Carla Thomas & "The Memphis All Star Review"「LIVE」六本木 Billboard LIVE TOKYO
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、Carla Thomas & "The Memphis All Star Review"を観に行く。
「Carla Thomas 待望の初来日」と謳われているものの、実際は二度目の来日だとか・・・。
でもそんな事は大した問題ではなく、こうして元気で来日してくれるだけで充分嬉しい。
個人的には1992年にニューヨークへ行った時、「TRAMPS」というライブハウスで観て以来。
あれから26年、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしながら六本木へ。
今夜は2nd Stageにしたので、開演まではかなり余裕がある。だからまずは腹ごしらえ。
ミッドタウン地下の「平田牧場」でカツを食べる。コスパ的にはなかなかイイ感じ。
21時10分過ぎに会場入り。今日はメンバーズシート19c、お気に入りのポジション。
予定通り、21時30分開演。
Drums:Steve Potts、Bass:Leroy Hodges、Hammond B-3 Organ & Keyboards:Charles Hodges、
Guitar:Scott Sharrard、Saxophone:Andy Wulf、Trumpet:Luis Valle、
Background Vocals:Berneta Miles、Background Vocals:Argie Phine Martinがスタンバイして、
まずはミディアムテンポのインストを演奏。
続いてMCに呼び込まれる形で、Carlaの妹のVaneese Thomasがステージに登場。
先週末の「FUJI ROCK FESTIVAL」のライブ配信で観たときは正直言ってピンと来なかったのだけれど、
その迫力あるヴォーカルに自然と惹きこまれる。やっぱりナマで観ないとわからないものだな。
VaneeseはBluesナンバーを次々に唄っていく。バックを彩るのは強力なメンフィス・サウンド。
ドラムもベースもギターもオルガンもホーンもコーラスも最高! 特にテレキャスの音がものすごくイイ。
Vaneeseは三曲ほどで退場し、いよいよCarla Thomasがステージに登場。
頭にアフリカンな布を巻き、スパンコールを散りばめた衣装。とってもチャーミングなCarla。
もちろんその唄声もゴキゲン。Vaneeseよりも落ち着いた感じの唄声だけど、とても暖かみを感じる。
「I've Got No Time To Lose」「Little Red Rooster」といったBluesナンバーから、
大ヒットしたポップチューン「B-A-B-Y」まで、変幻自在に唄いこなしていく。
ライブ終盤は再びVaneeseが加わり、二人揃ってソウルフルな唄声を披露する。
CarlaとVaneeseはヴォーカルのタイプが違うので、二人で唄うとそのコントラストが楽しい。
最後は亡き父Rufus Thomasの代表作「Walking The Dog」を唄ってフィナーレ。
アンコール無しの約80分のステージ、22時50分ごろ終了。
昨日の今日で正直疲れていたし、仕事も忙しかったし、キャンセルしちゃおうか?とも思った。
だけど行ってよかった。ライブはそれなりの回数行ってるけど、あまり味わったことが無い気持ち。
「感動した!」というのとはちょっと違う。「持っていかれた!」「魂を揺さぶられた!」という感じ。
やっぱりライブは最高だ。
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