ミュージカル「ROCKY HORROR SHOW」池袋サンシャイン劇場
昼前から出かける。
今日は池袋 サンシャイン劇場へ、「ROCKY HORROR SHOW」を観に行く。
11月16日から始まった池袋サンシャイン劇場での公演も明日が千秋楽。
個人的には今日が最後ということで、期待でワクワクしながらもちょっと寂しい。
朝から山手線・埼京線のダイヤが乱れているらしいので、市ヶ谷駅経由有楽町線で東池袋駅へ向かう。
電車に乗っている時間は長いけど、池袋駅から歩くより東池袋駅から歩いたほうが近いな。
ちょっとだけあたりを散策して、12時40分過ぎに会場入り。今日の席は1階6列11番。
ステージ下手側のサイドブロックだけど、実質的には前から四列目。最高のポジション。
千秋楽の前日ということもあり、2階席も含めてキャパ816人の客席はびっしりと埋まっている。
開演時間19時の10分前ぐらいから、今夜も“売り子セブン”なる公認アイドルがステージに登場。
フロア内のお客さんに「ロッキー・トゥゲザー・グッズ」を売って廻る。開演前から楽しくて仕方ない。
“売り子セブン”に呼び込まれる形で、フロア横の扉からROLLYが登場。私の席からすぐそこの位置。
ROLLYがひとしきり盛りあげたあと、赤いミニスカート姿の売り子がテーマ曲を唄い出す。
この人の唄がすごく気に入ってたのだけど、今日になってマジェンタ役の上木彩矢さんだと気づく。
一幕が50分、休憩20分、二幕が60分という構成で、全部で2時間10分の上演時間。
今日も文句なく楽しかった。役者さんのアドリブも増えて、前回の二倍三倍楽しめる。
四列目の私の席からは役者さんの表情がバッチリ見えて、これまで気づかなかった点も確認できた。
役者さんはセリフの無い時でもいろいろな表情を見せるので、誰を見ていいのか迷う事もしばしば。
特にジャネット役のソニンとブラッド役の小池徹平、この二人のリアクションについつい目が行ってしまう。
ソニンは前方のお客さんを巻き込むような演技で、徹底して楽しませようという感じ。
演劇とかを飛び越えて、伝わってくるものがあった。やっぱりドン底を味わった人は違う。
幕間に隣の席の女性と少し話をする。彼女はこれを観るために東京へ来たとの事。
マチネだけじゃ物足りなくなったので、ソワレの当日券を狙うとおっしゃってた。
わかるなぁ~その気持ち。自分もそのままソワレの当日券に並びたい衝動にかられた。
ジャネットとブラッドよろしく、悦楽の世界に身をゆだねてしまいそう・・・だけど、本当にキリがない。
劇の後半から何故だか涙が出てきて困った。フランクが撃ち殺されてしまうシーンとか。
でもそれだけではない、今日でこの楽しいひとときを味わえるのも最後なんだな~という寂しさもあって。
カーテンコールでは、もう一度「TIME WARP」をみんなで踊るというサービス。
古田さんは今日も横綱の暴力問題に言及しつつ、「どうだっていいけど」と切り捨てる。
鳴りやまない拍手に、三回のカーテンコールに応えてくれた。これは初めての展開。
今日はソワレがあるので、「夜もまたふざけなきゃならない」という古田さんの言葉が良かった。
15時半ごろ会場を出て、PARCOへちょっと寄り道してから「豊田屋」で早速呑み出す。
この時間だとさすがに空いていて、カウンダー席に座ってのんびりと呑む。
この店は安いけど、料理が美味しいので嬉しい。さばの串焼きが食べられるのはココだけ。
まだ18時前なのに完全に出来上がり、「背脂らーめん宮本」でシメのラーメン。
体感では既に23時過ぎ。これから宴に向かう人をかき分け、家路につくのはなんかヘンな感じ。
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