4月も終わり
今日は一日中、家でのんびりと過ごす。
スクラップブックの整理をしていたら、懐かしさに胸が熱くなる。
そんなことをしているうちに、4月も終わってしまった。。。
今日は朝から掃除。時間がたっぷりあるので、いつもよりも念入りに。
コタツを片付けて、ソファの位置をちょっと変える。こうしてプチ模様替えが完了。
これから夏にかけての季節。気持ちよく快適に過ごしたいからね。
それから昨夜の余韻を噛みしめつつ、「夜をぶっとばせ」のビデオを観る。
動いているHARRYと蘭丸を初めて観たのはこの映画。あれは新宿の映画館だったか?
映画の内容としては救いが無い・・・なんだかどっと疲れてしまった。
19時過ぎに出かける。こんな時間にいそいそと出かけるなんて、我ながらヘン。
今日は新宿シネマカリテへ、映画「AMERICAN VALHALLA」を観に行く。
2016年に発売されたIggy Popの最新アルバム「POST POP DEPRESSION」。
そのレコーディングからリリース・ライブまでを追いかけたドキュメンタリー映画。
4月14日から上映が始まっているけど、5月上旬には終わってしまうと聞いて急遽。
「disc union」をちょっとだけ覗いて、20時半過ぎには映画館へ。
21時から上映開始。映画は「POST POP DEPRESSION」を共作したJosh Hommeの独白から始まる。
Iggyと出会って一緒にバンドを組み、ロイヤル・アルバート・ホールでライヴ・・・
IggyとJoshのインタビューを中心に物語は進み、その間を縫うようにしてライブシーンが挿入される。
このライブがもぅ~カッコいいのなんの! Iggyはいつまで経ってもIggyのまま。
ロイヤル・アルバート・ホールのステージに上がるや否や、「Fuck! Fuck!」と言いまくるのがサイコー。
Josh Hommeを中心したバンドも初めて観たけど、キレっキレの演奏がとってもカッコいい。
初めから終わりまでシビれっ放しの82分であった。
(上映時間:1時間22分)
22時半には映画が終わったので、明日も休みだし呑んでいこうかと思い立つ。
行きつけの店を何軒か覗いてみたけど、思うことはみんな同じ・・・どこの店も超満員。
仕方なく三丁目方面まで流れて、「品川製麺」で餃子をつまみにビールを呑む。
それでもまあまあ満足して、24時前には帰宅。
今日は渋谷 CLUB QUATTROへ、JOY-POPS「Wrecking Ball」を観に行く。
2000年に解散した“The Street Sliders”のデビュー35周年企画として、
村越“HARRY”弘明と土屋公平のユニット“JOY-POPS”が奇蹟の復活。
HARRYと公平が同じステージに立つのは、2000年の解散以来18年振り。
充実したソロ活動を繰り広げている二人がどのようなステージを見せてくれるのか?
激しいチケット争奪戦をくぐり抜けて、めでたく今日という日を迎えることが出来た。
開場時間の17時に合わせて、バスに乗って渋谷へと向かう。
ゴールデンウィーク初日で道が混んでいるかと思ったけど、いつも通りに到着。
整理番号A-300番までは4階フロアで待機ということなので、エレベータに乗って4階へ。
考えてみると、QUATTROで開場時間通りに入場するのは初めてかもしれない。
予定通り17時に開場し、ひとりひとり呼び出されて整理番号A-241番で入場。
フロアは既にかなり埋まっていたけれど、ステージ下手の柱際に居場所を確保。
開演直前に後から圧がかかって、なかなか良いポジションをキープする事が出来た。
予定時間の18時をちょっと過ぎたころ開演。
ステージ下手からHARRY、そして公平の順番でステージに登場。
上手にHARRY、下手に公平がスタンバイ。オープニングは「7th Ave. Rock」。
続いて「安物ワイン」。ギターをかき鳴らしながら朗々と唄うHARRYと、
イカしたフレーズを絡めながらコーラスを入れる公平。二人が揃っている姿を観られるだけで嬉しい。
沸き起こる歓声ににこやかに手を振るHARRY、「どうもこんばんは~JOY-POPSです」と挨拶。
そして「Angel Duster」。HARRYのライブではいつも「エンジェルダスタァ~♪」の部分は
お客さんが唄うけど、今夜は公平が唄ってくれる。当たり前だけど当たり前でない光景。
それから「Pardon Me」「Get Out Of My Mind」とミディアムテンポの曲が続いたところで、
ギターをアコースティックからエレキへと持ち替えて「カメレオン」。
今夜のHARRYはテレキャスとテレキャスカスタム、公平はSGとSG Jr.をメインに使用。
ぶっとい音とぶっとい音とのからみ合い、リズム隊が居なくてもここまで出来るんだという感じ。
続いて「Feel So Down」「FRIENDS」。今夜の選曲は、スライダーズ中期のアルバムが中心。
アッパーチューンよりも、ミディアムやスローテンポのナンバーが多いといった印象。
だけどそれが逆にこれまでの時の流れを感じさせて、なんとも言えず感慨深かった。
「公平と俺が出会ったのは1980年、若干20歳そこそこ。それが今じゃこんな大人になっちまった。
公平いっしょに唄おうぜ!」とHARRYが言うと、公平がおもむろにギターを弾き始める。
ところがチューニングがいまいちだったらしく、演奏をやめてチューニングを始める公平。
それを見て「最高だろ。こんな大人だ!」と言い放つHARRY、これがまたカッコ良過ぎ。
始まったのは「かえりみちのBlue」。重なり合うHARRYと公平の唄声、もぅ~鳥肌が立ちっ放し。
お客さんから飛ぶ声援に「サンキュー!」と応えるHARRY、ここ最近のライブではお馴染みの光景。
公平は「蘭丸~!」という声援にはノーリアクションで、「公平~!」という声援には深くうなづく。
ディープな雰囲気で「道」を演奏したあと「すれちがい」。ワウを効かせた公平のギターがたまらない。
赤い色を中心にしたライティングが、ステージの二人を効果的に照らし出す。
次の曲は「Midnight Sun」。この日演奏された唯一のHARRYのソロナンバー。
あくまでも個人的な印象だけれど、今夜のJOY-POPSを観て思ったのは
昔のJOY-POPSが復活したというよりも、現在のHARRYに現在の公平が加わったんだなという事。
スライダーズ1/2なのではなく、現在の村越“HARRY”弘明+現在の土屋“蘭丸”公平。
そしてそれがすごく良かった。唯一演奏されたソロナンバーが、それを象徴している感じだった。
ここで「メンバー二人しかいないのですぐに終わる」と言いながら、HARRYと公平がお互いを紹介。
公平は「HARRYから『久しぶりに何かやらないか』と電話がとかかってきた」と、今回のいきさつを話し出す。
「新曲やりたい!」と繰り返して言う公平に、HARRYは「どうかな~?」と言葉を濁していたらしいけど、
「年が明けて新曲を作って来てくれた。言ってみるもんだなぁ~」と公平は嬉しそうに話す。
HARRYが書いてきたという新曲は「新しい風」というミディアムテンポのBluesナンバー。
「小さな革命が起こる~新しい風が吹く~♪」というフレーズが、妙に印象に残った。
それに応える形で、公平が書いたという新曲「デルタのSue」を披露。
「サム&デイブとかジョンとポールみたいに、ずっと二人でハモるんだぜ」というHARRYの言葉通り、
二人の声がひとつになって、満員のお客さんで埋まっているフロアに響き渡る。
続いて公平ヴォーカルで「Sugar Sugar」。初期のスライダーズファンにはお馴染みのキラーチューン。
公平はソロや麗蘭とは全く違う印象。いつもはバンマスとしての意識が先立っているのだろうけど、
絶対的な信頼をHARRYに抱いているから、HARRYと一緒の今夜は本能的にギターを弾いてる感じ。
Keithにしろ、CHABOにしろ、公平にしろ、ソロ作品を初めに聴いた時に感じた違和感はそこなんだろう。
もちろん今となってはソロも大好きなのだけど、ギタリストとして見てしまったものは一生ついてまわる。
MickあってのKeith、清志郎あってのCHABO、そしてHARRYあっての土屋“蘭丸”公平。
そろそろライブも終盤に差し掛かり、Funkyなダンスチューンの「Yooo!」。
そうそう!この感じ。スライダーズナンバーは腰に来る。縦ノリでなく、あくまでも横ノリ。
サビの「降っても晴れても All day workin'」の部分を、お客さんみんなでシンガロング。
軽快なRock'n'Rollチューン「No More Trouble」から、公平が弾き始めたのは「Back To Back」。
HARRYのライブでも比較的頻繁に演奏されるこの曲、いろいろな人のギターで聴いてきた。
だけど公平が弾くそのイントロは、明らかに何かが違う。そのサウンド、そのリズム。
やっぱりコレ、コレだよね~。このイントロが聴けただけで、今夜は大満足と言っても過言ではない。
HARRYがザクザクとリズムを刻み、それに公平がフレーズを重ねて「いいことないかな」が始まる。
「いいことないかな Hi Hi Hi~♪」の部分をお客さんに任せ、ステージ前方でギターを弾くHARRYと公平。
ふたりともお客さんをじっと見つめるんだよな~。なんだか嬉しいような、ちょっと緊張するような。
夢のようなひととき、あっという間に本編は終了。
アンコール、ツアーTシャツに着替えてHARRYと公平がステージに登場。
公平は「あっ、HARRY! いいTシャツを着てるじゃないですか!」というお決まりのセリフ。
「ゴールデンウィークは普通だったら競輪や雀荘に行くところ、音楽を聴きに来るなんて最高にセンス良い」
と言ったあと、「HARRYのほうから一言お願いします」とHARRYに話をふる公平。
「昔はギタリストに憧れていたけれど、最近はMCがうまいヤツに憧れる」と言うHARRYに、
「おしゃべりがうまい男なんて、ろくなヤツいない」とすかさず返す公平。
そんな言葉をさえぎるように、「曲やろうぜ!」と言い放つHARRYが可笑しい。
そして始まったのは「マスターベーション」。初期スライダーズといえば、個人的にはこの曲。
公平ヴォーカルで「天国列車」を演奏したあと、最後の曲は「ありったけのコイン」。
アコースティックギターを弾きながら唄うHARRY、なんだかとっても心に染みた。
すっごくイイ感じのエンディング。手を取り合って挨拶するHARRYと公平に大歓声が沸き起こる。
こうして20時20分ごろ、演奏はすべて終了。
今日は暴飲暴食組合の会合。
3月は予定が合わずに開催出来なかったので、2ヶ月ぶりの開催となる。
当初は千駄木へ行く予定だったけど、店の予約がとれなかったため上野に変更。
19時ごろ上野駅で落ちあい、ブラブラと歩いて仲町通りへ。
かなりディープな感じの店が立ち並ぶ中、たまたま見つけた「上野市場」という店に入る。
店の中はほぼ満席の大賑わい、ちょっとだけ待ってから呑み開始。
料理の種類が豊富で、どれもこれも美味しくてなかなか良かった。
そして22時ごろから、「英鮨」という寿司屋で二次会開始。
この店も値段が安い割に美味しくて、日本酒がついつい進んでしまった。
上野公園で西郷どんを眺めたあと、山手線に乗って帰宅。
20時半まで仕事して、幡ヶ谷「大黒屋」で呑む。
今日はいろんな事があった・・・ような気もするし、何もなかった日のような気もするし。
判で押したような日だったかもしれない。
そんな中、なんとか着地点見つける。それでいいんだと思う。
今日は午前中、社内のイベント。
ちょっと早めに行って準備したけど、慣れない事ばかりでてんやわんや。
手伝いを頼んでいたものの、あいかわらず気が利かないヤツでなんだかなー。
なんとか無事に終わったけど、午前中だけで燃え尽きてしまった。
午後は廃人のようになりながら、なんとかいくつかの仕事をこなす。
さすがに疲れたので、18時には仕事を切りあげる。
早々と「鳥八」で呑んでリセット。
今日は有楽町 シアタークリエへ、竹生企画「火星の二人」を観に行く。
「竹生企画」は2011年に始動した、超個性派俳優・竹中直人と演技派俳優・生瀬勝久のユニット。
過去二回の公演を経ての第三回公演。大好きな竹中さんと生瀬さんの共演とあって楽しみ。
開演時間に間に合うように12時前に家を出て、通勤経路を通って有楽町駅へ。
汗ばむような暑さの中、日比谷の街をブラブラ。ものすごい人の多さにちょっとひるむ。
12時40分ごろ会場入り。1階から入って、階段を使って地下1階のロビーへ。
今日の席は7列22番。ステージ下手寄りだけど、通路際で観やすい。
予定より少し遅れて、13時05分ごろ開演。
舞台はとある家のリビングルーム。ちょっと変わった形のレイアウトが目を惹く。
物語はジェットコースターの大事故から奇跡的に生き延びた主人(竹中直人)を、
同じ事故から生還した男(生瀬勝久)が訪ねて来たところから始まる。
その話し合いに加わるのは、その妻(高橋ひとみ)と息子(池岡亮介)、そして息子の恋人(上白石萌音)。
押しが強い訪問者はそのまま庭にテントを張って居座り、奇妙な同居生活が始まる。
そしてそこに事故で亡くなった女子大生の従兄と名乗る男(前野朋哉)が加わり・・・。
ジェットコースターの大事故というヘヴィーな題材がありながらも、
それぞれの強烈な個性とキャラクターがどこかおかしさを誘う。
前半はリビングルームと庭のセットがきっちりと切り替わっていたけれど、
途中から両方が組み合わさったようなセットになり、役者達も空間を越えた演技をする。
この手法は先日の“ナイロン100℃”でもあったけど、ちょっとしたトレンドなのかな?
それにしても竹中直人の怪優ぶりがスゴイ。思わず目を惹きつけられてしまう。
汗だくになりながらも、軽やかな身のこなしで演技にアクセントをつけていた。
それに対抗する生瀬勝久。この人の存在感も群を抜いている。本当の役者という感じ。
そして高橋ひとみの変わらなさ。初めて観た時からまったく変わっていないように思えた。
(上演時間:120分)
芝居は15時に終わったので、有楽町で何か食べていくことにする。
ガード下の呑み屋は、混んでいたり開店前だったりして断念。
ちょっと迷った結果、有楽町電気ビル地下の「ニュートーキョー」に落ち着く。
いろいろとつまみながら中ジョッキを三杯、すっかりお腹イッパイになってしまった。
16時半にはおひらきにして、再び通勤経路を通って帰宅。
夜から“THE GOD”のライブを観に行こうと思ったけど、既にその気力はなく本日は終了。
今夜は会合の予定だったけど、相棒が風邪気味のためキャンセル。
ならばソロ活動と思ったけど、金曜日はどこも満員。。。
なので地元の蕎麦屋「更科」で、湯葉刺つまみながら呑む。
シブ過ぎるかなぁ~? でも、とっても落ち着く。
会社では例年通り、「5月からクールビズ」という通知が出た。
しかも今年から「クールビズ終了後もずっとノーネクタイでOK」だと!
制度面での不満はいろいろあるけど、こういう見直しなら大歓迎♪
ファッション的にはネクタイをするのは嫌いじゃないけど、
肩が凝ってアタマが痛くなるから、ノーネクタイというのは非常に助かる。
そもそも、夏はノーネクタイOKで冬はNGという理屈も意味不明なわけで。
どうしてもネクタイが必要なら、どんなに暑くたって外してはダメなわけだし。
ネクタイに関して、ひとつ思い出した。
20代の頃、真夏の炎天下でお客さんと会うとき、
「それが決まりだから」とネクタイしてスーツの上着を着て汗ダクになって行った。
着いたとたんお客さんから「見てるだけで暑くなる!」と怒鳴られた。
こんなに大変な思いをして来たのに・・・と思ったけど、確かにそうだなと。。。
それ以来「お客さんが本当に望んでいるものは何か?」を、まず考えるようになった。
今日は吉祥寺 Mojo Cafeへ、三宅伸治「ACOUSTIC LIVE COVERNIGHT IN KICHIJOJI」を観に行く。
顔馴染みのマスターが経営するお店で、友達のYちゃんが主催するイベント。
昨年に続いて二回目の開催ということで、今年も休みをとって参加することにした。
17時30分に整理券を配布するというので、16時半過ぎに吉祥寺駅へ。
そのまま店に直行すると、既に配布待ちの列が出来ていて一番後に並ぶ。
無事に整理券をゲットして、開場まで「鳥貴族」でZERO次会と洒落込む。
18時30分の開場時間にあわせて再び店に戻り、ほどなくして整理番号5番で入場。
去年と同じ壁際の一段高くなった席を確保。この席は見晴らしが良くてお気に入り。
知っている顔がたくさん居て、なんとも言えないアットホームな雰囲気。
予定より遅れて、19時40分ごろ開演。
オープニングは、Otis Reddingのカバーで「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa」。
歌詞にMojo Cafeが登場したりして、伸ちゃんらしい心遣いを感じさせる。
今夜はカバー特集ということで、オリジナル曲は一切無し、カバー曲のみのセットリスト。
「このクソ忙しいときに、二日前ぐらいから届き出した(笑)」というリクエストに応えながら、
The Band、Lightnin' Hopkins、Bob Dylan、Neil Youngといったお馴染みのカバーから、
JAZZスタンダード、Randy Newman、Donnie Frittsといったマニアックなカバーまで幅広くプレイ。
唄う予定では無かったという「People Get Ready」を演奏して、20時20分ごろ第1部は終了。
休憩時間には『超達人の生ビール』で喉を潤し、20時45分ごろ第2部が始まる。
Otis Reddingの「The Dock Of The Bay」から始まり、The Rolling Stonesのカバーへと続く。
伸ちゃんはアコースティックギターをかき鳴らしながら、時折ブルースハープでアクセントをつける。
外国曲のカバーでも歌詞は日本語で唄われ、伸ちゃんの想いがダイレクトに伝わってきてイイ。
「ここから突然ですけど邦楽のカバーになります」と伸ちゃんは言い、高田 渡、友部正人、
そしてCHABOの「ティーンエイジャー」をカバー。先日の「感謝の日」の事を思い出してグッとくる。
The Timersの「JOKE」を唄ったあとは、The Blue Heartsの「ブルースをけとばせ」。
これはかなり意外な選曲だけど、激しいコードカッティングとともに唄い切って大盛りあがり。
James Cottonの「Boogie Thing」から、Elvis Presley二連発でぶっ飛ばして本編は終了。
アンコール、伸ちゃんはウクレレを手に取る。
そして「初めて唄う曲」という事で、B.J.Thomasの「雨に唄えば」を披露。
伸ちゃんが唄う歌詞とメロディーが絶妙にマッチして、個人的には今日一番のお気に入り。
最後はアメリカのフォークソングだという「Goodnight, Irene」を唄いあげ、21時45分にすべて終了。
今日は19時半に仕事を切り上げて、幡ヶ谷「みやび屋」で呑む。
火曜日だというのに意外と混んでいて、注文が通らなかったり出てくるのが遅かったり。
ふと横を見ると、一本のビールを時間をかけてゆったりと楽しむアニキ。
あれこれヤキモキしている自分が恥ずかしくなる。あの境地まで行きたい。
うん、まだまだだな・・・オレ。
注文が通らないとか出てくるのが遅いとか、そんな事まで楽しんだほうが勝ちなんだな。
だって、せっかく楽しみに来てるんだもん。
それはまぁ、こういうシチュエーションに限った話ではないけれど。
起こった事に対して、どういう気持ちで接するのか?が大切なんだと思う。
ひとり呑むアニキに学ぶ・・・だから呑み屋は最高!
今日も南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×新谷祥子「2018春に奏でるDuet。」を観に行く。
昨日のライブは素晴らしかったけど、今日のライブもそれ以上になる予感・・・というより確信。
14時に家を出て、14時20分ごろ表参道駅へ。土曜日だからか、なんだかとっても賑わっている。
15時に開場して、整理番号A-094で入場。あまりにも悪い番号に立ち見を覚悟していたけれど、
ステージ上手のエリアに出されたばかりらしい補助椅子があり、ラッキーにも座ることが出来た。
目の前を遮るものが無くステージを見渡せて、結果的にはなかなかいいポジショニング。
予定より少し遅れて、18時を少しまわったころ開演。
“The Shadows”の「Spring Is Nearly Here(春がいっぱい)」が流れる中、CHABOがステージに登場。
「ずいぶん時間早いよねー」とボヤきつつも、なんだか嬉しそうなCHABO。
ひとしきり話をしたあと、CHABOと入れ替わりに新谷さんがステージに登場して演奏が始まる。
新谷さんのステージ、選曲は昨日と同じ。マリンバのインストから始まり、弾き唄いへ。
今日座った位置はマリンバを斜め上から見下ろす形になっているので、新谷さんの動きがよくわかる。
正面から観ると何をやっているのかよくわからなかったけど、こうして観るとその凄さに圧倒される。
マレットを二本・三本・四本と使い分け、マリンバ用とパーカッション用とを持ち替え。
書き下ろしの新曲2曲、「歓喜の歌」「三月のうた」「花はどこへ行った」といったカバー曲、
そして恒例のCHABO曲カバー「荒野へ」。新谷さんの唄声に思わず聴き惚れる。
最後に「Fly Me To The Moon」をしっとりと唄いあげて、1時間ほどで新谷さんのステージは終了。
そして17時20分ごろから、CHABOのステージが始まる。
いきなり土曜日ならではのおまけということで、「Take You To The Movies Tonight」。
それ以外の選曲は昨日と同じ。童謡「春が来た」のRockバージョンから“The Beatles”とBob Dylanのカバー。
それからリズムボックスをバックに、Leyonaへの提供曲「サ・イ・フ」のCHABOバージョン。
新谷さんのカバー曲「鐘は鳴る」を演奏したあと、新谷さんを呼び込んでセッション。
「歌ってよジョニ」「君はHoney Pie」「ホームタウン」「ま、いずれにせよ」、多彩な演奏に心ときめく。
昨日よりもそれぞれのソロパートが、どことなく長くなっているような気がする。
お客さんとの呼吸も昨日より合っていて、イイ感じに手拍子が沸き起こったりしている。
ラングストン・ヒューズの詩「Final Curve」を織り込んだBlues、Tom Waitsのカバーで「Ol'55」、
そして梅津さんと共作したナンバー「祈り」。今日もこの流れが心に染みた。ここでひとまず本編は終了。
アンコール、STAXレーベル風のオリジナルTシャツ(赤)に着替えてCHABOがステージに登場。
プリントされている手はCHABOのもので、おおくぼさんが撮った写真をデザインしたのだそうだ。
そして新谷さんと一緒に「BLUE MOON」、Bette Midlerのカバー「The Rose」、そして「ガルシアの風」。
新谷さんのマリンバ、パーカッション、ヴォーカル・・・すべてがCHABOによくマッチしている。
そして一番のベストマッチといえば、橋 幸夫と吉永小百合の「いつでも夢を」のカバー。
二人で掛け合いで唄ったり、デュエットしてみたり、ほんわかとしてなんともイイ感じ。
ラストは新谷さんの「長い旅」、CHABOの「風樹」「MY WAY」「明日の為に、今日もある。」を織り込んだ
スペシャルバージョン。今日もその完成度に、じっくりと聴き入ってしまった。
19時35分ごろライブはすべて終了。やはり昨日よりちょっとだけ長めの演奏時間。
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×新谷祥子「2018春に奏でるDuet。」を観に行く。
CHABOと新谷さんのデュオは、昨年の4月以来一年ぶり。このところ年に一度のお楽しみだ。
18時30分に開場して、整理番号A-044で入場。ステージほぼ正面の三列目に座る。
空いている席になんとなく座ったけど、CHABOも新谷さんもよく見える絶好のポジション。
金曜日ということもあってか、フロアにはなんとなくのんびりとした雰囲気が漂っている。
予定より少し遅れて、19時35分ごろ開演。
“The Shadows”の「Spring Is Nearly Here(春がいっぱい)」が流れる中、CHABOがステージに登場。
新谷さんとの出会いのエピソードを話すのかと思いきや、「知ってるヤツに聞いてください」と言うCHABO。
毎年春に行われる新谷さんとのデュオ、来年のタイトルは「春の園遊会」に決まっているのだそうだ。
ここでCHABOは退場し、入れ替わりに新谷さんがステージに登場、そのまま演奏が始まる。
まずは穏やかな雰囲気のインスト曲。マリンバの音色はとても不思議。心の中にほわんと溶け込んでくる。
そして弾き唄い。書き下ろしの新曲2曲に続いて、ベートーヴェンの交響曲第九番「歓喜の歌」。
年末に唄われる事が多い「歓喜の歌」を、春が来た歓びを唄う歌に解釈しているところが素敵。
Pete Seegerのカバー「花はどこへ行った」は、新谷さん流の歌詞で披露。ちょっと意外な選曲にビックリ。
恒例のCHABO曲カバーは「荒野へ」をセレクト。バンドの演奏を一人で表現しようという大胆なチャレンジ。
マリンバとパーカッションを駆使しての演奏。歌詞の通り「自分の首を自分でしめる」ようだと新谷さん。
最後に「Fly Me To The Moon」をしっとりと唄いあげて、1時間ほどで新谷さんのステージは終了。
そして20時55分ごろから、CHABOのステージが始まる。
Nina Simone「Spring Is Here」が流れる中を登場したCHABO、Rock'n'Rollのフレーズを弾き出す。
一曲目は童謡「春が来た」のRockバージョン。このあたりのセンスは、近頃のCHABOっぽい。
続いて“The Beatles”の「I'm Happy Just To Dance With You」、
Bob Dylanの「Going, Going, Gone」をカバー。
「Going, Going, Gone」の日本語詞とギターのかき鳴らし方が、なんだか“古井戸”っぽくて良かった。
それからリズムボックスをバックに、Leyonaのために書いた「サ・イ・フ」のCHABOバージョンを披露。
「そんなことより無くすな落とすなサイフ~♪」と唄いながら、お客さんを指差すポーズが笑える。
サイフの話から「ブルースマンが鞄をさげたままステージに立っていた」という話になり、
自分もRCのときに何度か鞄をさげてステージに立ったと言うCHABO。んーなんか覚えがあるような・・・。
新谷さんがCHABOの曲をカバーした『仕返し』に、CHABOは新谷さんの「鐘は鳴る」をカバー。
さまざまなパーカッションの音の響きを、ギターの弦だけで表現しようとするところがスゴイ。
ここでCHABOは新谷さんをステージに呼び込み、「歌ってよジョニ」を二人でセッション。
聴きなれた早川さんの流れるようなベースの替わりに、新谷さんのマリンバが美しい旋律を奏でる。
息があった二人の演奏で、Joni Mitchellに対するCHABOの想いがいつも以上に心に響いてきた。
書き下ろしの新曲「君はHoney Pie」は、明るいタッチでほんのりと甘いメロディー。
続く「ホームタウン」では、マリンバの音色と新谷さんの唄声が幻想的にCHABOの世界を彩る。
そして「ま、いずれにせよ」で、二人のプレイはグングンと加速していく。
新谷さんスタートだったので超絶テンポではないけれど、CHABOがギターを弾きながら新谷さんを煽ると、
それに呼応してダイナミックにマリンバとパーカッションを叩きまくる新谷さん。
新谷さんを見つめるCHABOの表情が、これ以上ないぐらいにイキイキとしている。
ここでひとまず新谷さんは退場して、再びCHABOひとりで弾き語り。
ラングストン・ヒューズの詩「Final Curve」を織り込んだBluesを演奏したあと、
Tom Waitsのカバーで「Ol'55」。そして梅津さんと共作したナンバー「祈り」。
この流れはとっても心に染みた・・・。これにて本編は終了。
アンコール、STAXレーベル風のオリジナルTシャツ(白)に着替えてCHABOがステージに登場。
そして新谷さんをステージに呼び込んで「BLUE MOON」。やっぱりこの曲が出ないとね。
あまりにも動きが激しくて、じっと観ていても何をやっているのかわからないけど、
とにかく新谷さんのプレイが凄すぎる。いつもながら、ものすごいモノを観ている。
続いてBette Midlerの「The Rose」。新谷さんの凛としたヴォーカルに、CHABOのスライドギターが重なる。
「ガルシアの風」は、新谷さんのパーカッションをバックにしたCHABOの朗読からスタート。
ミディアムテンポのアレンジが、新谷さんのマリンバとほどよく調和している。
そして橋 幸夫と吉永小百合の「いつでも夢を」。これは個人的に今日一番お気に入りの演奏。
イントロのマリンバがオリジナルを彷彿とさせ、二人の掛け合いのヴォーカルがまた楽しい。
CHABOが一人で歌ってるのを聴いていて「誰かとデュエットすればいいのに」と思い、
Leyonaあたりはどうかなと考えていたけど新谷さんがいた! まさにナイスキャスティング。
CHABOは「橋 幸夫で終わるのもなんだから」と言い、ラストは新谷さんの「長い旅」を演奏。
CHABOの「風樹」「MY WAY」「明日の為に、今日もある。」を織り込んだスペシャルバージョン。
何度も共演してきた二人ならではの試み。そしてその完成度たるや、まさに歳月の収穫。
新谷さんの唄声とチャボの唄声、言葉と音が素敵に折り重なっていく。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、23時過ぎにライブはすべて終了。
今日は久しぶりに仕事を18時半に切り上げる。
そして渋谷のタワレコへ、「丸尾末廣大原畫展 麗しの地獄」を観に行く。
会場は8階の催事場“SpaceHACHIKAI”、ここに来るのは初めてかもしれない。
入場料500円を払って会場内へ。フロアの壁にはぐるりと原画が掛けられていて、
中央のパーティションにポスターや本が展示されている。
奥のスペースは座れるようになっていて、その傍らにはちょっとした小物。
丸尾末廣の世界はレトロでちょっと残酷で独特な空気を発している。
ワンコインで充分に楽しめて、なんだかとっても得した気分。
しばらく店内をブラブラしたあと、20時過ぎから「山家」で一杯。
ほどほどに混んでいたけど、カウンターに居場所を見つけてほどほどに呑む。
久しぶりに「兆楽」でジャージャー麺を食べてから、バスに乗って帰宅。
今日もなんだかんだといろいろあって、20半ごろまで残業。
一日中張り詰めていたから、気分転換に火曜日から「鳥八」で呑む。
アテは山菜の天婦羅とかつお刺身。あぁ~なんてヘルシィー♪
いろいろあっても、一日が終わればこっちのもんだと思う。
今日は下北沢 本多劇場へ、「ナイロン100℃ 45th SESSION 百年の秘密」を観に行く。
劇団結成25周年を飾るこの作品、2012年に上演された作品の再演だ。
このところKERAさんの芝居は欠かさず観るようにしているけど、
“ナイロン100℃”の公演を観るのは久しぶりなので、いろいろな意味で楽しみだ。
17時開演というので、16時15分ごろ下北沢へ行き、しばらくあたりを散策。
16時40分過ぎに会場入り。今日の席はF列1番。壁際にへばりつく感じだけど、観やすくて結構。
予定より少し遅れて、17時05分ごろ開演。というより、いつの間にか始まっていたという感じ。
裕福なベイカー家に仕える女中・メアリー(長田奈麻)の穏やかな語りによって物語は始まる。
ベイカー家の娘・ティルダ(犬山イヌコ)と生涯の親友となるコナ(峯村リエ)の友情を中心に、
彼女たちの親や兄弟、伴侶、子供たち、さまざまな物語が展開していく。
そしてベイカー家の屋敷の庭には、どっしりとそびえ立つ大きな楡の木。
その木の前では誰も嘘をつく事が出来ず、たくさんの秘密が楡の木に刻まれていく。
物語は時間を行ったり来たりしながら、断片的に進められていく。
そして舞台はベイカー家の広間と庭とが組み合わさったセットになっていて、
役者はそれぞれのシチュエーションを使い分けて演じているのがおもしろい。
キャストのステージングとプロジェクションマッピングがシンクロするオープニングも、
いつもながらのセンスの良さとカッコ良さに、思わず感心してしまった。
それぞれの人生にたくさんの波瀾万丈な出来事がありながらも、
80年という年月がそれをなんてことのないような事に思わせてしまう。
ティルダとコナの最期は悲劇と言えば悲劇だけれど、それすら取るに足りない事なのかもしれない。
上演時間は一幕が1時間45分、休憩15分をはさんで二幕が1時間25分。
ちょっと長いかなぁ~と思ったけど、終わってみればあっという間であった。
時間はまだ20時半、せっかくなのでどこかへ寄っていこうと思ったけど、
どこもかしこもメチャメチャ混んでいる。日曜日だというのに、さすが下北沢。
それではということで「珉亭」へ行き、ビールを呑みながらラーチャンをキメる。
帰りは小田急線に乗って、22時ごろ帰宅。
今日も21時まで残業。
今週もよく働いたぁ~さすがに疲れたぞ。
それでも終わってしまえばこっちのもの。楽しい週末だ。
そんなわけで、仕事帰りに「吉野家」でちょい呑み。
と言いつつ、けっこうたくさん呑み喰いしてしまった。
それで2390円はとっても助かる。
今日も21時近くまで仕事。
まったく次から次へと・・・まだまだ続くって感じ。
それでもちょっとした息抜きで、帰りに「日高屋」で一杯。
こんな店で呑むのはどうかと思っていたけど、意外と日本酒が旨い。
そんなわけで日本酒をおかわりしてしまい、家に帰ってソッコーで爆睡。。。
年度末年度始対応も、あともう一息というところ。
今日はじっくりと作業に取り掛かろうと思ったのに、またもや問題発生。
つまるところ昨日と同じ原因・・・ホントにどうにかならないものか?
というわけで、今日は20時半ごろまで残業するハメに。。。
まったく昨日との落差たるや!
というわけで、ほぼ定時ダッシュで下北沢へと向かう。
今日は下北沢 GARDENへ、「三宅伸治presents 『第九回 感謝の日』 Songs for Kiyoshiro」を観に行く。
そう、本日4月2日は清志郎の誕生日。みんなで清志郎にありがとうを言う感謝の日だ。
そして今回は“三宅伸治と仲井戸"CHABO"麗市”という、これ以上ない最高のラインナップ。
年度始でめちゃくちゃ忙しい中ではあるけれど、どうにかこうにか定時に仕事を切り上げる。
電車を乗り継いで下北沢駅へ向かい、開場時間18時30分を過ぎたころ会場に到着。
三宅伸治ファンクラブチケットと仲井戸麗市ファンクラブチケットとの並列入場。
私は仲井戸麗市ファンクラブチケットC-151だったので、順番的には270番ぐらいになるのかな?
フロア前方は椅子席になっていたけれど、後方のほとんどはスタンディング席。
私はスタンディング席の四列目ぐらい、それでもステージがけっこうよく見えるポジションを確保。
予定より遅れて、19時35分ごろスタート。
SE「Dock Of The Bay」が流れる中、ステージ下手にCHABO、上手に伸ちゃんがスタンバイ。
アコースティックギター二本で演奏が始まる。一曲目は「ヒッピーに捧ぐ」。
インストでの演奏かと思いきや、途中から伸ちゃんとCHABOが絞り出すように唄い出す。
オープニングからいきなりものすごい演奏に、一気に気持ちを持って行かれる。
そのまま二人で「2時間35分」を唄い、CHABOのヴォーカルで「ぼくとあの娘」。
「キング・オブ・ブルース! こういう紹介は嫌なはずです・・・」と伸ちゃんが言うと、
すかさず「禁じられた遊び」をギターでつま弾くCHABO。こういうトンチが効いているところが好き。
「CHABOさんが居なかったら、僕はギターを始めていなかったかもしれません」と伸ちゃんが言うと、
「なんだかそのへんから清志郎が入って来そうだよね」とCHABOがポツリとつぶやく。
伸ちゃんのスチールギターをバックに、CHABOは「忙しすぎたから」を唄う。
今回の選曲は全て伸ちゃんが行ったとの事で、RCサクセションのナンバーが中心だけど、
ここで唯一“古井戸”の「飲んだくれジョニイ」をセッションしてから「Johnny Blue」。
冒頭のギターソロ合戦では、「ちょっとテクに走り過ぎてるな!」とCHABOから伸ちゃんへ一言。
『COVERS』から「Love Me Tender」をBluesyなアレンジで演奏したあと「Sweet Soul Music」。
伸ちゃんの唄もCHABOの唄も清志郎のそれとは全く違い、むしろ伸ちゃん節、CHABO節という感じ。
特に「Sweet Soul Music」の伸ちゃんの唄いまわしは、最初聴いた時には全く別の曲に聴こえた。
ここで伸ちゃんが「下北沢ということで、出てきてくれたら嬉しいです」と、金子マリをステージに呼び込む。
バッグを手に登場したマリちゃんに、「買物のついでに来たんだってよ」とCHABOがすかさずツッコミ。
だけど二人のギターをバックに「エンジェル」を唄い出した途端、フロアの空気が一気に張り詰める。
今夜のマリちゃんも絶好調、まさに神がかった唄声を聴かせてくれた。たまらない瞬間。
「二部制で今日はやります」と伸ちゃんは言い、三人で「いい事ばかりはありゃしない」。
CHABO、伸ちゃん、マリちゃんの順でヴォーカルをまわす。これ以上無い、スペシャルバージョン。
第1部はちょうど1時間の演奏時間で、20時35分ごろ終了。
15分ほどの休憩時間をはさんで、20時50分ごろ第2部が始まる。
CHABOと伸ちゃんが再びステージに登場し、「たとえばこんなラヴ・ソング」をアコースティックで演奏。
アコースティックだけど、とってもソウルフルなプレイ。この二人ならではのゴキゲンなフィーリング。
続いて、「珍しく清志郎くんとモータウンを狙った」というCHABOの紹介で「ハイウェイのお月様」。
この曲は『BEAT POPS』収録曲だけど、CHABOはどのアルバムに入ってるかことごとくハズしていたらしい。
それからCHABOが赤いフラットマンドリンを手に取り、伸ちゃんが「雑踏」を噛みしめるように唄う。
雨の音をハーモニクスで表現するCHABO、いつも以上に素晴らしい伸ちゃんの唄声。
そのままCHABOはテレキャスに持ち替え、清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。
水を打ったように静まり返って曲に集中していたお客さんが、これで一気にヒートアップする。
そしてぶっ飛ばしタイムに突入して、リズムボックスをバックに「腰をふれ」。
まさかこの曲が演奏されるとは意外! それにしても、CHABOはこの曲を覚えていたのだろうか?
演奏はそのまま「シュー」に突入。このあたりは、すっかり伸ちゃんのステージという感じ。
「清志郎くんとの最後の共作、この曲はほとんど唄ってないけど、
伸ちゃんに選んでもらったので唄わせてくれ~」CHABOは言って「激しい雨」。
確かにこの曲は一部分だけ唄ったりするけど、フルで唄うのは珍しいかもしれない。
続いて「ドカドカうるさいR&Rバンド」。もうほとんどRCサクセションのライブ、楽しくて仕方がない。
そして本編最後は「君が僕を知ってる」。KEYはもちろんオリジナルKEYで。
伸ちゃんのギターとCHABOのギターが、絶妙なアンサンブルを奏でる。
「CHABOさん!」「伸治さん!」とお互いを讃え合う二人、あふれる笑顔のまま退場。
アンコール、伸ちゃんは「この2月に完全復活祭から10年が経ちました」と言い、
そのときに一緒に演奏したという紹介で“NEW BLUE DAY HORNS”をステージに呼び込む。
梅津和時、片山広明、渡辺隆雄、加えて中村キタロー、そしてもちろんCHABO。
「こんなみんな居たらそこに・・・」と思わず声を詰まらせる伸ちゃん。
みんなで「Happy Birthday」を唄ったあと、お客さんヴォーカルの「スローバラード」。
続いてCHABOはChet Atkinsを手に取り、伸ちゃんの掛け声で「JUMP」が始まる。
そして「雨あがりの夜空に」。この曲の並びは、ちょっと興味深い展開だったな。
RCで清志郎と一緒に歩んだCHABOと、RCが終わって清志郎を支えた伸ちゃん。
どちらもかけがえのない存在、清志郎にとってもみんなにとっても・・・。
ここで再びステージには、CHABOと伸ちゃん二人きり。
CHABOはアコースティックギター、伸ちゃんはウクレレという組み合わせで「約束」。
あったかい伸ちゃんのヴォーカルに、CHABOがスライドギターをかぶせる。
続いて伸ちゃんがスティールギターを弾いて、CHABOがヴォーカルで「夜の散歩をしないかね」。
ここでも伸ちゃんとCHABO、それぞれに思い入れのあるナンバーが続けて演奏される。
「Oh! Baby」が流れる中、お互いを紹介しあうCHABOと伸ちゃん。
そしてもちろん、清志郎の名前を呼ぶのも忘れない。だって今日は「感謝の日」。
ステージにスクリーンが降りてきて、完全復活祭@日本武道館の映像が流れ始める。
「Like A Dream」をアコースティックギターで弾き語る清志郎。思わずグッときた。
そして「ボスのSOUL」が流れる中、22時25分過ぎにすべて終了。
今年の「感謝の日」は、まさにこれ以上ないという感じのメンツ。
伸ちゃん、CHABO、マリちゃん、そして“BLUE DAY HORNS”。
単なるカバー大会にならないのは、本人たちの思いもさることながら、
それぞれが清志郎ありきで唄ったり演奏したりしているから。
誰も清志郎にはなれない・・・。みんなそれを知ってる。
今日は2018年度のはじまり。
そんなわけでちょっと早めに出社して、年度替りのあれこれを片付ける。
そんな中、ちょっとした問題発生・・・けっこうマズい状況。
それなのに問題を起こした本人は、どこか呑気で困ったもの。
それでもなんとか収まって、無事に初日を終えられた。
今日は春の陽気に誘われて、昼から代々木公園へ出かける。
「春風2018」というイベントに、“おおたか静流 & こまっちゃクレズマ”が出演するというので。
“こまっちゃクレズマ”は以前から観たいと思っていたので、またとない絶好のチャンス。
花見客でごった返す代々木公園をブラブラと歩いて野外ステージに到着すると、
まさにサウンドチェックの真っ最中。ドイツから直接駆けつけた梅津さんも居てひと安心。
最前列にかぶりついてその様子を眺める。春の風が気持ちイイ。
開演予定の12時10分より少し早めに演奏がスタート。
Drums:夏秋文尚、Tuba:関島岳郎、Accordion:張 紅陽、Violin:松井亜由美、Sax:多田葉子、
Sax&Clarinet:梅津和時の“こまっちゃクレズマ”に、“でんでらキャラバン”の四人が加わり、
それをバックにVocal:おおたか静流が唄うというなんとも豪華なセッション。
東欧系ユダヤ・アシュケナジムの民謡をルーツに持つクレズマー、なんとも言えないサウンド。
おおたかさんはNHKの子供番組に出ているそうで、ちょっとばかり面倒臭い感じ(笑)。
お客さん参加の手振りも多くてちょっと恥ずかしかったけど、こういう時は楽しむに限る。
それでもやはり演奏は最高、インストの「ウェスタン・ピカロ」はとってもカッコいい。
多田さんのサックスは初めて聴いたけど、梅津さんとはまた違った音色が素敵。
今日はベースが加わっていたけど、普段はチューバがそのポジションを担っているのだろうな。
ドラムもタイトな感じでとっても好きなタイプだし、バイオリンも華麗な旋律を奏でている。
そして梅津さんのサックス、やっぱりこの音色に勝るものはない。身体に染みついている。
中盤でステージを飛び降りて、お客さんの間を練り歩くパフォーマンスもカッコいい。
手話を取り入れた「ぴっとんへべへべ」、浴衣姿の女性三人が背中向きに踊る「おせなか音頭」、
そしてわらべうたや民謡、ジャンルにとらわれないサウンドが春の陽射しの中で心地良く響く。
おおたかさんのヴォーカルでは初めて聴く「東北」、サックスに専念する梅津さんもまたイイ。
この時だけ桜の花吹雪がステージを包み込む。不思議な光景に心を奪われる。
そして最後は「峠のみち」。人間の底力を感じる演奏に、昼間から涙が出てしまった。
50分ほどのステージは、13時過ぎに終了。大満足、観に来て良かった。
お腹が空いたので出店でビフテキ丼を買って、ビールと一緒に満喫。
ステージでは次のバンドがスタンバイしているけど、苦手なジャンルなので退散。
お客さんで賑わうスペースでは、ライブ演奏やライブペインティングが行われている。
ビールをもう一杯だけ買って、その様子を眺めながらしばらく過ごす。
再びブラブラと歩いて、15時過ぎには帰宅。
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