玉響楽団「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」下北沢 440(FOUR FORTY)
なんだかんだと日々を過ごしているうちに、今日から12月。いやぁ~早い!
今年もまた職場への舗道がイルミネーションで飾られて、街はすっかりクリスマスモード。
あっという間に今年も暮れていく。
今日は下北沢 440(FOUR FORTY)へ、「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」を観に行く。
ドクロズと玉響楽団、7月の「HOT MOTTO GUMBO 2017」で初めて観て好きになったバンドの共演。
特にドクロズは東京で観られる機会は少ないので、これはなんとしても観ておかねば!という感じ。
開場時間の19時に間に合うように仕事を切り上げて、地下鉄を乗り継いで下北沢へ。
会場売りのチケットを持ったお客さんが15人ほど居て、イープラスチケットはその後に入場。
整理番号4番で期待していたのにちょっと肩すかし・・・。開き直って一段上のフロア最前列に座る。
視界を遮るモノが一切なく、ステージがバッチリと見渡せて、実はここがベストポジションかもしれない。
けっこう空席が目立つなぁ~と思っていたら、じわじわとお客さんがやって来て、開演時間には満席に。
予定より遅れて、19時40分過ぎに開演。まずは“ドクロズ”のステージ。
Drums:れお、Bass:オヤビン、Guitar:むうとん、Vocal&Guitar:アサコ、それぞれに個性的なメンバー。
バリバリに乗る感じでもなく、まったりと聴く感じでもなく、なんとも言えない独特なサウンド。
例えて言うなら、1980年代のインディーズ・・・いやむしろ「自主制作」って感じの音だな。
“少年ナイフ”とか“サボテン”とか、そんな空気を感じる。個人的に大好きなタイプ。
中盤でDr.kyOnがキーボードで加わり、和気あいあいという感じで演奏に華を添える。
55分ほどのステージ、とっても楽しいひとときであった。
セットチェンジをはさんで、22時55分過ぎから“玉響楽団”の演奏が始まる。
Drums:小関純匡、Bass:笠原直樹、Keyboards&Vocal:Dr.kyOn、Guitar&Vocal:玉城宏志、
Vocal:うつみようこ というメンバー。その筋の音楽が好きな私には、たまらなく豪華な顔ぶれ。
オープニングの「ぐるぐるワイン」から、強力なビートとキラキラしたサウンドに圧倒される。
どうしてもフロント3人に注目してしまいがちだけど、笠原さんのベースがものすごく良かった。
バッキングもソロもバランス良く弾きこなしているところが、「ザ・ベーシスト」という感じ。
ようこさんは曲間で「ここ喋らなくていいの?」と他のメンバーに確認しながら、
「ギャルバンやりたい!ドクロズみたいにわちゃわちゃ喋りたい」と自由気ままにトーク。
それでも曲が始まると強力なヴォーカルで、バッチリと決めてみせるところはさすが。
セットリストは、ファーストアルバム「玉響楽団 第壱巻 たまゆ~ら」の曲が中心。
“ROSA LUXEMBURG”のナンバー「かべ」は、ようこさんが「ばばあが叫んでる!」と
言いたいからという理由で選ばれているらしい。それはどんとも喜んでいることだろう。
「海の底から」では玉城さんのキラキラしたギターが炸裂。なんかホントに凄いと思った。
最後に「ドンとなぁ節」で激しいソロ合戦を繰り広げて、本編は終了。
アンコールは、“ドクロズ”のメンバーが加わって「魚ごっこ」をセッション。
想定通りの展開ではあるけれど、やっぱりこうでなくちゃねと思う。
むうとんがちょっとブリッ娘っぽい感じでポーズを決めまくっていたのが最高に良かった。
最後は客席にいた井垣宏章がステージに呼び込まれて「少女の夢」。
お客さんは座ったままだったけど、熱く熱く盛りあがって22時10分過ぎに終了。
せっかくだから下北沢で呑んでいこうと思ったのに、金曜日だからどこも混んでる。
仕方がないので「珉亭」へ行ってみたら、既に閉店していてビックリ&ガッカリ・・・。
けっきょく代々木八幡まで戻って、「天下一」で軽く打ち上げをして帰宅。
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