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2018年5月12日 (土)

VA「僕らのポプコンエイジ2018」よこすか芸術劇場

今日はよこすか芸術劇場へ、「僕らのポプコンエイジ2018」を観に行く。
先週の神戸・府中に続いての開催。今週もしっかりと追いかける。
横須賀へ行くのは昨年行われた「僕らのポプコンエイジ2017」以来。
せっかくなのでちょっと早めに家を出て、どぶ板通りとヴェルニー公園を散策。
どぶ板通りは思っていたほどゴチャゴチャしていなくて、どこかあっさりとした印象。
それでも店の佇まいや看板の感じ、セーラー服の水兵さんが行き交うところは異国情緒たっぷり。
ヴェルニー公園は昨年同様、薔薇の花がたくさん咲き乱れている。いろいろな種類があるのに感心。
土曜日の昼下がり。水兵さんが行き交い、軍艦が停泊してる港。とってものどかなひととき・・・。
緊急事態には絶対にならないで欲しいと切に願う。この街はちょっと考えさせられてしまうところがある。
16時40分ごろ会場入り。今日の席は1階A列6番。最前列かと思いきや、A-A列とB-B列が前にある。
だけどステージ下手左端なので前にはB-B列しかなく、実質的には二列目のポジション。
ステージ上のライトやピアノでバンドはかなり見切れているけど、この際ガマンガマン。

BGMで流れていた中島みゆき「時代」が終わると、フロアが暗転して17時ちょうどに開演。
まずはChageと元“雅夢”の三浦和人が、ドラム、ベース(平賀和人:NSP)、ギター、
キーボード×2のバンドをバックに、“チャゲ&飛鳥”の「流恋情歌」を披露。
二人のトークに続いて、トップバッターChageのステージ。「終章(エピローグ)」「NとLの野球帽」を演奏。
続く相曽晴日はいつもながらの透き通った唄声で、「舞」「ロータスの岸辺」を唄う。
そして相曽さんから「みんなのアイドル」と紹介され、ステージ下手からユッコが登場。
ポプコンにまつわる思い出話をしばらくしてから、「セ・ラ・ヴィ(それが人生)なんて早すぎる」を唄う。
この曲は当時、10代の若者が自殺をしてしまう事に胸を痛めて書いたのだそうだ。
神戸・府中では白のパンツルックだったのが、今夜は黒のパンツルックのユッコ。
今夜のMCは曲作りに関する事が多く、沖縄への妄想を膨らませて書いたという紹介で「シンデレラサマー」。
そしてChageがステージに登場。今日も手にはしっかりとストローが握られている。
「これからコンサートとかやられると思うので、コンサートグッズでストローを!」と言うChage。
えっ? ひょっとして本格的に活動再開? 何気なく言った言葉なのだろうけど、ちょっと気になるやり取り。
そして「ふたりの愛ランド」が始まり、お客さんは総立ちになって大盛りあがり。
神戸・府中はステージ上手で観ていたけど今夜は下手なので、ユッコがたくさん近くに来てくれた。

次に登場したのは伊藤敏博。この人も懐かしい・・・サングラスをかけて、ちょっとイメージが違う。
だけど澄み切った声で唄う「サヨナラ模様」はあの時のまま。唄というヤツは本当に永遠。
当時、佐々木幸男・鈴木一平とともに「地方に住んでいる三兄弟」と呼ばれていたという話から、
鈴木一平の「水鏡」をカバー。あまり印象に残っていない曲だけど、聴くとやはり思い出す。
そして静かなピアノのイントロに乗って、クリスタルキング・ムッシュ吉崎が登場。
曲はもちろん「大都会」。田中昌之の高音パートもひとりで唄いこなしているところに感動。
吉崎さんは70歳の古希を迎えたというのに、そのルックスやヴォーカルは全く衰えていない。
お客さんにアクションのレクチャーをしたあと、「北斗の拳」でお馴染みの「愛をとりもどせ!!」を披露。
続いて三浦和人のステージ。“雅夢”の「秋時雨」「愛はかげろう」をしっとり弾き語る。

ここで相曽晴日・石川優子・庄野真代が、三人揃ってステージに登場。
今回のテーマでもあるコラボレーションということで、「思い出まくら」「待つわ」をセッション。
思いがけずユッコの唄が聴けてラッキーだったけど、相曽さん庄野さん中心だったのが残念。
でもどちらも大好きな曲なので、この三人の組み合わせで聴けたのは嬉しかった。
そしてそのまま庄野真代のパートに突入。この人もあいかわらずのルックスと唄声。
ポプコンでは譜面歌手として唄った「グッドバイ・モーニング」を披露。
なかなかイイ曲だと思っていたら、サンディーのグランプリ受賞曲だと知ってビックリ。
続いて三浦和人が加わって「平和のうた」。「今もポプコンがあったらエントリーしたい」と
庄野さんは言っていたけれど、なかなか素敵な曲。確かにグランプリも夢じゃない感じ。
そして最後は出演者全員が登場して、“上條恒彦&六文銭”の「出発(たびだち)の歌」をセッション。
今夜も大団円という感じの展開、アンコールは無しで19時10分ごろ終演。

せっかく横須賀まで来たので、どこかへ寄っていこうと店を探す。
どぶ板通りの店はちょっと敷居が高いので、横須賀中央駅前をブラブラしてみる。
いくつか良さ気な店があったけど、「港や」という店に吸い込まれる。
魚料理が中心の居酒屋、リーズナブルな値段で雰囲気もなかなかイイ。
さすがは三浦半島ということか? とにかく刺身がメチャメチャ美味しい。
ビール、酎ハイ×2、日本酒と呑み進めて、21時前にはおひらき。
横須賀といえばカレーということで、近くの「ベンガル」というカレー屋でシメ。
素敵なママが切り盛りしていて、ポプコンライブの話をして盛り上がる。
そして隣に座った兄ちゃん、バッグを椅子から落としてしまった私を気遣ってくれた。
本人は当然のように言っただけだろうけど、さりげない優しさが嬉しかった。
いい街にはいい店があり、いい店にはいい人が集まる・・・と思った。
来るときは東横線で横浜まで行って京急に乗り換えたけど、
帰りは京急で品川まで行って山手線に乗り換えることにした。
京急は空いていて快適だったけど、山手線は鬼のように混んでいた。
週末束の間の小旅行、23時過ぎに帰宅。

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