金子マリ & BUX BUNNY+Char「古田たかし還暦記念興行 ~しーたか60祭~」下北沢 GARDEN
今日は「海の日」でお休み。
ハッピーマンデーになると、今日が何の日で休みなのかわからないので困る。
朝からものすごい暑さで、午前中はエアコンを効かせた部屋でのんびりと過ごす。
リビングのラグを洗濯したら、ものすごくスッキリした。
午後になって出かける。
今日は下北沢 GARDENへ、「古田たかし還暦記念興行 ~しーたか60祭~」を観に行く。
しーたか還暦ですかぁ~! 全然そんな風には見えないけど、まずはメデタイ。
そんなしーたかがドラムを叩く“BUX BUNNY”とCharが共演するとなれば、見逃すわけにはいかない。
15時30分開場というので、ギラギラと太陽が照り付ける中を下北沢へと向かう。
しかしこうも暑いと、遊びに行くにも覚悟がいるな・・・ホント、冗談抜きの話。
なんとか無事に会場へたどり着き、地下2階のスペースで待機して、予定通り15時30分開場。
整理番号79番だったけど、呼び出しが何故か31番からだったので50番目ぐらいで入場。
椅子席だと思っていたのにスタンディングで、ステージ下手最前列のガードフェンスを確保。
キーボードに隠れてステージが見切れているけど、なんとかギリギリ見えるような感じ。
ほぼ予定通り、16時過ぎに開演。まずは“金子マリ & BUX BUNNY”のステージ。
Bass:鳴瀬喜博、Keyboards:難波弘之、Guitar:土屋昌巳、Chorus:うえむらかをる&玲里、
Vocal:金子マリ、そしてもちろんDrums:古田たかし。しーたかは赤地に白いドットのベストを着ている。
演奏は「そして、長い旅」からスタート。ナルチョのフレットレスのプレシジョンベースが気持ちよく響く。
難波さんのキーボードの音色も素敵。そして何と言っても特筆すべきはギターの土屋昌巳。
今更ながらの「音楽性の違い」を理由に脱退した“ヒョコ坊”永井充男に替わり、今回から新たに参加。
あの“一風堂”の土屋昌巳が“BUX BUNNY”に加入するとは驚いたけど、意外と合ってるんだな。
「気まぐれ雨」を演奏したところでMC。「声が枯れるまで喋ってイイと言われた」と言うナルチョ。
「マリリンキャネコとバックス連合」とか、「金子マソをよろしくとチャ一(チャイチ)に言われた」とか、
「すみれSeptemberジャパンのワンフードー(一風堂)」とか、いったいその言葉はどこから出てくるのか。
さすがに巻きが入って演奏再開、「早く目を覚ませ」「それはスポット・ライトではない」をプレイ。
今夜もマリちゃんは絶好調。唄のうまい人はたくさん居るけど、唄の“あったかさ”では群を抜いている。
ここでゲストVocalの小川美潮がステージに呼び込まれる。
“チャクラ”のレパートリーから、「めだか」と「福の種」を唄う。
こちらの“唄姫”もまた強力。伸びのある唄声と独特なキャラクターが最高。
“BUX BUNNY”と“一風堂”をバックに、“チャクラ”のナンバーを聴けるなんて貴重な体験。
小川美潮は二曲で退場して、再び“BUX BUNNY”のナンバーから「あるとき」。
マリちゃんのパワフルなヴォーカルに、うえむらかをると玲里のコーラスが心地良く重なる。
そしてSax:古村敏比古が加わり、ナルチョは黒いフレッテッドのジャズベースに持ち替える。
ナルチョのソロアルバムから「EXTRAORDINARY」。前回のライブではサックスのパートを
難波さんが弾くので大変だと言っていたけど、今回は古村さんのサックスが入っての演奏。
最後は「Super-natural Man」。ナルチョのチョッパーベースが炸裂して、もぅ~大興奮。
70分ほどの演奏。“金子マリ & BUX BUNNY”シーズン2の幕開けにふさわしいステージ。
セットチェンジをはさんで、17時30分ごろからCharのステージ。
Bass:澤田浩史、Vocal&Guitar:Char、そしてDrums:古田たかし。しーたかは赤いベストに衣装替え。
「APPLE JUICE」から始まって「からまわり」「LAST NIGHT」と、アルバム「Moon Child」のナンバーが続く。
強力なしーたかのドラムと澤田さんのベースをバックに、自由自在にギターを操るChar。
そして本当にいつの間にかという感じで、Keyboards:Dr.kyOnが演奏に加わっている。
続いてしーたかとのエピソードを織り込んだ歌詞で「KUSRIYA」を唄う。さすがにCharはトンチが利いてる。
「立派なスリッパ(邪魔なパジャマ)」を演奏したあと「RIDE ON ME」。今夜はとことん「Moon Child」なんだな。
そして「WHY AREN'T YOU READY」。この曲はスリリングな雰囲気が大好きなナンバー。
本編最後は「SMOKY」。レゲエ調で始まり、途中からいつもの曲調になるという斬新なアレンジ。
だけど個人的にはちょっと消化不良かなぁ~。いつものアレンジの方が燃える。
途中のドラムソロとベースソロは、めちゃめちゃカッコ良かったけれども。
アンコールは、本日の出演者が入り乱れてのセッションタイム。
しーたかはほっぺたに渦巻きメイクをほどこして、メンバーをステージに呼び込む。
まずはDrums:古田たかし、Bass:鳴瀬喜博、Guitar:Char、Keyboards:Dr.kyOn、
Percussion:澤田浩史、Vocal:金子マリというメンツで「JOY TO THE WORLD」。
このメンツが揃えば、やっぱりこの曲しかナイよねぇ~。ゴキゲンだぜ!
そして更に残りの出演者全員が加わって「最後の本音」。澤田さんとナルチョのツインベース。
ナルチョはガードフェンスに片足をかけてのベースソロ。あいかわらずテンション高いな。
続いて「IN-A-GADDA-DA-VIDA」。“Iron Butterfly”というサイケデリックRockバンドの曲らしい。
ここで出演者の方々は退場して、しーたかがひとしきり感謝の言葉を述べる。
そしてKeyboards:Dr.kyOn、Bass:澤田浩史、AcousticGuitar:Charをバックに、
しーたかが今日のために作ってきたという新曲「ものすごくものすごく」を唄う。
なんだかとってもイイ感じの締めくくり。本当に愛されるべきドラマーなんだな。
こうして19時10分過ぎに演奏は終了。アンコールの拍手はしばらくやむ事が無かった。
まだ時間が早いこともあり、下北沢で呑んでいくことにする。
休日の夜ということもあってか、いつもは超満員の「づんでこ」に入ることが出来た。
名物の塩振りオヤジはいなかったけど、焼鳥がとっても美味しくてゴキゲン。
調子に乗ってたくさん注文してしまい、ちょっと食べ過ぎたかもしれない。
のんびりじっくりと満喫して、21時半ごろおひらきにして帰宅。
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