCHABO。
「Blues Is Alright」でお客さんとコール&レスポンスしてから、Asa[asha]の「Eye Adaba」をリーディング。
Stevie Wonderのカバーで「太陽の当たる場所」を唄ったあと、「プレゼント」でほんわかと本編は終了。
本日のセトリはオリジナルとカバーとポエトリーがほどよくミックスされていて、とっても良かった。

アンコールに突入し、「勿体ぶらない」とCHABOは言い、おおはた雄一をステージに呼び込む。
二人のユニット名は“ザ・優柔不断”とのこと。そして二人とも部屋が汚いと・・・。
「Going Down」でシブいソロまわしを聴かせたあと、軽いタッチで「Coffee break」。
二人のギターがほどよくからみ合って、なかなかイイ感じのコンビネーション。
おおはた雄一のナンバーから「いつものコーヒー」をセッションしたあと、
Pete Seegerの「The Water Is Wide」をおおはた雄一のギターをバックにCHABOがリーディング。
MANDALAのステージに濃厚な時間が流れていく。なんだかとてもスゴイものを観ている。
Sam Cookeのカバー「You Send Me」のあと、おおはた雄一の「時間の星の上で」を演奏。
アコースティックギターでバッキングに徹するCHABOもまた良かった。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、22時40分ごろライブはすべて終了。

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