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2018年6月10日 (日)

JOY-POPS「Wrecking Ball」いわき THE QUEEN

今日は福島県いわき THE QUEENへ、JOY-POPS「Wrecking Ball」を観に行く。
奇蹟の復活を果たした村越“HARRY”弘明と土屋公平のユニット“JOY-POPS”、
各地で熱いライブを繰り広げているけど、個人的には4月の渋谷以来二回目の参加。
いわきへは常磐線特急ひたちで2時間以上かかる。ちょっと迷ったけど、ここは行っておかないと。
上野駅を11時ちょうどに出発して、弁当を食べたりしながらのんびりと旅気分を味わう。
完全に勘違いしていたけど、特急ひたちは品川駅から出ているのね。上野駅始発かと思い込んでいた。
でも上野駅から乗るのは独特な旅情を感じられて、それはそれで良いなと感じた。
13時15分、いわき駅に到着。初めて来る街に降り立つ瞬間はいつもドキドキする。
あいにくの小雨模様の中、しばらく街を散策する。通りには出店が立ち並んでいる。
雰囲気はとても良いのだけれど、道を歩いている人は少なく、ちょっぴり寂しい感じがする。
平中央公園に立ち寄り、それから磐城平城跡へ行こうと思ったところで時間切れ。

15時10分ごろ、本日の会場「THE QUEEN」へ。
階段を降りたところに店はあり、既にたくさんのお客さんが集まっている。
Tシャツとピックを購入して、しばらく待機。店のマスターと思しき人が、熱心に列を作っている。
予定通り15時30分開場。整理番号A-051で入場。フラットなフロアには椅子がたくさん並んでいる。
正面は見ずらそうだったので、ステージ下手の通路際五列目に座る。なかなか良いポジショニング。
お客さんは全部で百数十人といったところか? 全員着席出来るようになっているらしい。

予定時間の16時をちょっと過ぎたころ開演。
ステージ上手から二人は登場して、上手にHARRY、下手に公平がスタンバイ。
これまで通り「7th Ave. Rock」から始まり、続いて「安物ワイン」。
二本のアコースティックギターでザクザクと刻まれるリズムが、心地良く身体を刺激する。
今日は全員着席というスタイルだけど、思わず腰がウズウズしてしまう。
「HARRY!」という掛け声に「サンキュー」と応えるHARRY、「どうもこんばんは~JOY-POPSです」と挨拶。
グッとテンポを落とした「Angel Duster」、HARRYと公平の掛け合いのヴォーカルに心が躍る。
続いて「Empty Heart」。渋谷で観た時は「Pardon Me」だったのが、昨日の仙台で差し替えになったらしい。
こいつはちょっとした衝撃。この先のライブでも、どんどん進化していくという事だろうか?
次の「Get Out Of My Mind」と並んで、“JOY-POPS”名義でリリースされたナンバーになるんだな。
ここでギターをアコースティックからエレキへと持ち替えてキラーチューンの「カメレオン」。
HARRYはテレキャスを解放弦でかき鳴らし、両腕を上にあげて「カーメレオォ~ン♪」と叫ぶ。
そのままエレキで「Feel So Down」、HARRYのみアコギに持ち替えて「FRIENDS」を演奏。
「いつもそばにいた oh Friends おまえが見えなかった 見えなかった」とは、なんとも泣かせる歌詞。

ここでHARRYがおもむろに話し出す。「オレが公平と出会ったのは1980年、まだ20歳のとき。
その頃からずっと曲作ったりしてきたんだ。エライでしょ」と言い、照れながら「エライだろ」と言い直す。
Folkyにアレンジし直したという「かえりみちのBlue」、重なり合うHARRYと公平の唄声がたまらない。
どっぷりと重たい「道」を演奏したあと「すれちがい」。ワウを効かせた公平のギターが最高にBluesy。
次はHARRYのソロナンバー「Midnight Sun」。公平のギターとコーラスが重なると、また違った趣き。
メンバー紹介をはさんで、HARRYと公平がそれぞれ持ち寄った新曲「新しい風」「デルタのSue」を披露。
公平ヴォーカルの「Sugar Sugar」に続いて、公平がジャングルビートを刻んで「Yooo!」が始まる。
これまで座って聴いていたお客さんが立ちあがって踊り出す。ステージは見えにくいけど楽しいからイイや。
続く「No More Trouble」では、HARRYと公平が交互にステージ前方に出てきてギターソロ。
そしてまたもや曲の差し替え。「いいことないかな」の替わりに「Special Women」を演奏。
サビの部分はお客さんみんなで大合唱して、それほど広くないフロアはダンスホールと化す。
本編最後は「Back To Back」。公平のギターがあいかわらずカッコ良くてゴキゲン。

アンコール、ツアーTシャツに着替えてHARRYと公平がステージに登場。
「HARRYがひとこと言いたそうだぜ」と公平がふると、「こんなに盛りあがってくれてありがとう」と言うHARRY。
そして「デビューアルバムからヘヴィーなやつ演るぜ」と、「マスターベーション」が始まる。
公平が「天国列車」でSpacyなヴォーカルを披露したあと、最後の曲は「ありったけのコイン」。
アコースティックギター二本で締めくくるというのが、“JOY-POPS”らしくてイイなと思った。
こうして18時10分ごろ、演奏はすべて終了。

せっかくいわきまで来たので、電車の時間まで呑んでいく事にする。
ホルモン焼の店がけっこうあったけど、魚がイイかなぁ~と「げんた」という海鮮居酒屋へ。
こじんまりとした店だけど、料理がとっても美味しくて我ながらナイスな選択。
1時間ほど満喫して、20時16分発の特急ひたちに揺られて東京へと戻る。
強行スケジュールの遠征だったけど、とても充実した一日だった。

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