仲井戸麗市「HOBO CONNECTION 2018 ~永遠のロックンロールナイト in KYOTO~」京都 磔磔
17時半ごろ再び出かける。
今日は磔磔へ、「HOBO CONNECTION 2018 ~永遠のロックンロールナイト in KYOTO~」を観に行く。
毎年楽しみにしているリクオの「HOBO CONNECTION」、CHABOが参加するのは今日と明日の二日間。
今日の磔磔はウルフルケイスケ、明日の名古屋・得三は“Theピーズ”大木温之との共演。
どちらもとっても魅力的だけど、ゴールデンウィーク明けに二連休はさすがに出来ず磔磔を選んだのだ。
18時開場なので15分前ぐらいに行ったら、スタッフに17時50分集合と言われてしばらく路上で待機。
18時ちょうどに開場。今日はフロア前方が椅子席、後方がスタンディング。
CHABOのマイクスタンドには、珍しくピックホルダーがセットされている。
サムピックなのにそのセッティングは、今日はメタメタ弾きまくってやろう!という心の現れか?
ほぼ予定通り、18時30分過ぎに開演。
Drums:小宮山純平、Bass:寺岡信芳、PedalSteal:宮下広輔の“HOBO HOUSE BAND”、
そしてVocal&Piano:リクオとVocal&Guitar:ウルフルケイスケがステージに登場。
まずはリクオがヴォーカルで二曲演奏したあと、ケーヤンが中心となってライブは進んでいく。
“HOBO HOUSE BAND”の演奏はあいかわらず素晴らしく、思わず目を惹きつけられる。
純平とテラオカの強力なリズムに、広輔のペダルスチールギターの音がなんとも心地良く響く。
ケーヤンのプレイをこんなに間近でじっくり観るのは初めて。にこやかな笑顔でギターを弾きまくる。
「リハーサルも本番という感じだから、これで3ステージ目?」と言うリクオはとても嬉しそう。
リクオとケーヤンが交互にヴォーカルをとり合う感じで、ゴキゲンな雰囲気のまま演奏は進んでいく。
「最近タイトルに“夢”がつく曲が増えています。ケーヤンの曲にも“夢”がつく曲がたくさんあります」
とリクオは言い、タイトルに“夢”がつく曲を三曲続けてプレイ。この展開がなんだかすごく良かった。
「Heat Wave」で盛りあがったところでケーヤンは退場して、インストの「Green Onion」が始まる。
リクオの「俺たちのCHABO!」という紹介を受け、お客さんの間をかき分けてCHABOがステージに登場。
黒地に白のドット柄のシャツを着たCHABO、「初めて俺を観るヤツのために自己紹介するよ!」と言って
「Born in 新宿」が始まる。曲の途中に“The Ventures”の「Walk Don't Run」が挿入される。
続いてVan Morrisonのカバーで「Hey Mr. DJ」。バンドで聴くのは珍しいけど、とってもイイ感じ。
CHABOはAmritaのテレキャスをプレイ。アンプが真ん前だからかもしれないけど、クリアですごく良い音。
「選曲はほとんどリクオの言いなりなんだ。アコースティックで何曲かどうですか?と言われて」と
CHABOは言い、アコースティックギターを手に取って「魔法を信じるかい?」をプレイ。
「タッペイとモモちゃんがコーラスをしてくれた宝物」ということで、エンディングで二人のコーラスが流れる。
そして“The Beatles”のカバーで「The Long And Winding Road」。この流れは反則級の素晴らしさ。
リクオのピアノも良いけど、広輔のスチールギターの音色がフワッとかぶさってもうたまらない。
ここでリクオがヴォーカルをとって「満員電車」。50歳代の揺れる感情を描いたナンバー、胸に染みる。
CHABOは“ギタリストCHABO”となって、バッキングとギターソロをキメる。思わず見とれてしまう。
続いて「RCの曲やらしてくれよ!」とCHABOは言い、「君が僕を知ってる」が始まる。
今夜のKEYはオリジナルのD。やっぱりこうでないと。バンドで聴く「君ぼく」はソロとは違う輝きがある。
そして「ブルーハーツが聴こえる」。CHABOはスライドギターを延々とキメまくる。
この曲のバックでCHABOがギターを弾いている事に、大きな意味があるような気がする。
そして再びケーヤンがステージに登場。CHABOのSTAX風Tシャツを着ている。
ケーヤンがヴォーカルをとって「スウィート・リトル・ロックンローラー」。フロアは大盛りあがり。
続いてCHABOヴォーカル、Bruce Springsteenのカバーで「Hungry Heart」。
この曲はバンドで聴く方がイイな。切ないような振っ切れたような歌詞が、胸にスッと入ってくる。
「今日の夜の事を世界中に自慢しよう~!」というリクオの言葉にグッと来つつ、
本編最後の曲はリクオの「アイノウタ」。なんだかもう胸がイッパイ。
アンコール、リクオに呼び込まれてケーヤンとCHABOがステージに登場。
CHABOは白地に黒ドット柄のシャツ。今夜は最上級の衣装という事かな?
まずはケーヤンがヴォーカルをとって「Around And Around」でロックンロール、
続いてリクオがヴォーカルをとって「永遠のロックンロール」。
リクオの発売されたばかりの新曲、イイな・・・。CHABOはチェットアトキンスでバッキング。
最後は「日本最高のブルースナンバー」という紹介で「いい事ばかりはありゃしない」。
CHABO、リクオ、ケーヤンが順番にヴォーカルをとる豪華な展開。
こうして私の「HOBO CONNECTION 2018」は、21時05分ごろ終了。
ライブ終了後は、いつものように「あんじ」で打ち上げ。
みんな明日は仕事だから、23時ごろ早めにおひらき。
いつもならシメに行くところだけど、お腹いっぱいだったのでそのままホテルへ。
それでもちょっとだけ部屋呑みしてるうちに、いつの間にか沈没。
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