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2017年11月18日 (土)

KENZI & THE TRIPS「ザ・リクエストツアー Tour Final」KOENJI HIGH

今日は土曜日。普通の週末がやってきた。朝は普通に「旅サラダ」見て過ごす。
なかなか出来ずにいたあれこれを片付けているうちに、あっという間に夕方になる。

夕方になって出かける。
今日はKOENJI HIGHへ、「KENZI & THE TRIPS ザ・リクエストツアー Tour Final」を観に行く。
ケントリのライブを観るのは、2014年5月の「KENZI 30TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」以来。
さらに遡ると1989年9月の「FINAL LIVE」、雨の日比谷野音で行われた第一期の解散ライブ。
ひとつの青春が終わったような気がして、なんとも言えない寂しさを感じたものだ。
そんな“KENZI & THE TRIPS”が、「ザ・リクエストツアー」と題したツアーをやるという。
これは絶対にはずせないと思い、喜び勇んでチケットを手に入れた。
整理番号は7番。だけど開場から1時間ずっと立ちっ放しで待つのはツライし、
どうせグチャグチャになるだろうから開演までに行けばいいやと思い、18時40分ごろ会場入り。
それでも運良くステージ下手の最前列、ガードフェンスを確保することが出来た。

予定通り19時ちょうどに開演。
オープニングアクトは、“ぼくたちのいるところ。”。
名前はけっこう前から耳にしていたけれど、ナマで観るのは今日が初めて。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカル&ギターという四人編成。
年齢とか非公開なので正確にはわからないけど、ふた回りぐらい下の世代なのかな?
正直言って期待半分・不安半分だったけど、これがすごく好きなタイプのバンド。
ヴォーカルは女性で、自分たちの世代からすると戸川 純とか泯比沙子を思い出す。
ベースはフライングVを使用。ポジションが異常に高くて笑えたけど、腰があって好きなベース。
ラスト前のバラード「あなたは死にません」では、その切ない歌詞に思わず感動。
最後にヴォーカルがフロアへダイブして、35分ほどで演奏は終了。

セットチェンジをはさんで、19時55分頃から“KENZI & THE TRIPS”のステージ。
「傷だらけの天使のテーマ」が流れる中、Drums:ペー、Bass:ノブ、Guitar:ウキ、
そして最後にVocal:八田ケンヂがステージに登場。ボウリングシャツに短パンというスタイル。
一曲目が「Bailey」というのは驚いた。今の世の中へのメッセージなのだろうか?
「ザ・リクエストツアー」ということで、大好きなキラーチューンばかりのセットリスト。
だけど単なる懐古趣味ではなく、新しい曲にもしっかりリクエストが集まっているところがイイ。
「アキラメナイ歌」「ヒューマン」「耳をかたむけて」、いま現在のケンヂという感じがしてすごく好き。
ハードな曲もイイけど、「Don't Look Back」「1988」といったミディアムテンポのナンバーもグッとくる。
それでもやはり「爆竹Girl」とか「Bravo Johnnyは今夜もハッピー」とかが始まると血が騒いでしまう。
本編最後は「リーダーをつぶせ」で、大盛りあがりのまま終了。

アンコールに突入して、始まったのは「ラララ」。これもまた泣ける曲。
ケンヂはお客さんからもらったティッシュで鼻をかみ、とてもリラックスした雰囲気。
ケンヂの人柄からか? お客さんも単に暴れるわけではなく、すごくいい感じの盛りあがり方。
「UKモドキ」を演奏したあと、サプライズゲストの元メンバーJUN GRAYがベースを弾き、
“ぼくたちのいるところ。”のメンバーが加わって「Diana」をセッション。
いったん全員退場したあと、二回目のアンコールに突入。
「そろそろ声が枯れてきたから、みんなで唄うコーナー」とケンヂは言い、
「HOTニキメチマエ」「Honey Dance II」「Leostar 8」を立て続けに演奏。
そして最後は「Crazy Summer」で、21時25分ごろ演奏はすべて終了。

終演後、買ったばかりの写真集へ、ケンヂくんにサインを入れて頂く。
とっても気さくに話しかけてくれて、なんだか嬉しくてたまらない。
それから“ぼくたちのいるところ。”のアルバムも購入し、メンバーにサインを入れて頂く。
ちょっとだけお話したけど、みんな素直な若者という感じで好印象。
ヴォーカルの人生ダメ子さんも、笑顔が素敵な普通の女性。
ステージとのギャップがすご過ぎ・・・ついさっきダイブしていた人とは思えず。

せっかく高円寺に来たので、駅前の「大将」で呑むことにする。
焼鳥を焼く煙が、いささか火事に近いぐらいの勢い。こういう感じがらしくてイイ。
ホッピーの中もたっぷりで、さすが高円寺という感じ。
二次会は念願の「ステーキハウスKYOYA」でステーキを食べる。
最初は緊張してKYOYAさんと話せずにいたけど、徐々に話をすることが出来た。
今夜はケンヂさん、人生ダメ子さん、KYOYAさんとお話して、いい出会いがたくさんあった。
過去も未来も世代も飛び越えて、今の出会いを大切にしたい。。。

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