Vintage Trouble「JAPAN TOUR 2018」渋谷 CLUB QUATTRO
今日は渋谷 CLUB QUATTROへ、Vintage Trouble「JAPAN TOUR 2018」を観に行く。
“Vintage Trouble”のライブを観るのは一年ぶり。前回はBillboard LIVE TOKYOで全席指定。
オールスタンディングで観るVTはどんな感じになるのか? 楽しみにして会場へと向かう。
18時30分開場だったけど、仕事が終わらず会場入りしたのは19時10分ごろ。
フロアはけっこう埋まっていたので、フロアやや後方のステージ真正面に陣取る。
それでもステージが高いから、けっこうよく見えるので好きだなこのハコ。
本日はSOLDOUTということで、フロアはお客さんでびっしりと埋め尽くされる。
予定通り19時30分ちょうどに開演。
「Are You Ready?」という煽りのアナウンスを合図に、メンバーがステージに登場。
Drums:Richard Danielson、Bass:Rick Barrio Dill、Guitar:Nalle Colt、Vocal:Ty Taylor、
そしてサポートメンバーのKeyboards:Brian London。沸き起こる轟音のような歓声。
お客さんがステージ前に押し寄せるかと思いきや、そのような事はなくそのままの位置で楽しむ。
まずはギターのNalleが「さくら」をつま弾き、「STRIKE YOUR LIGHT」から演奏がスタート。
序盤はぶっ飛ばして行くのかと思いきや、ミディアムテンポの「DOIN' WHAT YOU WERE DOIN'」から
バラードの「GRACEFULLY」へと続く。ソウルフルなTyのヴォーカルが、たまらなくイイ。
お客さんが口ずさむファルセットをバックに唄うTy、なんだか映画のワンシーンを観ているみたい。
「THE BATTLES END」をはさんで「BLUES HAND ME DOWN」。やっぱりこの曲、カッコ良過ぎる。
予想通りと言うかなんと言うか、Tyはスピーカーによじ登ったり、ガードフェンスを歩いたり。
その自由奔放でしなやかなパフォーマンスに、思わず目が釘付けになる。
ドラム、ベース、ギターも三人三様で、それぞれにイイ味を出しながらゴキゲンなサウンドを奏でる。
それが一番顕著に現われたのが、ライブ後半に演奏されたインストナンバー「GET IT」。
サポートのキーボードがリードする形で、たまらなくFunkyでBluesyな演奏を繰り広げていく。
それぞれのソロパートもふんだんに織り込まれて、その演奏の素晴らしさに改めて魅了される。
再びTyがステージに登場して、始まったのは「KNOCK ME OUT」。
Tyは曲の途中でステージから降り、お客さんをかき分けてフロア後方へと向かう。
一段高くなっているフロアのテーブルに立ち上がり、まわりに群がったお客さんに向けてダイブ。
このダイブが思い切り勢いがついていたので、その反動に耐え切れずお客さんはグシャっと将棋倒し。
まったく無茶するわぁ~。楽しいけどちょっとヒヤッとしたので、倒れたお客さんを何人か救出。
だけどそれをきっかけにして、立ち位置がググッとステージ前に近づいた。
最後は「RUN LIKE THE RIVER」を演奏して本編は終了。
アンコールに突入し、スポットに照らされたドラムから「NOT ALRIGHT BY ME」が始まる。
これもすっかり定番となりつつあるお客さんのスマホライトが、幻想的なムードを作りあげる。
続いて「TOTAL STRANGERS」。この曲を聴くと、なんだかとっても血が騒いでたまらない。
演奏が終了してお客さんのコーラスだけが鳴り響く中、メンバーはいったんフロアに降り、
お客さんの間をすり抜けるようにしてステージ下手のバックステージへと退場。
演奏時間は90分足らず、あっという間だったけどとても楽しいライブだった。
時間はまだ21時。ライブがずいぶんと早く終わったので、久しぶりに百軒店の「鳥升」へ。
この店は閉店時間が早いので、こういうチャンスでないと行けないのだ。
あいかわらず不愛想な店長(いい人なんだけどね)、だけど焼鳥はメチャメチャ旨い。
欲張って一気に六本食べたら、それだけでお腹イッパイになってしまった。
22時過ぎには閉店のためおひらき。そのままバスに乗っておとなしく帰宅。
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