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2018年2月13日 (火)

JuneYamagishi×KenKen「Funk on Da table」渋谷 CLUB QUATTRO

今日は渋谷 CLUB QUATTROへ、JuneYamagishi×KenKen「Funk on Da table」を観に行く。
このところ予定が詰まっているので迷ったけど、山岸潤史とKenKenが一緒に演るとなれば行くしかない。
18時前には仕事を切り上げて、地下鉄を乗り継いで渋谷へと急ぐ。
18時50分ごろ会場入り。とっくに開場していたので、そのままフロアへ続く階段を昇る。
フロアにはたくさんのお客さん。それでもなんとかステージ上手の6列目ぐらいにすべり込む。

予定より少し遅れて、19時10分ごろ演奏がスタート。
Drums:Nikki Glaspie、Keyboards:John"Papa"Gros、Bass:KenKen、Guitar:山岸潤史という超強力なメンツ。
「今日はニューオリンズのマルディグラDAY! みんなで最高の日にしましょう!」と山岸が言うと、
そこからはほとんどノンストップでFunkyでGroovin'な演奏が繰り広げられていく。
山下達郎が「ドラム、ベース、ギター、キーボード含めてリズム」とよく言うけど、まさにそんな感じ。
それぞれの強烈なソロ合戦はありつつも、バンドの音が塊となって降ってくる。イヤでも身体が動き出す。
延々とソロまわしが続くので、一曲がだいたい15分ぐらい。だから本編では7~8曲しか演ってない。
だけどまったく飽きることはなく、むしろ一瞬たりともその音を聴き逃すまいと集中している。

山岸が「こんな感じどや? ええやろ?」という感じでテレキャスをジワジワと弾きだし、
それにドラムとベースが加わって演奏が始まる。そんなことの繰り返し。
そしてそれがとってもカッコよくてイカす。とにかくものすごいグルーヴ!
KenKenはバリバリのスラップでいくかと思いきや、意外とオーソドックスなプレイ。
だけどそれがドFunkな感じで逆に良かった! そういうプレイが出来るところがKenKenのスゴさだな。
PapaさんのキーボードはそれだけでFunk! キーボードだけでグルーヴを感じる事はあまり無いけど、
Papaさんのキーボードはグルーヴの塊。それにしてもビッグな身体でちょっとビックリ。
Nikkiは手数の多いタイプかと思いきや、意外とシンプルでタイトなドラミング。
そんなところもこのバンドのノリにあっていて、重厚なFunkを感じさせてくれた。
ギターとドラム、ベースとドラム、キーボードとドラムという感じでセッションする場面も見応えあり。

アンコールでは、山岸の息子・聖太(サンタ)さんがタンバリンで加わり、「Big Chief」をセッション。
そして続けざまに「Hey Pocky A-Way」。ニューオリンズの臭いがプンプンするゴキゲンな演奏。
これで終わりかと思いきや、「古い友達が来てくれた」と山岸は言い、永井“ホトケ”隆を呼び込む。
“WEST ROAD BLUES BAND”のファーストアルバムの一曲目に収録されている「Tramp」を演奏。
ニューオリンズとはちょっと違うけど、百戦錬磨のこのメンツにかかればもちろん最高。
更に金子マリが加わって、“SLY & THE FAMILY STONE”の「Everyday People」。
マリちゃんが唄うSLY・・・これが良くないはずがナイ。兎にも角にもおなか一杯、大満足!
最後にKenKenは「毎年彼らを日本に呼べるように頑張っていきたい」と力強く宣言。
こうして素晴らしいライブは、21時30分ごろ終了。

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