今日は新宿LOFTへ、「毎年恒例!1月2日に新宿ロフトでやってやる! 仲野茂 生誕58周年!!」を観に行く。
このところ新年イッパツ目のライブは、コレに行くのがすっかり恒例となっている。
お正月気分のまま気張らずに、ゆっくりとライブを楽しむ・・・そんな最高のシチュエーション。
ということで整理番号8番にはこだわらず、開演時間15時ギリギリに会場入り。
さっそく「北千住・加賀屋」の煮込みをいただく。あったかくて美味しくてたまらない。
フロアにはテーブルが置かれ、ほど良い感じの客入りで、今日もまたゴキゲンなライブになりそう。
予定より遅れて、15時05分過ぎにスタート。
まずは仲野 茂と“G.D.FLICKERS”のDEBUがステージに登場して、新年の御挨拶。
モヒカン頭に羽織袴の茂が乾杯の音頭をとって、みんなで「おめでとう~!」の乾杯。
そして例年通り、トップバッターは“ニューロティカ”。2018年も明るく楽しく行きたいものだ。
オープニングは「DRINKIN' BOYS」。こいつは春から縁起がいいわぁ~。
「・・・to be HARLEM」「ア・イ・キ・タ」といったお馴染みのナンバーに加えて、
「今すぐGO!」「ガンギメナイト」「俺達の世界」とニューアルバムの曲もたくさん演奏。
別に正月から落ち込んでいたわけではないけど、なんだかとっても元気が出た。
“ニューロティカ”はライブ2000回を記念して、10月20日にZepp Tokyoでワンマンライブを行うとの事。
今年の楽しみがまた増えたな・・・と思いつつ、Happyでゴキゲンなライブは30分ほどで終了。
16時になろうとする頃、二番手“THE TOKYO”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター×2、ヴォーカルの五人編成、全員スカジャンを羽織っている。
サウンドは“CAROL”や“COOLS”を彷彿させる、ちょっと懐かしい感じのロックンロール。
今どきこんなバンドがあったのかぁ~と思いつつ、決して嫌いじゃないタイプ。
リーゼントでキメたヴォーカルが、フロアに飛び降りて唄う姿がサイコーにカッコ良かった。
演奏が終わったあと、ギタリストがひとりステージに残って加川 良の「ラブ・ソング」を弾き語り。
唄は良かったけど、どうしてこういう展開になるのかは謎。だけどとっても楽しめた30分間であった。
続いて16時35分過ぎから、“LTD EXHAUST”のステージ。
Drums:坂詰克彦、Bass:よーかい、Guitar:越川和磨、Guitar:佐々木亮介、Vocal:仲野 茂、
全員がナッパ服に身を固めて“アナーキー”のナンバーを演奏していく。
「東京 イズ バーニング」「アナーキー」「心の銃」「あぶらむし」「団地のオバサン」、
初期ナンバー中心の選曲。やっぱりこの時期の“アナーキー”はサイコー。
忘れかけていたあの頃の初期衝動というものを、ハッキリと思い出させてくれる。
その中でもキラーチューンの「ノット・サティスファイド」が飛び出したところで終わりかと思いきや、
最後に「ジョニー・B・グッド」で燃えあがって、約20分のステージはあっという間に終了。
そして17時05分ごろから、“Theピーズ”大木温之のステージ。
サウンドチェックで唄っていた「アイ・ラヴ・ユー,OK」、そのまま演奏がスタート。
例年通りアコースティックギターでの弾き語り、今日は坂詰克彦のマラカス付き。
この時期はバンドが止まっているということで、「シニタイヤツハシネ」「生きのばし」
「赤羽ドリーミン」「映画(ゴム焼き)」「実験4号」といった“Theピーズ”ナンバーを次々に演奏。
「上の世代が頑張ってるから、俺らはいい加減にしていられる」と語るハル。
時間を気にしつつも、最後に演奏したのは「リサイクリン」。約35分、素敵な演奏であった。
17時55分に“ロリータ18号”の演奏が始まると、フロアのヴォルテージが一気に上がる。
私もステージ下手のガードフェンスにかぶりつき、これから始まるゴキゲンなステージに備える。
Drum:ちーちゃん、Bass:たこち、Vocal:石坂マサヨ、ギターはKickが脱退したので新メンバー。
そんな変化を感じさせる事もなく、あいかわらず元気でストレートなPunk Rockが炸裂する。
すっかりお馴染みとなっている「VIDEO KILLED THE RADIO STAR」で盛りあがりは最高潮に達し、
マサヨはガードフェンスによじ登ってオーディエンスとコール&レスポンス。
「スパーラー」の歌詞に勇気づけられ、最後は「「YES, PUNK ROCK」call with me!!!」でフィナーレ。
30分弱のステージだったけれど、なんだかとっても心にグッと来た。
18時40分からは、“木暮"shake"武彦バンド”の演奏。
Drums:小林高夫、Bass:岡本雅彦、Guitar:クモン、Guitar:内藤幸也、Guitar:木暮"shake"武彦、
Vocal:仲野 茂という豪華なメンツで、Rockのスタンダードナンバーを演奏していく。
こんな真近でシャケを観る機会はあまりないので、ステージ中央のガードフェンスにかぶりつき。
Neil Youngの「Like A Hurricane」から始まり、“村八分”の「水たまり」、
シゲルとシャケが住んでいる上九一色村の風景を唄った「ホタル」。
昨年とまったく同じセットリストだけど、このメンツの演奏を観られるだけでありがたい。
ラストは「Knockin' on Heaven's Door」。「だけど明日、死ぬかもしれないんだぜ」という歌詞が身に染みた。
およそ30分ほどの演奏時間、だけどとても素敵なステージであった。
BARフロアでまったりとしている間に、メインフロアには和太鼓を持ったたくさんの人。
“切腹ピストルズ”のメンバーがステージとフロアに勢ぞろい、19時半ごろから演奏が始まる。
三味線、笛、鳴物、祭囃子、そしてたくさんの和太鼓、ほとんど生音なのにド迫力のサウンド。
フロア後方のお客さんも狂ったように踊り出し、演者と入り乱れて乱闘のような大騒ぎ。
以前「KAPPUNK」で観た時よりも、その過激さが増しているような気がする。
CHAOS U.K、DEAD KENNEDYS、SHAM 69などのレパートリーを、『粋』にアレンジした演奏。
50分近くに及ぶ演者とお客さんとの闘い、終わったあとにはどこか爽やかな空気が流れていた。
そして20時30分、いよいよ本日のトリ“LTD EXHAUSTⅡ”がステージに登場。
メンバーは、Drums:茂木左、Bass:西田代洋海、Guitar:丸山康太、Guitar:越川和磨、Vocal:仲野 茂。
こちらも全員がナッパ服を着込んで、“アナーキー”のナンバーを次から次へと演奏していく。
「READY STEADY GO」「3・3・3」「缶詰」とブチかましたところで、「530」が演奏されて思わずジーン・・・。
それから 加川 良の「教訓Ⅰ」をPunkアレンジで披露。今日は 加川 良があちこちで登場するな。
「叫んでやるぜ」を演奏したあと、「ホワイト・ライオット」で燃えあがってフィナーレ。
アンコールを期待したけど今日のところはナシで、20時55分ごろライブはすべて終了。
終演後、今年初の呑み。
行きつけの店を覘いたら、今日もまたイイ感じの混み具合。
カウンターに座って、いつものように呑み喰い。あいかわらず旨い。
ビール、酎ハイ、日本酒と楽しんで、仕上げ蕎麦でフィニッシュ。
22時半過ぎにはおひらきにして、電車に乗って帰宅。
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