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2018年4月21日 (土)

竹生企画「火星の二人」有楽町 シアタークリエ

今日は有楽町 シアタークリエへ、竹生企画「火星の二人」を観に行く。
「竹生企画」は2011年に始動した、超個性派俳優・竹中直人と演技派俳優・生瀬勝久のユニット。
過去二回の公演を経ての第三回公演。大好きな竹中さんと生瀬さんの共演とあって楽しみ。
開演時間に間に合うように12時前に家を出て、通勤経路を通って有楽町駅へ。
汗ばむような暑さの中、日比谷の街をブラブラ。ものすごい人の多さにちょっとひるむ。
12時40分ごろ会場入り。1階から入って、階段を使って地下1階のロビーへ。
今日の席は7列22番。ステージ下手寄りだけど、通路際で観やすい。

予定より少し遅れて、13時05分ごろ開演。
舞台はとある家のリビングルーム。ちょっと変わった形のレイアウトが目を惹く。
物語はジェットコースターの大事故から奇跡的に生き延びた主人(竹中直人)を、
同じ事故から生還した男(生瀬勝久)が訪ねて来たところから始まる。
その話し合いに加わるのは、その妻(高橋ひとみ)と息子(池岡亮介)、そして息子の恋人(上白石萌音)。
押しが強い訪問者はそのまま庭にテントを張って居座り、奇妙な同居生活が始まる。
そしてそこに事故で亡くなった女子大生の従兄と名乗る男(前野朋哉)が加わり・・・。

ジェットコースターの大事故というヘヴィーな題材がありながらも、
それぞれの強烈な個性とキャラクターがどこかおかしさを誘う。
前半はリビングルームと庭のセットがきっちりと切り替わっていたけれど、
途中から両方が組み合わさったようなセットになり、役者達も空間を越えた演技をする。
この手法は先日の“ナイロン100℃”でもあったけど、ちょっとしたトレンドなのかな?
それにしても竹中直人の怪優ぶりがスゴイ。思わず目を惹きつけられてしまう。
汗だくになりながらも、軽やかな身のこなしで演技にアクセントをつけていた。
それに対抗する生瀬勝久。この人の存在感も群を抜いている。本当の役者という感じ。
そして高橋ひとみの変わらなさ。初めて観た時からまったく変わっていないように思えた。
(上演時間:120分)

芝居は15時に終わったので、有楽町で何か食べていくことにする。
ガード下の呑み屋は、混んでいたり開店前だったりして断念。
ちょっと迷った結果、有楽町電気ビル地下の「ニュートーキョー」に落ち着く。
いろいろとつまみながら中ジョッキを三杯、すっかりお腹イッパイになってしまった。
16時半にはおひらきにして、再び通勤経路を通って帰宅。
夜から“THE GOD”のライブを観に行こうと思ったけど、既にその気力はなく本日は終了。

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