« 玉響楽団「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」下北沢 440(FOUR FORTY) | トップページ | 休養 »

2017年12月 2日 (土)

ミュージカル「ROCKY HORROR SHOW」池袋サンシャイン劇場

昼前から出かける。
今日は池袋 サンシャイン劇場へ、「ROCKY HORROR SHOW」を観に行く。
11月16日から始まった池袋サンシャイン劇場での公演も明日が千秋楽。
個人的には今日が最後ということで、期待でワクワクしながらもちょっと寂しい。
朝から山手線・埼京線のダイヤが乱れているらしいので、市ヶ谷駅経由有楽町線で東池袋駅へ向かう。
電車に乗っている時間は長いけど、池袋駅から歩くより東池袋駅から歩いたほうが近いな。
ちょっとだけあたりを散策して、12時40分過ぎに会場入り。今日の席は1階6列11番。
ステージ下手側のサイドブロックだけど、実質的には前から四列目。最高のポジション。
千秋楽の前日ということもあり、2階席も含めてキャパ816人の客席はびっしりと埋まっている。

開演時間19時の10分前ぐらいから、今夜も“売り子セブン”なる公認アイドルがステージに登場。
フロア内のお客さんに「ロッキー・トゥゲザー・グッズ」を売って廻る。開演前から楽しくて仕方ない。
“売り子セブン”に呼び込まれる形で、フロア横の扉からROLLYが登場。私の席からすぐそこの位置。
ROLLYがひとしきり盛りあげたあと、赤いミニスカート姿の売り子がテーマ曲を唄い出す。
この人の唄がすごく気に入ってたのだけど、今日になってマジェンタ役の上木彩矢さんだと気づく。
一幕が50分、休憩20分、二幕が60分という構成で、全部で2時間10分の上演時間。
今日も文句なく楽しかった。役者さんのアドリブも増えて、前回の二倍三倍楽しめる。
四列目の私の席からは役者さんの表情がバッチリ見えて、これまで気づかなかった点も確認できた。
役者さんはセリフの無い時でもいろいろな表情を見せるので、誰を見ていいのか迷う事もしばしば。
特にジャネット役のソニンとブラッド役の小池徹平、この二人のリアクションについつい目が行ってしまう。
ソニンは前方のお客さんを巻き込むような演技で、徹底して楽しませようという感じ。
演劇とかを飛び越えて、伝わってくるものがあった。やっぱりドン底を味わった人は違う。

幕間に隣の席の女性と少し話をする。彼女はこれを観るために東京へ来たとの事。
マチネだけじゃ物足りなくなったので、ソワレの当日券を狙うとおっしゃってた。
わかるなぁ~その気持ち。自分もそのままソワレの当日券に並びたい衝動にかられた。
ジャネットとブラッドよろしく、悦楽の世界に身をゆだねてしまいそう・・・だけど、本当にキリがない。
劇の後半から何故だか涙が出てきて困った。フランクが撃ち殺されてしまうシーンとか。
でもそれだけではない、今日でこの楽しいひとときを味わえるのも最後なんだな~という寂しさもあって。
カーテンコールでは、もう一度「TIME WARP」をみんなで踊るというサービス。
古田さんは今日も横綱の暴力問題に言及しつつ、「どうだっていいけど」と切り捨てる。
鳴りやまない拍手に、三回のカーテンコールに応えてくれた。これは初めての展開。
今日はソワレがあるので、「夜もまたふざけなきゃならない」という古田さんの言葉が良かった。

15時半ごろ会場を出て、PARCOへちょっと寄り道してから「豊田屋」で早速呑み出す。
この時間だとさすがに空いていて、カウンダー席に座ってのんびりと呑む。
この店は安いけど、料理が美味しいので嬉しい。さばの串焼きが食べられるのはココだけ。
まだ18時前なのに完全に出来上がり、「背脂らーめん宮本」でシメのラーメン。
体感では既に23時過ぎ。これから宴に向かう人をかき分け、家路につくのはなんかヘンな感じ。

|

« 玉響楽団「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」下北沢 440(FOUR FORTY) | トップページ | 休養 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 玉響楽団「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」下北沢 440(FOUR FORTY) | トップページ | 休養 »