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2018年5月14日 (月)

仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #1」南青山 MANDALA

今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #1」を観に行く。
年末恒例となっているCHABOのDJナイト、今年は今月から毎月開催というから嬉しい。
しかも指定席ということで、開演時間の19時30分までに行けば良いから勤め人には大助かり。
そういうわけで19時10分ごろ会場入り。座席番号は9番、なんとステージ上手の最前列。
ステージにはCDラジカセが置かれたテーブル、その横のピアノ椅子にはCDが積まれている。
ステージ下手にはスクリーンが設置され、プレイ中のCDジャケットが投影される。
ライブの時とは違って、どこかのんびりとした雰囲気。個人的には大好きなシチュエーション。

予定より少し遅れて、19時30分過ぎに開演。
柄模様のブラウスにストローハットをかぶり、黒縁のメガネをかけたCHABOがステージに登場。
ステージ中央の椅子に腰かけ、山積みされたCDを一枚一枚手に取りながらかけていく。
毎回テーマを決めてやっていくという事だけど、今夜のテーマはちょっとヘヴィー。
CHABOの親友が先日亡くなり、そのOさんに捧げる選曲ということで進められた。
Oさんへの思いが溢れた極私的な選曲。時おり織り込まれるリーディングがなんとも言えない思いにさせる。
おそらくそこにはOさんだけでなく、清志郎への想いも込められていたと思う。
5月のMANDALAという事もあり、話を聴いているのがちょっとキツいところもあった。
だけどCHABOはときどき笑いを交えながら、Oさんとの想い出を語り曲をかけていく。
「本人も喜んでくれているかもしれないな」というCHABOの言葉が、今夜の全てだったような気がする。

というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
 ⇒「ラジオ番組は終わっちゃったけど、お客さんを前にDJをやるのはどうですか?」という
  エミ社長の提案を受けてやることにした。8月ぐらいまでは月イチでやる予定。
M01. Walking The Dog [Rufus Thomas]
 ⇒このところリズム&ブルースをよく聴いていて、この人も正月にずっと聴いていた。
M02. Gee Whiz [Carla Thomas]
 ⇒親父をかけたから娘を。STAXに入る前のSweetな感じが好きでよく聴いている。アメリカのLeyonaだね。
M03. Backlash Blues [Nina Simone]
 ⇒おおくぼさんと「あじさい画廊」という場所で写真展をやった時、Nina Simoneを一日中かけていた。
  傍らに置かれていたガットギターを手に取り、曲にあわせてつまびくCHABO。
  ギターの音はもちろん聴こえないけれど、その指遣いに思わず見とれてしまった。
M04. All Day And All Of The Night [Kinks]
M05. Grad All Over [The Dave Clark Five]
M06. Don't Let Me Be Misunderstood [The Animals]
 ⇒「Oさんと出会うきっかけとなったリバプールサウンズをいくつか聴いてもらいたい」ということで三曲。
  そしてOさんとの思い出話。中学のときに出逢い、いっしょにバンドを組み・・・。
M07. Misty [Jerry Portnoy]
 ⇒OさんがCHABOにくれたというアルバムから。Oさんが好きだった白人のハーピスト。
  Oさんは“古井戸”デビュー直前に脱退した。いろいろな音楽を彼に教えてもらった。
M08. One Way Out [Mike Bloomfield And Al Kooper]
 ⇒山口冨士夫のギタープレイは、Mike Bloomfieldの影響を受けている。言われてみると確かにそうだ。
  ここで店長が紅茶とクッキーを差し入れ。1時間経過の合図らしい。
M09. My Cherie Amour [Stevie Wonder]
 ⇒Oさんが通っていた学校の前の喫茶店で、ジュークボックスをかけて聴いていた曲。
  自分の家にジュークボックスがあったらイイな。でも、それじゃつまらないんだろうな。
M10. I Will Forever Sing The Blues [Boz Scaggs]
 ⇒Oさんはバンド脱退後アメリカへ旅をして、AORを演る前のBoz Scaggsのライブを観たらしい。
M11. Tell Me Why [Neil Young]
 ⇒Oさんの借りていた部屋で、さんざんこれがかかっていた。
M12. Long Distance Love [Little Feat]
 ⇒中野サンプラザへOさんと一緒に観に行った時、チケットを忘れてきたので最初から観られなかった。
M13. Wild Horses [The Rolling Stones]
 ⇒「Oくんはなんでロックンロールを好きになったのかな?」と、CHABOはポツリ。
  Gram Parsonsが演奏しているバージョンと聴き比べたいと思ったけど、CDが見つからなかった。
  途中からCHABOは曲に合わせて訳詞をリーディング。メガネをずらして歌詞カードを読む。
M14. Soul Man [Sam & Dave]
 ⇒Oさんへ捧げる曲はここまで。「音楽ってすげぇな!」とCHABO。
M15. Back Nine [Ben Sidran]
 ⇒CHABOが最近よく聴いているというアルバム「Don't Cry for No Hipster」から。
M16. 24-25 [Kings of Convenience]
 ⇒天気がいい日のランチタイムによくかけるというアコースティックデュオ。
M17. Stop This World [Diana Krall]
 ⇒CHABOがディナータイムによくかけているというBluesyなナンバー。
M18. That Summer Feeling [Jonathan Richman]
 ⇒先日行った「HOBO CONNECTON」の話から、ウルフルケイスケも好きだというJonathan Richman。
  歌詞カードを見ながら訳詞をリーディングしたあと曲をプレイ。
M19. Keep Me Singing [Van Morrison]
 ⇒歌詞がすごくイイんだ・・・とCHABOは言って、曲にあわせてリーディング。
EndingSE. Dizzy Miss Lizzy [The Beatles]
 ⇒CHABOがバンドで初めて文化祭に出演したときのオープニングナンバー。
  21時半には終わらせるつもりだったというCHABO、予定を大幅に超えて21時55分ごろ終了。

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