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2018年2月17日 (土)

麗蘭「Come on! Let's go!」六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日はBillboard LIVE TOKYOへ、麗蘭「Come on! Let's go!」を観に行く。
公平のインフルエンザで延期となってしまった1月29日の振替公演。
だけどテレビでは平昌オリンピック フィギュアスケート男子フリーの生中継。
14時過ぎには決着がついて、羽生結弦が金メダル、宇野昌磨が銀メダル!
最高の気分のまま、代々木公園駅から千代田線に乗って乃木坂駅へ。
降りる出口を間違えて焦ったけど、なんとか15時過ぎに会場へ到着。
1st STAGEは15時30分開場。整理番号5番で入場して、ステージ正面二列目に座る。

予定通り、16時30分開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、ステージ下手から客席の間を通ってメンバーが登場。
オープニングは「Come on! Let's go!」、そして続けざまに「Get Back」。
JAH-RAH、早川さん、公平、CHABO、“麗蘭”のゴキゲンなサウンドが目の前で炸裂。
特にCHABOは本当にすぐそこでギターを弾いていて、あまりの近さに頭がクラクラする。
今日は公平がインフルエンザにかかったため延期となった1月29日の振替公演。
それだけに公平が何と言うか注目していたけど、照れ臭そうに「完全復活しました!」。
「いつも以上に元気です」と言う公平に、CHABOは「早く帰れるから嬉しかった」と意外な一言。
続いて新曲の「しっくり」。公平のSGとCHABOのテレキャスの絡みが、FunkyでGroovin'でイカす。

CHABOはフィギュアスケートが好きだから、話題はやはり羽生くんの金メダル獲得。
「メンタルの強さにビックリしております。俺もチャンスがあったら四回転に挑戦したい」と言うCHABOを、
「やめてください、捻挫でもしたら困るので」と冷静な口調でたしなめる公平が可笑しい。
それでもCHABOは一回転ぐらいはしてたかな・・・絶妙なスケーティング。
だけど腰に手をあてて滑るのは、フィギュアスケートではないような気も。
そして2018年バージョンの「Yes We Can」。早川さんのMC924は、今日もいい音してる。
特にこの席は早川さんのBASSアンプの真ん前、ナチュラルな音を思う存分に堪能。
公平は「麗蘭27周年、CHABOさんへのリスペクトということで」と言い、「GIBSON」を唄う。
公平のSGジュニアがものすごくイイ音。公平のヴォーカルにCHABOが声を重ねるところもSexy。
続いてまたもや新曲の「安らぎCafé」。のんびりとした曲調に、早川さんの縦ベースが心地良い。
CHABOは「公平も元気になった! 歩いて行こうぜ~」と言い、「歩く」を演奏して本編は終了。

アンコール、「Come on! Let's go!」Tシャツに着替えたメンバーがフロア中央の階段から登場。
「ここで演るのは大好きだけど、ここから出てくるのは恥ずかしいからイヤなんだ」と言うCHABO。
ひとりだけ普通のTシャツのままなのは何故?という細かいツッコミはやめておこう。
「昨年のツアーのライブアルバムが出るぜ!」というCHABOの紹介で、公平ヴォーカルの「Do Me Baby」。
早川さんのエレクトリック縦ベースをバックに、CHABOのスライドギターが心地良く響く。
そして公平のフルアコもまた格別。唄に合わせて腕をコキコキするアクションが個人的にツボ。
公平は「最初に曲名を聞いたとき嬉しくて嬉しくて」と言い、新曲の「陽気にやろうぜ」を演奏。
そしてラストは「ミュージック」。フロアは一気に総立ちになって、ヴォルテージは最高潮。
ステージバックの暗幕が開いて、暮れなずむ六本木の街が目の前に広がる。
ミッドタウンガーデンのスケートリンクを見て、CHABOは「みんな四回転やってる」と一言。
“The McCoys”の「Come On Let's Go」が流れる中、1st STAGEは17時45分ごろ終了。

2nd STAGEは指定席なので、ミッドタウン地下の「デリー」でドライカレーを食べる。
そして19時15分ごろ再び会場へ。予約しておいたのは、メンバーズシート19d。
ステージ下手、前から4列目。ちょっと斜めから観る感じだけど、ポジション的にはまずまず。

予定時間の19時30分より、ややフライング気味に開演。
2nd STAGEも1st STAGEと同様、重厚でFunkyな“麗蘭”サウンドを堪能。
選曲は年末磔磔の圧縮版、3月に発売されるライブアルバムの予告編という感じ。
Rockin'な“麗蘭”という面では、本当にこれがベストと言える選曲。
だけどその中に「安らぎCafé」とか「Do Me Baby」とかを織り込んでくるところがサスガ。
それでも軸になっていたのは、「Get Back」「歩く」「ミュージック」の三曲。
それを中心に、新曲やら定番やら公平ヴォーカルやらを組み込んでく流れ。
この三曲は聴くときの精神状態によって、いろいろな受け取り方が出来る。
友達は「Get Back」にグッときていたけと、今日の俺は「歩く」が胸に染みたかな。

公平は「完全復活しました。今迄で一番元気です」と言い、
いつもと変わらぬ、いやそれ以上にゴキゲンなギターとヴォーカルを聴かせてくれた。
正確にはわからないけれど、大阪よりギターをたくさん使い分けていたような気がする。
早川さんは途中からノースリーブに・・・決して変な趣味はないけど、あの上腕は惚れ惚れする。
鍛え上げられた腕から繰り出される重厚なベース、やはりそれが“麗蘭”のサウンドの核なのだと思う。
JAH-RAHは以前に比べて鳴り物の数が減り、割とシンプルなドラミングになってきたような印象。
「木登りが上手いんだぞ~」という意外な側面を、CHABOに暴露される。
CHABOは「ミュージック」以外、全編テレキャスターでプレイ。カッティング、スライド、ワウ・・・等々。
どの曲だったか?接触不良でワウの音が出なくなったけど、そこはマチャミさんがナイスカバー。
そしてちょっとしつこい野次が飛ぶと、「うるさいんだおまえ!」と切り返すCHABOもまた魅力的。
CHABOは本編の終わりでメンバーの手を取って挨拶しそうになり、ちょっと変な雰囲気に。
「アンコール忘れちゃった。早く帰ってスケート見たいんだ」と言うCHABOが可笑しい。

アンコール、フロア中央の階段から登場したメンバーひとりひとりと握手。
こればかりはポジショニングの妙だけど、今回はラッキーだったな。
大阪2ステージと東京2ステージで、違いがあったのは東京の2nd STAGEのみ。
「陽気にやろうぜ」のコーラスを、女子~男子~全員の順で唄わせたところ。
「1st STAGEはこれやってねえぞ。お前ら得したな!」とCHABO。
2nd STAGEもラストの「ミュージック」で総立ちになって、20時50分ごろすべて終了。

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