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2018年5月26日 (土)

有頂天「カラフルメリィ帰還の予感 ワンマンライブ」新宿LOFT

今日は新宿LOFTへ、有頂天「カラフルメリィ帰還の予感 ワンマンライブ」を観に行く。
“有頂天”のライブを観るのは、昨年11月の新宿JAM以来だからちょうど半年ぶりになる。
再始動したとは言いつつ忙しいKERAさんだから、“有頂天”のライブを観る機会はあまり無い。
今回はようやくやってきた貴重な機会、万難を排してチケットをゲットした。
予定通り18時半に開場して、整理番号A-139番で入場。ステージ上手4列目をキープ。
ほどなくしてフロアはお客さんでびっしりと埋まり、期待の高さをうかがわせる。

予定より遅れて、19時10分過ぎに開演。
「1990年のカラフルメリィ」冒頭の語り部分が流れる中、メンバーがステージに登場。
Drums:ジン、Bass:クボブリュ、Guitar:コウ、Keyboards:シウ、Vocal:KERA、再始動後は不動のメンバー。
まずはアルバム「カラフルメリィが降った街」から、「ニュース」「1990年のカラフルメリィ」を続けて演奏。
MCでは日大アメフト部の話から、愛猫ごみちゃんがKERAに飛びついて来るという話。
クボブリュがすかさず「それは日大のタックルじゃないですか?」と突っ込むところが可笑しい。
「待ちたい人」に続いて、クボブリュの語りから「monkey's report(ある学会報告)」が始まる。
今夜のクボブリュはいつものSpectorベースではなく、Fendarの黒いジャズベースを使用。
心なしかジンのドラムも音が太くなったような気がして、よりRock色を強く感じる。

選曲は「AISSLE」「lost and found」「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」のナンバーが中心。
ミディアムテンポでじっくりと聴かせるタイプの曲が続く。テクノポップというよりもはやプログレという趣き。
KERAは何故かウィラードやプリンセス・プリンセス、中村あゆみといったアーティストの名前を列挙する。
本人いわく「なんにも脳ミソ働いてない・・・」というのが、なんとも言えず可笑しい。
ライブ中盤、いつものようにコウがヴォーカルをとって「SHELL SHOCK」を唄う。今夜はKERAもコーラスで参加。
「FINE」「ころころ虫」「シュルシュルシュール」と、キラーチューンを連発したところでまさかの新曲を披露。
ミディアムテンポのナンバー、「ころころ虫」「みつけ鳥」「キョコウフクロウ」「カラフルメリィ」など、
“有頂天”にまつわるキーワードが散りばめられている。タイトルはまだ決まっていないとのこと。
今夜感じたサウンド面の変化といい、この新曲といい、まだまだ現在進行形の“有頂天”を感じる。
最後は「2090年のクーデターテープ」から「HAPPY SLEEP」の流れで本編は終了。

アンコール、ジンとクボブリュがビートを刻み、その上にコウとシウが音を重ねる。
そしてKERAが登場して「心の旅」が始まる。この展開は昔のライブの再現かな?
間奏部分での「よくおちるんですよ~」という言葉が、いつもに増して狂気染みていて良かった。
続いて「世界は笑う」。この曲をライブで演奏するのはかなりレア。これこそプログレという感じ。
セカンドアンコールは「フーチュラ」から。この曲も久しぶりに聴くような気がする。
曲の途中でジンがドラムセットを離れて前へ出て、お客さんを煽るところはまさに隔世の感。
最後に「卒業」を演奏して、21時20分ごろライブはすべて終了。

せっかくの土曜日、せっかくの新宿なので、私の隠れ家パートIで呑む。
土曜日のこの時間でも、ちゃんとカウンター席が空いているというのが嬉しい。
いつものようにいくつかつまみながら、ビール、酎ハイ、日本酒と呑み進める。
シメはもちろん仕上げそば「冷たいの」。たっぷり満喫して、23時半ごろおひらき。
とってもイイ気分なので、ブラブラと歩いて帰宅。

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