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2018年7月 7日 (土)

ナイロン100℃「睾丸」池袋 東京芸術劇場 シアターウェスト

今日は池袋 東京芸術劇場 シアターウェストへ、ナイロン100℃「睾丸」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチが主宰する“ナイロン100℃”の結成25周年記念公演第二弾。
それにしても「睾丸」とはすごいタイトル。最初は(仮)となっていたけど、そのまま正式タイトルになった。
いつもなら下北沢の本多劇場だけど、今回は池袋の東京芸術劇場。ここへ来るのは久しぶり。
18時前に池袋駅に到着して、しばらくあたりを散策。このあたりはウェストゲートパークだな。
そして18時15分ごろ会場入り。今日の席はM列10番、一番後ろの席だ。
だけどこじんまりとしたフロアなので、ステージはよく見える。むしろ全体が見渡せて良いかと。

予定通り、18時30分開演。いつもそうだけど、オープニングのタイトルバックがカッコいい。
2018年の25年前が1993年ということで、物語は1993年をメインに繰り広げられていく。
そのまた25年前の1968年に学生運動に明け暮れた夫婦(三宅弘城・坂井真紀)。
すっかり冷め切った関係の二人のもとに、学生運動の同志(みのすけ)が転がり込んでくる。
そこから始まる25年前の出来事との葛藤と、それぞれの気持ちのズレ。そして現在の人間関係。
主人公は三人だと思っていたのに、途中から出てきた端役が最後には殺人事件まで起こしてしまう。
激しい言葉のやり取りから、ちょっとしたサスペンスタッチの展開へ。固唾を呑んで見入ってしまった。
そして最後は、なんとも呆気ない幕切れ。なんとなく釈然としないヘンな感じ。
芝居を観たあとはいつもそう。そういう芝居を好んで観ているというのもあるのだろうが。
1幕:1時間30分、休憩:10分、2幕:1時間30分。たっぷりと堪能することが出来た。
2幕が始まって早々、地震でゆらゆらと揺れた。芝居の演出かと思うぐらい。でもちょっとビビった。

終演後は久しぶりに「豊田屋」で呑む。
“ザ・呑み屋”といった雰囲気で、やっぱりこの店は最高。
くらげ刺身やさば塩焼など、ちょっと珍しいモノをつまみながらビールとホッピー。
23時にラストオーダーのため、そのままおとなしく帰宅。

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