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2018年5月 4日 (金)

SoulMates(仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴)「祝!サムズアップの百花繚乱20年」横浜 THUMBS UP

今日は横浜 THUMBS UPへ、「祝!サムズアップの百花繚乱20年」を観に行く。
毎年ゴールデンウィークに行われるCHABOのTHUMBS UPでのライブ、
今年は仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴 “SoulMates”での登場だ。
16時開場というので、14時過ぎに出かける。明治神宮前駅から東横線に乗り換え。
いつもながら小旅行感がハンパない。天気が良いから尚更だ。
15時過ぎに横浜駅に到着し、ちょっとだけブラブラして会場へ。
予定通り16時ちょうどに開場。ひとりづつ呼び出されて、整理番号A151で入場。
番号が番号なので椅子席はあきらめ、ステージ正面の一段高くなったフロアに立つ。
スタンディングはちょっとキツいけど、ステージがよく見えるのでガマン。

予定通り17時開演。ステージ下手の楽屋から三人が登場してステージにあがる。
上手から梅津さん、早川さん、そしてCHABO。この三人が揃うとなんだか安心する。
オープニングは、「Final Curve」を少しだけ演奏したあと「ブルース2011」。
「こんばんはTOKIOです。呑んでません!」といきなり時事ネタをカマすCHABO。
続いて「つぶやき」。早川さんの縦ベース、梅津さんのフルート、いきなりのソロまわし。
「BLUE MOON」では早川さんイントロを弓弾き、梅津さんクラリネット。とにかくバリエーション豊富。
「前半アップテンポの曲が多くて疲れちゃったから」とCHABOは言い、
ゆったりとした雰囲気でBobby Charlesの「I Must Be In A Good Place Now」をカバー。
次もカバーでBob Dylanの「Going, Going, Gone」。先日も思ったけど、なんだか“古井戸”っぽい。

ここで3月に亡くなった“The Ventures”のNokie Edwardsに捧げるということで、
エッセイ集『一枚のレコードから』の「ヴェンチャーズ・イン・ジャパン/ザ・ヴェンチャーズ」を朗読。
早川さんと梅津さんがフリーで演奏する中、CHABOは若干の説明を加えながら読み進める。
続いて、Leyonaに提供した曲の“SoulMates”ヴァージョンという紹介で「サ・イ・フ」。
3月のPIT INNでもそうだったけど、CHABOがとても嬉しそうに唄っているのが印象的。
ふらりと会場に現れて、フロア後方で観ていたLeyonaはどう思ったのであろうか?
今夜のCHABOは何故だか時事ネタに関するMCが多く、ちょっと書きにくい話題もいくつか。
「ま、いずれにせよ」で超絶的な演奏を聴かせたあと、Otis Reddingの「Loving By The Pound」をカバー。
Otisといえば清志郎・・・5月2日のことについて、言葉少なにちょっとだけ触れるCHABO。

ここでRCのナンバーをいくつか。「君が僕を知ってる」は、久しぶりにKEY:Aでプレイ。
続いて「ボスしけてるぜ」。梅津さんのバスクラリネットが、グイグイと演奏を引っ張る。
CHABOは「梅津さんが甲殻類を嫌いだという情報を聞きつけた清志郎が、
ライブ中に梅津さんの顔へカニを押し付けていた」というエピソードを披露。
そんな話からグッと雰囲気は変わり、梅津さんのヴォーカルで「多摩蘭坂」。
朗々と唄う梅津さんの唄は、いつ聴いても心にグッと迫るものがある。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。5月に聴くこの流れは沁みる。
続いて梅津さんがキーボードを弾き「Ol '55」。歌詞のひとつひとつが清志郎を思わせる。
「やせっぽちのブルース」を激しく演奏したあと、本編最後の曲「ガルシアの風」へ。
「Everything Is Be Alright・・・そんなうまくはいかないよな。。。
『すべてはALRIGHT』って清志郎が唄っていた時、RCは一番大変な時期だった」と話すCHABO。
それでも「どうにもならぬ事など何もなかったのです」と信じて歩いて行くしかないのだ。

アンコール、三人はサムズアップ20周年記念Tシャツに着替えてステージに登場。
「横浜たそがれ~♪」をもじったサムズアップに捧げる曲をちょっと唄ってから「Coffee break」。
続いて「本日の目玉」という紹介で、“ザ・ゴールデン・カップス”の「愛する君に」を披露。
この曲は清志郎もよく唄っていた・・・CHABOはそれを知っていて、この曲を選んだのであろうか?
それから三人でヴォーカルをまわしながら「いい事ばかりはありゃしない」。
梅津さんはヴォーカルもいいけど、むせび泣くサックスがやっぱり最高。
ここで早川さんが今夜唯一エレキベースを手に取って「雨あがりの夜空に」。
ほとんどを梅津さんが唄うという新しいパターン。ギタリストCHABOが見られるのが嬉しい。
最後は「ハレルヨ」。熱が入り過ぎたのか? CHABOがアコギの3弦を切るアクシデント。
それでも最後までキッチリと唄い切り、19時40分ごろ演奏はすべて終了。

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