梅津和時・三宅伸治 DUO「LIVE」国立 NO TRUNKS
今日は国立 NO TRUNKSへ、梅津和時・三宅伸治 DUOを観に行く。
毎年この時期に行われるこの顔合わせのライブ、個人的には三年ぶり二回目の参加。
定時に仕事を切り上げて、有楽町線と中央線を駆使して国立へと向かう。
なんだかんだで18時40分過ぎにようやく到着。やっぱり遠いなぁ~。
ちょっとだけ寄り道して、19時前には会場へ。開場待ちの列に並ぶ。
予定通り19時30分に開場。15番目ぐらいに入場して、ステージ下手の壁際の椅子に座る。
今夜は限定40名ということで、それほど広くない店内はあっという間にイッパイに。
予定通り、20時開演。ステージ下手に伸ちゃん、上手に梅津さんがスタンバイ。
オープニングは「Midnight Special」。続いて「まだまだ気分はお正月」という紹介で「お正月」。
伸ちゃんが弾くデューセンバーグに合わせて、梅津さんがサックスやフルートを吹きまくる。
梅津さんのサックスストラップは、息子さんからのプレゼントとの事。ピンク色でとっても素敵。
それからFats Dominoのカバーで「I'm Walking」。軽快なリズムがイカしたジャンプナンバー。
ここで梅津さんがヴォーカルをとって「春の嵐」。梅津さんの唄声は、上手くはないけど心に染みる。
1930年代の唄だという「The Folks Who Live On The Hill」は、今日初めて演奏するとの事。
Jazzのナンバーになるのかな? 梅津さんはともかく、伸ちゃんがこういう曲を選ぶとはね。
「梅津さんとやるときは「あの娘とショッピング」を演るんですけど、今回はもっとシンプルな曲を」と
伸ちゃんは言い、アルバム「DANGER」の中から「大いなる訣別」をプレイ。
梅津さんはサックスを吹きながらフロアを練り歩き。真近で聴くと迫力も倍増。
後半は「ナンデ・ナンデ・ナンデ・ナンデ~♪」の部分をみんなでコーラス。
「もっと悲痛な声で!」という伸ちゃんの無茶ぶりに応えて、悲痛な声で唄う梅津さんが可笑しい。
国立といえばやはり清志郎ということで、初期のRCナンバーから「国立市中区3-1」「2時間35分」。
第1部は40分ほどの演奏で、あっという間に終了。
休憩時間をはさんで、21時ごろから第2部開始。
「イッツオーライ」から始まって、「涙のプリンセス」「愛」へと続いていく。
「愛」は未発表曲だけど、ライブでは何度か披露されてる曲。その歌詞が胸に刺さってくる。
続いて「多摩蘭坂」。国立のこの店で梅津さんのサックスで聴く「多摩蘭坂」、本当にたまらん。
「リメンバーユー」に続いて、ライブ後半のぶっ飛ばしタイムに突入。フロアは一気にスタンディング。
ステージはよく見えなくなっちゃうけど、ここはもう楽しむしかないでしょう。
「腰をふれ!」「ダンス天国」ときて、最後は「JUMP」で盛りあがって本編は終了。
アンコールに突入して、梅津さんと伸ちゃんが再びステージに登場。
そして始まったのは「いい事ばかりはありゃしない」。梅津さんのサックスがむせび泣く。
「金が欲しくて~働いて~♪」の前のフレーズが、「チラララーン♪」ではなく、
「ジャーンジャジャーン♪」となっていたのが個人的には良かった。わかるかな?
それから「雨あがりの夜空に」を演奏して、ライブはひとまず終了。
セカンドアンコールとなり、梅津さんがヴォーカルをとって「東北」。
最後は「何にもなかった日」で、穏やかな雰囲気のまま22時15分ごろ終了。
終演後、持参したアルバム「Song Writer」に伸ちゃんからサインを入れて頂く。
店を出たあとガマンし切れずに、多摩蘭坂へ行ってみる。夜の多摩蘭坂、余計に思いがつのる。
もういちど国立駅へ戻るのも面倒なので、そこからバスに乗ることにした。
残念ながら府中営業所どまり・・・。そこから通い慣れた道を通って府中駅へと向かう。
府中は長年通った街だから、それなりの思い入れがある。
いろんな意味でエモーショナルな感情を揺さぶられる夜。。。
どこかで呑んでいこうかと思ったけど、終電が気になったのでそのまま電車に乗る。
日付が変わるころ初台までたどり着き、「陳麻家」で軽く呑み喰いして帰宅。
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