« 京都ツアー2017:第1日 | トップページ | 京都ツアー2017:第2日 »

2017年12月28日 (木)

麗蘭「磔磔 Vol.25 「Come on! Let's go!」」京都 磔磔<day-1>

16時50分、再び出かける。
今夜は磔磔へ、麗蘭「磔磔 Vol.25 「Come on! Let's go!」」を観に行く。
年末恒例の麗蘭・磔磔、今年は28日・30日という飛び石スケジュールでの開催。
私はどうにか両日参加することが出来るので、ラッキーとしか言いようがない。
17時過ぎに会場着。クロークに荷物を預けようとしたら、開場時間の17時15分からとはこれ如何に?
それでも大きな混乱は無く、17時15分に開場して整理番号108番で入場。

予定より遅れて、18時05分ごろ開演。
フロア後方の階段を降りて、Drums:JAH-RAH、Bass:早川岳晴、Vocal&Guitar:土屋公平、
そしてVocal&Guitar:仲井戸"CHABO"麗市がステージに登場。
演奏は「Come on! Let's go!」というツアータイトルそのままの曲でスタート。
そしてこのところ年末恒例となっている「年末SONG」へと続く。
CHABOは「あけましておめでとう!」と言うお約束から、いきなりまさかの「Get Back」。
それから「二年前に発売したニューアルバムから」という紹介で「夜風」。
続いて公平がヴォーカルをとって「何はなくてもR&R」。公平のヴォーカル、やっぱりイイな。
ここからは、残念ながら今年旅立った偉大なバンドマンに捧げるナンバーが続く。
Chuck Berryのカバーで「Come On」、Fats Dominoに捧げる「Walking to New Orleans」、
Tom Pettyに捧げる「Candy」、どの曲も最大のリスペクトを感じるけど気持ちとしてはちょっと複雑。
今夜のCHABOはいつも通りAmritaのテレキャスとGibsonチェックアトキンスを使っていたけど、
「Walking to New Orleans」ではGrecoの仲井戸麗市モデルを使用。スライドギターが気持ち良かった。

ここで再び公平がヴォーカルをとり、今年発売したソロアルバムにも収録した「GIBSON」を披露。
公平が唄ってCHABOがギターとコーラスを重ねる「GIBSON」、ずっしりと重たい腰のある演奏。
ソロツアーのときは公平が弾くSGジュニアの音がいまいちと感じたけど、今回はすごく良く響いていた。
「俺たちは真面目なバンドだから新曲を書いてきた。みんなの前で練習するぜ」とCHABOは言い、
今日のために書きおろした新曲の「しっくり」「安らぎCafe」を続けて披露。
「しっくり」は特に言っていなかったけど、完全に“CHIC”へのオマージュだと思うけどどうだろう?
歌詞が「シック、シック、しっくり~♪」だし、公平のギターカッティングがNile Rodgersそのままだったし。
「安らぎCafe」はタイトル通り、ミディアムテンポのほんわかとしたナンバー。“Grateful Dead”みたい。
アメリカの大統領はオバマではなくなってしまったけれど、「Yes We Can」は2017年バージョンを演奏。
今年一年を振り返るCHABOの思いが込められたナンバー、今年は必ずしも良い年では無かったな。
「真冬の熱帯夜」で熱く熱く盛りあがったあと、「歩く」をみんなで大合唱。
そして麗蘭のライブには欠かせないキラーチューン「ミュージック」で本編は終了。

アンコール、ツアーTシャツに着替えてメンバーがステージに登場。
すかさず「CHABOさん、いいTシャツを着ていますね」というお約束から、公平が「Do Me Baby」を唄う。
今回の公平ヴォーカルは例年通りに三曲だけど、いつもとはちょっと違うセレクト。
個人的にはミラーボールがグルグル回転するキラキラソングが聴きたかった。
ここで再び新曲コーナー。先日のEX THEATERで初めて披露した「GO!GO!放課後」、
そして公平がイッパツで気に入ったというタイトルの「陽気にやろうぜ」。
これで今回披露された新曲は合計4曲・・・こいつはかなり意外だった。
全体を通じて去年はかなりRockin'な印象だったけど、今年はRockin'でもなくBluesyでもない新しい感じ。
そして早川さんが縦ベースを弓で弾いて、Lucinda Williamsのカバーで「Are You Alright」。
内容的には年末の曲ではないけれど、内省的な歌詞がなんとなく今の気分にピッタリ。
来年の干支についてのやり取りのあと、「ゆく歳くる歳」から「Hello Good-bye」。
ココはやはりいつもの麗蘭、一年の終わりを感じさせる演奏。やっぱりこれが聴きたくて磔磔に来るのだ。
ここでCHABOがステージを降りようとすると、公平がいつものようにCHABOへ耳打ち。
「タクシーがまだ来ていない」ということで、メンバー紹介を兼ねた「ミステリー」。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、ステージ後方の壁に掲げられた看板を指差すCHABO。
道を歩いて行く二匹の猫、前を歩くのが公平で、後からついていくのがCHABOなのだそうだ。
花道を歩いて行くCHABOに、今年も「一年間ありがとう!」と声を掛けることが出来た。
「Come On」が大音量で流れる中、20時30分過ぎにライブはすべて終了。

終演後、いつも通り「あんじ」で打ち上げ。
いつも通りに楽しく呑み喰いしているうちに1時半・・・。
木屋町までひとり歩いて、「錦」でカレーうどんを食べてからホテルに戻る。

|

« 京都ツアー2017:第1日 | トップページ | 京都ツアー2017:第2日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 京都ツアー2017:第1日 | トップページ | 京都ツアー2017:第2日 »